ヘタリア Ｗorld Ｓeries 第２４話

ロマーノの悲鳴を聞いて駆けつけたスペイン、なんとそこにはロマーノを捕まえたトルコがいたのでした。
フランスとは比べものにならない強敵を前にして躊躇うスペインでしたが、ロマーノの助けを請う声に苦笑を浮かべるのだった…。

というわけで、物語はいよいよスペインとトルコが対峙することになりました。
トルコの言う通り、この時のスペインのひょろっちいこと!!
並んだ時の背の差が凄いな。
それでもロマーノを守るために立ち向かっていったスペインが格好良いです。
「許さないぞぅ!!」が戦隊ヒーローっぽくて笑った。
台詞はほぼ関西弁に統一しちゃったんだね、ちょっと残念、ちょっとだけね。
一番残念だったのは「だめ。すっごくだめ～」が「あかん。めっちゃあかん」に変更されてたことかな。
微妙なニュアンスなんだけど、こう…違うんだよなぁ。
「だめ」の方が可愛いというか、スペインが若いって感じがするというか、トルコの方が年上って感じがするというか。
まぁスペインだったら何でも、どんな言葉遣いだろうと可愛いので、許す。

それから剣を抜く前の表情が凄く良かったと思う。
若くてひょろっちくて、それでも保護国を守りたいという意思を込めて、強大国オスマン・トルコに向かって行くギリギリの表情が良いよね。
「ボコボコにしたるからな!!」の後にハァハァ言ってるスペインもいっぱいいっぱいって感じで可愛いよ!!
そして、そんなスペインの様子を見て余裕で帰って行くトルコが格好良い!!
宣戦布告と受け取ったのに、アシュレを食べたいという理由で変えるおっさん!!
次に会う時は戦場だなって去って行くおっさん!!
大人の余裕を見せつけられた感じだよ。

再び登場の女王フアナ!!
根谷さん福井県出身らしいのに関西弁の発音って結構違うんだねぇ。

<<若干時代考証についての愚痴>>

だけどフアナは1479年 - 1555年の人物。
今回は戦っていないとはいえ本家ヘタリア年表によるとスペイン・トルコ戦争は1561年- 1567年。
……フアナ、いねぇっ!!
このスペインの上司ってフェリペ２世じゃないか？
本家の絵も男性の上司に見えるし。
スタッフぅ…。
馬で小野坂さん登場してるなら、この上司を小野坂さんにお願いしても良かったんじゃないか？
フアナ好きだけど、根谷さんの発音にダメ出しもしないけどね。
たぶんスペイン語を教えてる時に登場したのがフアナだったから、そのまま登場させたんだろうね。
この時代の服は～とか考証するつもりは無い、本家の間違いだって気付かずそのまま流しても別に良い。
だけど本家見て作ってるんじゃないの？
せめて本家見ろよ!!

<<おわり>>

次回でいよいよ締めですか!?
アニメで言及されてないから、くるんが何かなんて言わずに単に引っ張らせるだろうな。
そしてようやくここで頭突きが披露されるわけですね。
タイトルコールの病みスペインの絵はどうなるかな？