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Fate/Zero 第14話「未遠川血戦」

2012年04月08日 | Fate/Zero
長かったようで短かった休憩時期を終え今日ついに2ndシーズン開始!!
新OP・EDでワクワクすると同時に切なかったり…Stay night知ってるだけに、ね。
それにしてもOPもEDも切嗣(´;ω;`)ウゥッでしたね。
OPは歌詞が、EDは全てが…もう切なすぎる!!

さてさて物語はキャスターが召喚した凄く気持ち悪い怪物を他のサーヴァント達でフルボッコにしようぜ!の続きから始まります。
1stシーズンのラストでノリノリで終了したのに驚異的な再生能力で怪物相手に手を拱くセイバー達、そしてランサーはセイバー達が活路を開いてくれるのをアイリの横で待ってるだけ!
そんな時おそらくギルガメッシュが召喚した乗り物で上空から見物するギルガメッシュと時臣。
キャスター討伐は時臣が一つ消費した令呪を補充するために綺礼の父、璃正と画策したものだった。
なのに予想外にキャスターが召喚した怪物が醜悪だったせいでギルガメッシュは宝物使いたくないとか、庭の掃除は庭師の仕事だろとか言って協力してくれません。
時臣も理由が理由だけに、どうしてもギルガメッシュで倒さないといけない理由を話せないだけに煽てて、宥めすかして、説得して、令呪使ったら簡単だけど関係決裂は必至だしな…と困っていたら、ようやく重い腰をあげてくれたよ!
…本当は倒せないんじゃない?くらいは言っても良かったのかもしれない。
令呪使って関係悪化よりはマシだったかも…というか、後で令呪得るためだったのかよ!?と怒られるかもしれないけどね。
時臣の顔を立てて攻撃したったと言ってたのは時臣の真意を見るためだったと思うけど、仲直りのチャンスだったのかもしれないと夢想してみる。
バーサーカーのマスターの相手をして来ますと時臣が言った時も任せるって言ってくれたし。
とは言いつつバーサーカーの相手するのが楽しかったのと、そのマスターにはあまり興味がなかったというのが本音だろうな。
時臣を信頼してるとかじゃなくて、もし時臣が死んでも代わりはいるものってことで。

怪物の目撃者が増えてきてます、という報告を璃正さんにした綺礼はキャスター討伐に向かった時臣の助勢をするように言われ雁夜と対峙する場所に辿り着きます。
というのに物陰から覗き、構えていた武器をさげたのはどういうことなんだろう?
ギルガメッシュに促されたとはいえ未だ自分の中に潜むものに気付いていないと思うんだけど…。
どちらに加勢するか決めかねたのか、時臣がピンチになってからでも良いかなとか?

葵さんのことはともかく桜を辛い環境にやったこと、魔術のことが第一なこと。
それらは雁夜の一方的な逆恨みだと思っていた。
稀有な才能を持って生まれた二人を生かすために桜を養子に出したが、自分が成せなかった時の為に分けられたと言い、姉妹が争ってもいいと言い、幸せな風景を凡庸だと言った時臣。
だけど時臣も魔術を厭い逃げた雁夜に対して怒りを覚えていた。
彼が出奔したおかげで桜の養子縁組がなされたことで追及はしなかったんだろうけど。
ここで注意したいのは安易に雁夜の言い分に全面同意することだと思う。
魔術と当然縁のない視聴者は雁夜の言うことが尤もで、時臣は悪い奴だなぁと思うだろう。
しかしこの争点は一般人vs魔術師なところである。
価値観が同じはずがない。
捨てるには惜しい才能を持って生まれた我が子を力を活かせる環境で育てたいと思うのは当然で、同業者(ましてや始まりの御三家の一つ)が手を差し伸べてくれたら掴むだろう。
魔術から逃げた人間が魔術師の世界に口出しするな、というのも当然の考え方じゃないだろうか。
(他家の魔術は秘密だろうし)間桐の魔術にあわせるために無体なことをされてるとは思いもよらないんじゃないだろうか。
…とはいえ最後のは知っても魔術師になるためには仕方ない、と言いそうだけど。
逆に凛だけ魔術師に育てて桜は凡庸な幸せの中、つまり間桐ではなく遠坂家で普通の子として育てろと思うかもしれない。
だけど生きたまま標本にされるかも…ということを雁夜は知らない。
雁夜は一般人の感覚で魔術を嫌っていることも相俟って時臣を詰り、時臣は魔術師の感覚で逃げた雁夜が何を言うのかと怒っている。
…うん、平行線だね!!
これは突き詰めても境界線上にはならないんじゃない?

橋の上から旦那すげー!!と大興奮だった龍之介。
どこからか狙撃され自身の内から溢れる血に美しさを見つけ、最初から言っておいてよ…と落ち込んだところを今度は頭を狙撃され絶命するのでした。
彼らの美意識には同意出来ませんし理解も出来ませんが散々芸術を口にしていましたから美を追求しているだろうことは分かります。
もしかしたら彼が子どもを好んで殺していたのは血がより綺麗だったから、なのかもしれません。
とはいえ落ち込んだと書きましたが彼は不幸だったのでしょうか?
おそらく答えはNo。
結局見つけられたし、キャスターという理解者も得、彼らなりに楽しい日々を過ごした。
謎の黒い靄(^_^;)のせいではっきりとは見えませんでしたが満足気な表情をしていたように見えました。

キャスターのマスターらしき人物を仕留めたと言った切嗣に「確証無かったのかよ!?」と思ったんだけど、目標を殺すためには旅客機も落とす人でしたね、そういえば。
それは昔の話でホテルから人を脱出させてたからアイリと出会いイリヤが生まれて変わったのかなと思ったんだけどな。
あの状況で呆然とする人々の中で一人はしゃいでる人がいたから狙ったのかな。
もし間違いでも、あの状況で嬉々としてる奴はろくでもない人間だろうから問題ない!ということなのかも?
いずれにしろ怪物に手も足も出ない状況では近くに潜んでるかもしれないマスターを狙うのは常套手段だよな。
だけどマスターじゃなくてサーヴァントの方を倒して欲しいなぁ…と思ったり。


次回「黄金の輝き」
時臣とギルガメッシュの溝がセイバーと切嗣と同じくらい深いのはどうにかならないのかな。



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