華々しき一族☆

ルテアトル銀座で、

「華々しき一族」を観てきました☆


出演は、若尾文子さん、藤谷美紀さん、

松村雄基さん、吉野紗香さん、徳重聡さん、

西郷輝彦さんの、６人でした。

こんなに、出演者が少ないのに、

むしろ少ないから、逆にセリフは多く、

場面転換がないまま、お話が進んでゆきました。

だけど、説明台詞に聞こえそうな、長い台詞も、

説明に聞こえなくて、

だんだんと、華々しい一族の中の、

不思議な関係性が見えてくるのが、すごく面白かったです☆


若尾さんのお芝居を初めて拝見しましたが、

とても品があって、たたずまいから、指の先まで美しくって・・・。

踊りの先生という設定でしたが、踊る場面がないのに

身のこなしなどから、新聞に載る程の踊り手なのだ

という事が分かり感動しました。


それからそれから、松村雄基さん☆

もう、何も言う事はないくらい、やっぱり素敵！

三枚目も、ワルもなんでもできる方で、

だけど、今回は正統派の二枚目！！

これぞ！という感じで、堪能させて頂きました。

本当に、好青年から、官僚から、お化けから。

すごいぃぃ・・・。

戦争や、出征の話って、昔の話というイメージがあって、

今はあまり実感がないですが、

昔の人も、今と変わらない、普通の人だったはずで。

もしかしたら、自分の友達が出征に行くという状況もあったはずで。

雄基さんのお芝居を観て、出征に行く前の人間の心境を

リアルに感じる事ができました。

あぁそうか、こういう心を抱えたまま、戦地に赴く人がいたんだ、

今、色んな思いを抱えてる人がいるけど、

それは、昔も変わらないんだって。

今年も、もうすぐ終わりますが、来年になったら、

「今」はもう「過去」になるんですよね。

何十年後かに、孫とかが今の私と同い年になって

おばあちゃんは、昔舞台に立ってたとかって知ってくれる事。

それは私が一生懸命生きていた証拠であって。

私にとっては「過去」ではなくて、「私」なんですよね。

うまく言えないけど、舞台を観て、その事をすごく感じました。

過去の事のはずなのに、舞台上では、今リアルに起きていて、

実際にこういう人がいたんじゃないかなと思うほど。

すごいと思いました。


母と、母がお世話になっている、

レディス４チームの皆さんとご一緒させて頂きました。

若尾さんも、とてつもなく美しかったけれど、

レディス４チームの皆さん、お美しい☆☆

お、折井家、頑張らなくちゃです笑！！


お休みコラーゲン！！