Richard's Blog

リチャードの雑記帳

2006-2007年末年始の旅-(3)

2007-01-08 09:51:46 | 国内旅行
ツアーバスは青森から日本海側を南下して秋田県の男鹿半島にやってきました。
男鹿といえばなまはげです。

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15時18分。最初にやってきたのは真山(しんざん)神社。
秋田杉が茂り、修行場として崇められてきた標高567mの真山の山腹にある神社。
創建は景行天皇の時代(71~130年)。



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真山神社の入り口にある集合写真用におかれている「なまはげ」さんと
記念撮影。




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神社の本殿に向かいます。


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境内にはこんな丸木船もありました。


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本殿横の神楽殿に安置されている江戸時代に作られた御輿。


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そして本殿で、今年2番目の初詣?



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真山神社にお参りした後、すぐ近くにある「なまはげ」の伝承館に行き、なまはげ見物をしました。


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なまはげの実演が行われる伝承館。 古い民家を使用して行われる。


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中に入り、最初に男鹿の「なまはげ」についての説明が行われる。


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そして、劇スタイルで始まる。
設定は大晦日の夜、ある家。
左がこの家の主人、右は近所の知り合い?が来て話をしている。


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すると、突然、戸を激しく開ける音がして、なまはげが二人入ってきます。


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主人は、「なまはげ」二人をごちそうでもてなす。


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そして部屋の中を探し回りながら、嫁と子供はどこだぁーと。
悪い子はいねぇーかー。

観客の中に小さな子供もいて、終始、怖い、怖いと泣き叫んでいた。
30分ほどで実演は終わった。


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実演の伝承館の隣には、なまはげを展示した「なまはげ館」があります。



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なまはげ館の入り口。
(クリック)



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そして、この日の観光も終え、17時頃、2日目の宿泊先、セイコーグランドホテルに到着。


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ホテルのロピーにもかわいいなまはげ人形が。


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この日の夕食は広間でひとりづつ、お膳の上においしそうな料理がいっぱいです。
(クリック)



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そして、食事中、男鹿名物の石焼き料理の実演が始まりました。
ホテルの人から、みなさん、どうぞ近くに来て観てくださいと。

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熱く熱した石です。


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そして、ぶつ切りにした鯛を桶の中に入れ、熱した石を入れます。


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おみそで味付けします。
見ている人に味を調べてもらい、みそを微調整しておいしくします。
そして、出来上がった鯛のみそ汁を一人一人の膳に配ってくれます。



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そして、次には突然なまはげさんが一人入ってきて何かと思ったら
それは商売でした。 一組づつなまはげさんと一緒に写真を撮ってくれます。
そして翌朝出発前に、ロビーにて希望者は出来上がった写真を見て買います。



そして、記念に買ってしまいました。





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翌朝、旅の最終日、ホテルを8時15分頃出発して秋田自動車道にのり、次の目的地、岩手県の平泉に向かいます。

10時28分。 途中の錦秋湖サービスエリアで休憩です。
(岩手県和賀郡西和賀町)


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錦秋湖SA横の遊歩道。


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11時26分、平泉に着きました。
夢館(ゆめやかた)というところで、昼食タイム。


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お昼のメニューは、ひっつみ鍋、わんこそば、お寿司です。
(クリック) 

二人連れは向かい合わせに座ります。
そしてわんこそばは二段で計12個あり、ひとり6個づつの計算。

わんこそばは、よく見るような食べながら入れ替えてくれるスタイルとは違い
普通に食べます。
お寿司は前沢牛握り以外は食べ放題。
ですが、そんなにはたくさん食べられません。


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食後はフリータイム。
各自自由に中尊寺を散策します。


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地蔵堂。
中尊寺境内には多くの堂があります。


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薬師堂。


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有名な金色堂。
建て替えられた覆い堂の中に金箔で覆われた金色堂があります。
中は撮影禁止です。
(クリック)



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金色堂の旧覆い堂。
現在の覆い堂の前に金色堂を覆っていた建物。


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金色堂の隣にたつ芭蕉の像。



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金色堂を詠んだ芭蕉の句が書かれている。


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中尊寺境内にある白山神社で、またまた初詣?
こんなにたくさん初詣をしてよいのでしょうか。
(クリック)

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茅の輪。
(クリック)

これをくぐり通ることによって疫気を祓うとされているとか。

13時50分、中尊寺を最後に予定の観光を終え、一路東京に向かいます。


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16時03分。途中、安達太良サービスエリアで休憩。(福島県本宮町)


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夕方、車内で夕食用のお弁当が配られ、各自好きな時間に食べます。
今回のツアーは3日間とも3食すべてツアーに含まれています。

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東北自動車道が栃木県に入ると徐々に渋滞が始まり、最初はUターンラッシュかと思っていたら、そのうち、ぴたりと動かなくなり、添乗員やドライバーが情報を確認すると、どうやら佐野インターあたりで事故があり、そのための渋滞とか。

あまりに動かないので、ツアー客の一部が退屈だからテレビでもつけてくれてと要請。 そしてNHKのニュースを見始める。


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事故現場を通過すると、やっと渋滞は解消し、羽生サービスエリア(埼玉県羽生市)で最後の休憩をとって予定より1時間半ほど遅れて東京に戻りました。

今回の旅で青森、秋田、岩手県の一部を巡りましたが、暖冬のせいか、思ったほど雪も多くなく、ちょっと拍子抜けといった感じ。

そのため、バスでの移動も比較的スムースに走り、走行時間も予定より早めになったとドライバーと添乗員が言っていました。

今回ははじめてなまはげを観ることができたり、郷土料理などが楽しめて、まずまずの正月バスツアーでした。

(終わり)
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6 コメント

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嫁はどこ・・・? (小太り親方)
2007-01-08 21:07:36
盛り沢山のバスツアーで楽しい年末年始を過ごされて羨ましいです。

なままげは「子供はどこだぁー」が定番だと思っていたのですが最近では「嫁」も探しているんですなぁ。
最近は子供が少なくはなまげの登場する場面も減ったので「嫁」も探さないといけないんでしょうかね(爆)
もっとリアルに行くと「嫁と子供はどこだぁー!
悪いオヤジはいねぇーかー」って事でしょうか

最後のが沢山捕まっりして・・・(笑)

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Unknown (幽明廊)
2007-01-09 00:20:13
男鹿半島の真山神社の由来が景行天皇時代に遡る、というのが興味深かったです。なまはげとの結びつきも深いのですね。ためになります。今回の旅行は、ご予算的にはかなりお得な内容ではなかったでしょうか。
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目の毒です。 (さるや)
2007-01-09 14:00:02
毎回、上手なツアーのご選択、感心しています。
今回も、美味しそうで、目の毒です。
いいな~。
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嫁は? (りちゃーど)
2007-01-09 23:51:33
小太り親方、コメントありがとうございます。
なまはげの実演では、家に主人しかいなかったので、なまはげはえんま帳のような物を持参して、その家の家族構成や、家族全員の素行を調べ上げていて、
「おまえの嫁は普段から飯もろくに作らず、近所で井戸端会議ばかり開いているな」とか 「おまえも、まじめに働かず、カラオケや女遊びをしているようじゃな」とか、「おまえの子供はゲームばかりしよって、ちっとも勉強してないようじゃな」 などと主人に詰問して、主人は必死に言い訳をしたり、なまはげさんにしきりに酒を勧めたりして、ごまかそうとして、観客の笑いを誘っていました。
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真山神社 (りちゃーど)
2007-01-10 00:04:52
幽明廊さん、コメントありがとうございます。
全国にある神社は古くに造られたのがたくさんあるんでしょうね。城と違って、壊したり、焼き討ちにしたりできない、神聖で神が宿る場所ですし。境内にある杉や榧(かや)の木は、樹齢は約1140年とか。歴史好きの幽明廊は古のロマンを感じるところでしょうか。
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ツアー (りちゃーど)
2007-01-10 00:08:44
さるやさん、コメントありがとうございます。
我が家の正月は寂しいので、ついついツアーで出かけてしまいます。本当は家で楽しいお正月を迎えたいのですが。さるやさんも色々お出かけして、おいしい物を食されて、私こそ目の毒と思っていましたよ(笑)
高速をすっ飛ばして、なまはげなどに会いに行かれては。
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