三陸リアス海岸の旅2日目
ホテルの窓のそばにはカモメが時々とまってしばらくすると、また飛んでいきます。
2日目の朝、大きな広間でバイキングの朝食をいただき、8時30分、南三陸のホテルを出発。
この日の天気は小雨。
2日目の最初の目的地は陸前高田市に残った奇跡の一本松
工事中の柵がところどころに立つ中、震災前は7万本もあった松林は、全て津波でなくなり、水門と関係施設の建物がわずかに残るだけであとは広大な平地となっている。そんな中に奇跡的に残った1本の松が保存されて復興のシンボルとなっている。
奇跡の一本松エリアではつり橋が作られているが
土を運搬するだけのために作られたつり橋
陸前高田から大船渡市に移動し、おさかなセンターと、味処まんぼう、というところで昼食タイム。
海鮮丼をいただきました。
次にやってきたのは、碁石海岸
ここに三つの洞門を持つ奇岩があります。
碁石海岸を観た後、私にとって、この旅のメインである三陸鉄道の盛駅に来ました。
盛駅はJR大船渡線と三陸鉄道南リアス線が乗り入れ、接続駅になっている。
ホームにわたる連絡橋には椅子やテーブルがあり、壁には三陸鉄道復旧の写真やメッセージの書き込みなどが飾られていました。
出発前に三鉄の車掌さんと記念撮影
13時40分発の釜石行きの列車が入線
列車は2両編成
13時40分に始発の盛駅を発車した三鉄の社内ではお茶のサービスのあと、海産物や三鉄グッズの販売が始まり、さらに三鉄のお母さんが民謡を唄ってくれます。
三鉄列車の旅を楽しむ、オジサン二人。左は写真部部長、右は登山部隊長。
14時40分、南リアス線終着の釜石駅に到着。
車掌さん、売り子さんたちのお見送り
がんばっべ三鉄、がんばっべ東北
釜石駅を出たところにこんなオブジェが
釜石応援ラグビーボールとネコ選手のモニュメント
最後の観光地は宮古市の海岸、浄土ヶ浜
日本庭園のような美しい景観
海岸にはカモメが何羽も
人間に慣れているのか逃げません
浄土ヶ浜のある宮古市から盛岡駅に移動
2日間の三陸リアス海岸を巡る旅を終えて、19時50分発のはやぶさで東京に戻ります。
盛岡駅で駅弁とビールを買い込み、列車の中でビールとお弁当を楽しみました
天気には恵まれませんでしたが、乗りたかった三鉄に乗れたこと、また震災と津波の爪痕がいまだに残る各地の様子を見て、あらためて気の毒に思い、これからも応援の気持ちで東北に訪れたいと思いました。 終わり
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