Richard's Blog

リチャードの雑記帳

メキシコ旅行-2

2010-10-09 16:08:10 | 海外旅行
(メキシコシティにある独立記念塔)

メキシコ旅行Index



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メキシコ観光のスタートです。

ホテルで朝食後8時50分にツアーバスに乗って出発。
メキシコシティ観光の現地ツアーガイドさんが同乗してガイドをしてくれます。
ガイドさんは現地在住の日系2世のヤマダさん、そしてもう一人英語ガイドのゴンちゃん(ゴンサロ)の二人。

ホテルに近いロータリーの中央に高くそびえている記念塔はメキシコがスペインの植民地から独立したのを記念して建てられた塔。

高さ48メートル。

台座には独立の英雄たち、最上部は黄金の天使が配置されていることから通称Angel(アンヘル)。
羽ばたく勝利を意味している。









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メキシコシティの街を歩くと、やたら警察官の姿が目立ちます。

独立記念塔の付近にも警察官が立っていて、気さくに写真に応じてくれました。

右の写真は町のところどこに設置されている貸自転車。
お金かカードを読ませて利用するようです。








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メキシコ・シティは、人口2000万人の世界最大の都市。
標高2200mの高地に位置するため、空気が薄く(水は90℃で沸騰)、昼夜の寒暖差も激しい。
スリ鉢状の盆地という地形で大気汚染も深刻な問題とのこと。

観光という点では、アステカ帝国とスペイン植民地時代の旧跡等が数多く残っており、それらはユネスコの世界文化遺産に登録されている。

最初にやってきた世界遺産はメキシコ歴史地区。
メキシコ・シティの中心部ソカロ(広場)。

この場所は、かつてはアステカ王国の首都として栄え、しかも湖上に浮かんでいた。

16世紀にスペインが植民地にした後、湖を埋めて盆地にし、アステカ王国の建造物を破壊した上に建物を建てていったという。

写真の建物はラテンアメリカ最大級の大教会、メトロポリタン・カテドラル(大聖堂)

アステカ遺跡の上に建っているため、地盤に強弱があり、建物が傾いている。








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カテドラル(大聖堂)の脇にこんなベンチがあり、メキシコ人の女性が何か食べていました。
我々ツアー一行の誰かが気さくにあいさつすると、笑顔で微笑んでくれて一緒に写真を撮らせてくれました。








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ラテンアメリカ最大の教会建築、バロック様式を取り入れたメトロポリタン・カテドラルの正面。

100年あまりの歳月をかけて造られたという。

これから中を見学します。








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カテドラルの中に入りました。

ヨーロッパの教会と同様に天井が高くステンドグラス、シャンデリア、祭壇、パイプオルガンなど随所に美しい教会建築です。









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中庭には法王像が。

胸から下にはグアダルーペの聖母(メキシコで最も愛されている聖母)が彫られている。

なんとこの像、人々から寄付された鍵を溶かして出来ているのだ!裏側から見ると、無数の鍵が半分溶けた状態で刺さっている。









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メトロポリタン・カテドラルが建つ目の前には大きなソカロ広場があり、北にカテドラル、東に国立宮殿(大統領官邸)、南に連邦区庁舎、そして、西側(写真)にはマジェスティック・ホテルが建っています。

四方の各建物には独立200年記念の(2010年9月16日)飾り付けがされていてきれいです。









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ソカロ広場周辺の歴史地区を見学したあと、バスで少し移動して三文化広場にやってきました。

スペイン統治時代の名残で象徴的なのは三文化広場。ここは1512年にスペイン軍とアステカ軍が戦闘をした場所であり、スペイン時代にはサンティアゴ教会が建てられ、そして現在背後には高層ビルが建ち並ぶというのでアステカ、スペイン統治、現代の3つの文化が同時に見られると言う場所です。





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旧寺院や新寺院の建つ大きな広場で記念撮影しました。




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左は1709年テペヤックの丘から移されたグアダルーペ旧寺院。

地盤沈下のため手前に傾いています。

右の建物はカプチン会の修道院。









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グアダルーペ旧寺院の中に入りました。

建物全体も地盤沈下で傾いているので、歩いていてもちょっと変な感じです。

シンプルなゴシック様式の建物ですが、黄金の装飾などが見られ美しい内部です。








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旧寺院の隣に造られた新しい寺院。

1976年に建てられた新寺院は2万人収容可能な現代建築でこれまでの教会のイメージとはまるで異なる形の建物です。







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新寺院の内部。

劇場のような、ホールのような雰囲気ですが中央の祭壇には司教や司祭たち白い装束を着た聖職者たちがミサを行っていました。

たしかにかなりの人たちが参加できる広さです。












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<グアダルーペの奇跡>
1531年12月9日先住民ファン・ディエゴの前に褐色の肌の聖母マリアがあらわれ、聖堂を建てるように告げました。ディエゴはこのことを司祭に伝えましたが信じてもらえなかったため、再度丘を訪れました。そしてそこで聖母から与えられたバラの花束をマントに包んでもって帰り、司祭に届けると、マントに褐色のマリアが現れました。冬には咲かないバラ、マントに浮かぶマリアの絵を見た司祭は奇跡を信じ、この地に寺院を建てました。

「マントに浮き出た聖母像」は、かのヴァチカンによって公認されている「カトリック3大奇跡」の1つで、あとの二つはフランスとポルトガルにある聖母だそうです。


新寺院の祭壇中央部に飾られていますが、このマントの聖母マリアの絵を信者がいつでも見られるように裏手に通路があり近くで見られるようになっています。






メキシコ旅行記その3 に続く


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2 コメント

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別働隊 (リチャード)
2010-10-10 10:54:26
市太郎さん、こんにちは
無事帰ってまいりました。
RKHのスケジュールに空きを作ってしまい、申し訳ありません。

別働隊のアクションですか。良いですね。
どちらに行かれるのでしょうか。あとで教えてください。
返信する
メキシコ! (市太郎)
2010-10-10 00:42:56
隊長、お帰りなさい。旅行記を順次掲載ですね。
週刊誌みたいな気分でお待ちしています♪

こちらは疲弊の日々を暮らしておりました。
・・・ので
RKH杉並支部別働隊、行ってきます♪
返信する

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