仕事帰り、珍しく車が殆ど通り過ぎない道路の歩道に心地良い雨が降ってきたので、
ElvisのKentucky Rainを頭のなかで鳴らしながら、傘をささずに歩いた。
で、思い出したのは、先週の土曜日ひさしぶりに友人の飲み屋で音楽談義をして
居た時のこと。
たまたま隣に座ったちょっと前に面識のあった兄弟ミュージシャンの弟の方が、
最近急激にソウルミュージックに嵌りだしているとかで、HiやStaxの話しになり、
当然MemphisといえばElvisの話しにもなる訳で、オレはほろ酔い加減を良い事に、
「そういえばBill BlackはElvisのバックの後、確かSatellite(Staxの前身)で
録音したんじゃなかったか」なんて適当な事を喋った気がするが、
Satelliteじゃなかった、Hiだった。
彼は帰り際、「こんな音楽話ができるからここはいいなあ、勉強にもなるし」
みたいなことを言いながら帰っていった気がするが、間違いを教えちまった。
ま、そこまで細かい話しは覚えてないだろうし、覚えていて興味があれば自分
でも調べるだろうから、まあいいや。
Kentucky Rainの収録アルバム、From Elvis In Memphis(1969)。
オレに限らずElvis好きなら、いや、スワンプミュージックだかサザンロックだか
サザンソウル好きだか何好きというのかどうでも良いが、そういのが好きなら
大好きなアルバムのひとつに入れておいて少なくとも損はしないアルバムだと
思うが、さて、どうだろうか。
Chips MomanのAmerican Sound Studio(Reggie Young!)録音、
Long Black Limousine、In The Ghetto、Suspicious Minds、Don't Cry
Daddy、Kentucky Rain、etc. 名曲が一杯つまってるのになあ。