伝統文化にふれる。
これ娘の夏休みの課題です。
この課題に、正にピッタリの八坂神社祭礼が先週末にありました。
今回は、伝統文化と言うことでちょっと違った見方をしてみました。
まず、お祭りを告げる幟です。
幟は大神を呼び寄せる依代として、
または、その姿を弓にみたたて地域の魔を祓うという意味で建てると言われているそう。
この幟は氏子地域に17本建てられ、幟には様々な言葉がかかれています。
ここで問題、今年新町地区の幟が新調されました。
この幟っていくら(価格)すると思いますか?
なかなか想像するのが難しいですよね。
材質などによって価格が違うらしいのですが、相場は25~45万円だそうです。
驚きでしょ?(20年ぐらい保つそうなのでそんなに高く無い?)
今まで買い求めていた所が廃業してしまって、色々探したそうです。
浅草や静岡等聞いて巡ったんだけど最終的に買い求めたのが、
仙台だって言うからこれまたビックリです。
この幟の製作期間40日だそうです。
幟の先には榊の枝がついていて、
これは神主が祭でお祓いに使う大麻(おおぬさ)と呼ばれる道具。
各地区に建てられている幟は、それぞれ違ったことが書かれています。
そして、御神輿はと言うと
八坂神社の御神輿は、江戸時代に造られたものだそうです。
江戸から平成まで神輿の渡御は氏子の手によって現在も守られていて、
500Kgあると言われている御神輿を、各町内の氏子から選ばれた代表24人が、
(数年前から、あまりにも重いということで、横棒が延長され24人になりました。
前は、20人?私もこの頃に、数回担がせていただきました。)
交代なしで守谷市街地を担いで回ります。10km程の行程を6時間かけて巡り、
各町内の御旅所を巡幸し氏子崇敬者の参拝をうけます。
御旅所では、各地区の人たちが、
食べ物や飲み物等その地区地区で思い思いの接待をします。
担ぎ手も、夜になると元気がましてお祭りには無くてはならないモノです。
(これが無いと盛り上がらない。)
さらに、山車はと言うと
夜の部(道路が歩行者天国になる17:30~22:30)は盛り上がりが最高潮になるのですが、
今回注目したのが、昼の部。
およそ11:00~15:30ぐらいの間は、主役が子供達です。
数ヶ月前からひょっとこの踊り、笛や太鼓の練習をやってきた成果を発表する場です。
いや~みんな輝いていました。(御神輿についていたので、画像がありません)
おじいちゃん達が、お父さん達に教えてそのお父さんが子供達に教え、
そしてそのまた子供達に・・・と引き継がれていく。
素晴らしいですね!地域の繋がり、縦横の繋がり。
これらは、学校の勉強では教えてもらえないモノ。
昼の部から夜の部へ、そして立派な大人へとなっていくのですね。
守谷にこんなに人が集まるのは、八坂神社祭礼だけ。
やっぱり、楽しい!
この楽しいにも、いろんな人がお祭りに携わっているおかげです。
今年は、いつもと違った目線で堪能してきました。
本当は、もっともっと色々書きたいのですが、長くなってしまったのでこの辺で・・・
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