RIAD SPICY

「人に良いと書いて食」 ルカワ・ユウの美食WEBジャーナル

Le Baron

2008年07月30日 | YUの食べ歩き

先日表参道にあるナイトクラブ「Le Baron」でライブがあると聞いて、

行ってきました。そのライブ、なななんとあのPRINCEのバックミュージシャン

をやっていた事もあるピエール・アンドレ(sax)が出るとの事で

慌てて身支度!!!が、着いたのが夜中の1時・・・

もう終わっちゃったかな~と思ってたらキターッ!丁度始まりましたっ!!!

一番前を陣取りました

めちゃファンキー♪

このあと、ピエールと少し話が出来たんですね!(超ラッキー

なんでも仕事で1年半近く日本に住んでいるらしいです。

 

なんかまたスグに会えそうな気がするんですよね~。

他人の感じがしないというか・・・前世で知り合いだったのかなぁ

 

ドン・ぺリニョン(マグナム)の氷浸け。カッコいいですね~♪

この日はドン・ぺリニョンのお偉いさん方も来ていて、

かなりゴチになってしまいました。メルシーボク

 

ここ「Le Baron」の本店はパリにあり、エロティックなフォトグラフィーや

ベルベットのスツール、革張りのソファー、赤と黒を基調としたシックで

ラグジュアリーなムードは、東京にいながらにして、パリ本店の雰囲気を

十二分に味わう事ができます。(想像

 

ところで、前にもお伝えしましたが、ドン・ペリニョンのブランド大使による

テイスティング会を、この夏RiadSpicy料理教室にて開催する予定です。

フランソワ-ズ・モレシャンさんによる、シャンパンとファッションに関する

トークや、様々なシャンパンの飲み比べなど、かなり楽しいイベントに

なると思います♪今スケジュールを調整中ですので、日程が決まり次第、

当ブログにて、お知らせさせていただきま~す

 

 

 


グランドセントラルオイスターバー

2008年07月29日 | YUの食べ歩き

 

能登で美味しい牡蠣を食べて以来、昼も夜も牡蠣が頭から離れない・・・

て事で、品川atre内にあるお店Grand Central Oyster Bar & Restaurant

へ行ってまいりました。http://www.oysterbartokyo.com/index.html

本店は古くからアメリカにあるという老舗らしく、

店の壁には創業者らしい人の肖像画がデーンと飾られています。

僕が行った時は空いていましたが、直後に満卓。並んでいらっしゃる

方もいました。店の入り口付近にBarカウンターがあり、

そこで飲みながら待つ事が出来るらしいんですが、フードは

注文出来ないんだとか。

テーブルにあった塩。これはフランスでは一番ポピュラーな塩

でして、日本で言うところの「伯方の塩」ってところでしょうか。

「BALEINE」は絵にある様に「鯨」の意味です。

 

さてさて最初に注文したのはオイスタープラッター。

4種類の牡蠣が味比べ出来るプレートです。

コクがあるものから、無いものまで様々。

こんなに味が違うのか~と、実感出来る意味では

オススメの一皿。この中から気に入ったものだけを

おかわりしました。

オイスターバーに行くと必ず付いてくるケチャップや

ビネガーのソースは、なかなか日本人には合わないというか、

やっぱ僕はレモンやスダチをキュッっと絞っただけの方が好きですね。

あと、ポン酢と紅葉おろしとかも最高ですね。

こちらはジャンボ海老のサラダ。

ホントにジャンボで海老好きには食べ応え十分の美味しさ。

オススメです。

ニューイングランド クラムチャウダー

以外にも一番感動したのがこれ、ポテトフライ!

今まで食べてきたポテトフライの中で一番美味しかったです。

外側のカリカリ感といい、中のホワッっと感といい完璧!塩加減も

申し分のないパーフェクトポテトフライでした!

ポテト好きなら、これだけ食べに行っても価値があるかも

 

アメリカに来た気分になれる、雰囲気のあるお店でしたが、サービスで

出てくるパンの量が異常に淋しい・・・(出てくるタイミングもおかしい)

きっと本店では最初からガツ~ンと出て来るんではないかと・・・

そこだけチョッと残念でした。


千枚田

2008年07月28日 | ちょっとした面白い話

能登の珠洲に向かう途中にあった千枚田と呼ばれる棚田。

実際は1004枚あるそうで、一番小さい棚は

一畳ほどでしょうか?この美しい田、残して欲しいものです。

 

 

チョッと見えづらいかな?

 

ズームで!一段一段が田んぼになっていて、それが

海岸すれすれまで続きます。

 

 

こちらも旅の道すがらに見た風景。

暴風竹ですね。日本海の強い風から家屋を守っています。

沢山見かけました。

  

地元のおっちゃん(^0^)

ではしばし、長閑な風景を♪

 

 

 

 

 

のべ1400kmよく走ってくれました。

こんな綺麗ですてきな場所、海外だったらすぐリゾート地になってしまうでしょうが、

ここには古き良き日本がそのまま残っていました!

ガソリン代は現代的でしたが

ふるさと日本の良さを改めて認識出来、

妻にもそれを見せることが出来て、めでたしの旅でした。

 

 

 


珠洲

2008年07月27日 | ちょっとした面白い話

 さて、能登の北側珠洲にやって来ました。

こっちの方は来るの初めてでして、とりあえず海岸線をひたすら行ってみよう!

と、走っていましたら、何やら面白そうな「塩」の看板を見つけたので

チョイと見学に!

コチラは古くから能登の伝統的な作り方で塩を作っている

塩屋でして、製造過程も見させていただきました!

 

まず、目の前の海からパイプを使って海水をタンクに取り込みます。 

タンクから屋根伝いに穴の開いた細いパイプに海水を流し込み、

雨状に海水を降らして、すだれに吹きかけ海水濃度を上げていきます。

 

その後さらに釜で煮詰めていきます。

 

グツグツ煮詰めていくと、水面に塩の結晶(塩の花)が出来ていきます。

塩の花http://blog.goo.ne.jp/riadspicy/e/2ec648ec84457658a98e7d87b4671636

 

見学後に数種類の塩を味見させていただきました。

その中で気に入ったのがこれ!  

竹炭の中に塩を詰めて、数日間燻してフレーバーを付けたもの。

まろやかで香りが良く、料理のアクセントになりますね! 

塩見学を楽しんだあと、ぽつんと建っていた趣のある

お店でお昼にしました。

 

かわいらしい老夫婦がやっている蕎麦屋。

「暑かったでしょう 」と、キンキンに冷えたトマトを出して

くれました。ヤサシィ僕は一押しメニューになっていた

田舎そばをオーダー。

この時はまだ、その後待ち受ける

アメージングな田舎そばの事は、知るよしもありませんでした・・・

出たっこれが田舎そば!!!

僕はてっきり種皮から挽いたソバ「田舎蕎麦」の事かと思っていたんですが、

単純に田舎風のソバという事の様です。

田舎蕎麦http://blog.goo.ne.jp/riadspicy/e/e9d6337cdd869f850e6527c63dd8cb7d

 

この蕎麦、見ての通りメチャメチャ具沢山でして、

のり、卵、茄子、ピーマン、カボチャ、海老、ちくわ、こんにゃく、ごぼう、豚肉e.t.c.

しかもピーマンに関してはほとんど生!フレ~ッシュ!!!

久々にパンチの効いた料理に、なんか逆に癒されましたね。

能登旅行1,2を争う思い出になりました

ここのトイレに行ったらスズメバチが2匹飛んでいたのも

良い思い出

chibiruwa!!!

 

 

 

 


輪島

2008年07月23日 | YUの食べ歩き

三軒茶屋から車で7時間半。

遥々やってまいりました能登半島輪島まで!

関越~上信越~北陸~登越~と、走り倒しました

(妻は終始快眠

着くや否や朝市を堪能して、さあそろそろお腹も空いてきたので

妻と相談。とりあえず能登一食目はやっぱ地魚がいいなぁ~

と言うことになり、朝市通りからほど近い割烹料理屋「名月」へ。

 

話はそれるんですが、恥ずかしながら「割烹(かっぽう)」って、

二十歳くらいまで読めませんでした

もちろん「かっぽう」という言葉は知っていたんですが、

僕の中で「かっぽう」は「活奉」←こんな字かなぁ~と(イメージ

この手の店に行くと、活魚(かつぎょ)や活作り(いけづくり)なんて字も、

沢山あって、全部曖昧に読んでましたね

もしかしたら同じ経験ある人がいるかな~と思って

カミングアウトしてみました

 

話を元に戻しまして、ここ「名月」地元ではどうやら有名なお店らしく、

のれんをくぐって左、生けすの横には色々なメディアに採り上げられた

時の切抜きなどが、額に飾られてありました。

長い事繁盛しているようでして、

僕らは飛込みで入ったのですが、期待度大です

 

 

朝一だったので、まだお客さんはいません。

ご主人は威勢のいい(活きのいい)気さくな方です。

まずはオススメの岩牡蠣を注文しました。

この時期の北陸物はヤバイです!!!

身も大きく、締まっていて、プリプリの中に甘みと苦味があり、

それでいてサッパリしていて、食べた後はほんのり磯の余韻が

爽やかに鼻から抜けていきますoishiiデ~ス♪

これもヤバイです。以下略

 

 

そうそう、店の前にはこんなリアカーが停まっていました。

輪島では良く見かける物で、干物などの商い用です。

 

鯛がぶら下がっていました。長閑な光景ですね~。

 

こちらは「名月」の箸。輪島は古くから漆塗り(うるしぬり)

で有名でして、この箸は漆を塗る前の段階の箸だそうです。

ヒノキで出来ていて、とてもいい香りがします。お店のサービスで

来店された方にはお持ち帰りしてもらっているそうです。

僕たちもいただいて、喜んでいたら・・・

こんなにくれました(一部)

明日からRiadSpicy料理教室ではスタンダードに

ヒノキ箸を使わせていただきますbaby!

 

 


能登

2008年07月22日 | 料理のトリビア

この3連休、妻と能登へ行ってきました。

金曜の夜に三茶を出発し、6時半に能登半島輪島に到着!

輪島は漆塗りや、朝市ですごく有名な所です♪

朝市は6時からだと聞いていたんですが、着いてみると

まだまだ準備中。8時くらいが一番盛況かな。

 

店がオープンすると同時に片っ端からCHECK!

ここでは「いしる」または「いしり」と呼ばれている、

イカやイワシから作る醤油(魚醤)を購入。

一番商い(一番最初のお客)は縁起物らしく、どの店も

いっぱいサービスしてくれました

ブルーシートの右上の細長い緑色はなんとズッキーニ!デカっ

試しに買ってみました。一本100円

 

うみそうめん。サラダや味噌汁なんかにいれてgoo! 

 

蒸しアワビの試食。美味い~

コチラのご夫婦は毎年、二子玉川高島屋の物産展などにも

アワビをお出ししているんだとか。話しているうちに仲良くなって、

今度東京で会う約束をしました!旅の醍醐味ですね~

サザエもたっぷりおまけしてもらっちゃいました。ありがとうございます♪

さて、朝市に来た一番の理由がコチラ!写真真ん中にある

ふぐの子です。フグの卵巣の糠漬けでして、

普通、フグの卵巣や肝を食べると猛毒のテトロドドキシンで

イチコロのハズなんですが、こちらは特殊な糠に3年ほど

漬け込むことで微生物の働きにより、毒素が抜けるんだとか!

この技術での製造は石川県でしか認められておらず、

予防医学協会の毒性検査を受け、安全が確認されたものだけが、

商品となります。(皆さん、家の糠床で作ってはダメですよ~

色々な成分の入った特殊な糠らしいですから。)

こちらがフグの卵巣の糠漬け。水でさっと糠を洗い流した状態。

これをスライスしてそのまま食べたり、軽く炙ってもいいそうです。

 

食感は焼きたらこに似ています。味はタラコやからすみ、

ウニの瓶漬けを思い出しますね。このままだと塩辛すぎますが

ご飯などにはとても合い、美味しいです。

お茶漬けやパスタなんかにしても最高ですね

 

他にも色々と能登でグルメ探検してきましたので、

数回に分けてUPしていきたいと思います

 

 

 


中華おこげ

2008年07月18日 | YUの簡単レシピ

中華風おこげの作り方です。

色々なやり方がありますが、一番シンプルな素揚げを紹介いたします。

 

見えづらいかもしれませんが、

まず、冷や飯をビニール袋に入れ、平たく形を整えたら、

お好みのサイズにカットします。(四角く、平べったい状態)

 

これを、そのまま熱した油に入れます。 

 

キツネ色になったら出来上がり。 

 お好みのあんかけでいただきます。

 

 

 

 


料理本

2008年07月16日 | ちょっとした面白い話

仕事柄、料理本は沢山持っていまして、

今日はその中でも、特にお気に入りの本を少し紹介いたします。

まずはコチラ!

「旬の地魚料理づくし」野村祐三著 講談社

この本は日本の港々で揚がる地魚と地魚料理をレシピ付きで

紹介しています。地方の漁師料理情報は、かなりレア。

日本人に生まれてよかったぁ~!と思える一冊です。

 

続きましてコチラ「100の素材と日本料理」

上巻(魚・珍味篇) 下巻(野菜・肉篇)柴田書店

食材を知り尽くした職人達の技と、センスが余すところなく紹介された本。

レシピはもちろん食材の豆知識も満載。コチラの本と「家庭の医学」は

一家に一冊必需品

 

「アミューズと先付319~最初の一皿、134店のアイデア」柴田書店

コチラはフレンチ、イタリアン、中華、和食など

様々なお店のアミューズ・ブーシュが紹介されています。

ただ見ているだけでも楽しくなる一冊

 

次に紹介したいのは、英会話本と仏会話本です。

左:「目からウロコのフランス語入門」小野田博一著 ベレ出版

右:「たった40パターンで英会話!」ニック・ウィリアムソン著 ダイヤモンド社

 

料理本と同じく山の様に持っているのがこの語学本です。

だけど、どれも難しかったり、つまんなかったり、

皆さんも経験あると思いますが大概、長続きしないんですよね~

ですがこの二冊が僕の人生を変えてくれました!!!

この本たちの御蔭で英語も仏語もメキメキ上達中

街で会ったら是非話しかけて下さい!日本語で!

 

最後に紹介するのが

「SINGS野鳥同棲記」 和田剛一著 小学館

何を隠そう僕は鳥オタクでして、根が暗いのか

寝る前はこんな本を読んで現実逃避しています

 

旅先での一番の楽しみは、やはり出会いですね!

次に食べる事、3番目はズバリ野鳥ウォッチングゥ~。

なんか癒されるんですよね。特に都会で野鳥を見ると。

多摩川河川j敷辺りに行くと白サギやら白セキレイ、カイツブリe.t.c.

美味しそうに見えるのは料理人の性でしょうか・・・

 

 


フランス語

2008年07月15日 | ちょっとした面白い話

ふだん何気なく使っている言葉に

フランス語ってけっこう多いんですよね!

特に料理関係ではすごく使われています♪

さてどんな言葉があるでしょう・・・

シェフ

クロワッサン

カフェオレ

クレープ

コンソメ

レストラン

ポタージュ

ソムリエ

グルメ

ムース

タルト

ミルフィーユ

エクレア

ムニエル

ソテー

グリル

などなど・・・

料理用語以外にも

シネマ

グランプリ

ソバージュ

メトロ

ブルゾン

ベスト

ローブ

マント

ルージュ

ラルク アン シェル(空のアーチ:虹の意味)

などなど・・・他にもまだまだ沢山あります♪

 

ちなみに、サボる(サボタージュの略)

なんてのもあります

実は僕たち日本人が

英語の次に多く使っているのは以外にも

フランス語なんじゃないでしょーか!

 


Joel Robuchon L'Atelier ジョエル ロブション③

2008年07月14日 | YUの食べ歩き

六本木ヒルズ内にある、ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション。

ここでは洗練されたフレンチをビストロ感覚で楽しむ事が出来ます

店の売りは沢山あるんですが、その中でも面白いのが、

寿司屋の様なショーケースのあるカウンター

ケースには色とりどりの新鮮な野菜がデコレーションしてあって、

そこに座れば、スペイン出身のフランス人、ディエゴ・レケナさん

(シェフソムリエ)をはじめ、スタッフの皆さんが

気持ち良いおもてなしをしてくれます

ショーケースのあるカウンター。

テーブル席もありますが、ここでは絶対カウンターをオススメします。

 

コースは先付にイベリコ豚の生ハムを出してもらってから、

赤ピーマンとトマトのムースのアミューズ・ブーシュでスタート。

それに合わせてアペリティフはディエゴさんオススメの

シャンパン、ブルノ・パヤールにしました♪

 

オマールとウニのジュレ、カリフラワーソース。

恵比寿のロブションでは8種類の甲殻類とキャビアのジュレになります。

http://blog.goo.ne.jp/riadspicy/e/7524d4afd5cac0caa8ea1d994092b05e

 

 

グルヌィユ(蛙)のフライ

綺麗に並べたマカロニが可愛いですね

並べたしいたけの下には薄いパイ生地が敷いてあります

それを丸ごとクレピーヌ(網脂)で包んで焼いています。

真鯛のグリルトマトソース。皮がパリッと香ばしい逸品

 

小羊の背肉う~ん

 

最後のスイーツをチーズに変えてもらいました

スプーンに乗っているのは、コートドールのスマントラン。

真ん中が山羊で、左がカマンベールです。旨かった~

ロブションの最高に美味しいパンに良く合います!

 

たまたま隣に座っていたフランス人が誕生日だったらしく、

グランド・シェフの飯塚さんがHAPPY BIRTHDAY TO YOU~♪を

歌いながらスイーツを出しておりました!

 

 

ラトリエ・ジョエル・ロブション、お時間ありましたら是非オススメいたします!!!

 

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