れれ 「 隊長？今日はおらの誕生日だべか？ 」
「 多分 ななタンの昇進祝いだっちゃ 」 ・・・・なんの昇進？ 
パンケーキにかぼちゃクリームを塗っていると、ななれれが期待に満ちた顔で寄ってきた。
ほ～ら、できたど。ななれれ用かぼちゃのパンケーキ。
と、見せるだけ見せといて、
これは明日のお楽しみね。とパンケーキは冷蔵庫へＧＯひろみ。・・・・・ ケチっ
翌朝、「 今日は隊長は出かけるからね。お留守番してくれたら ご褒美にパンケーキをあげるね 」 と言うと、
パン。食べる。という言語を理解している２犬は、隊長の動きから目を離さない。
れれ 「 れれちゃんはね パンケーキが大好きほんとだよ 」
「 だけど じいさんだから パンケーキを半分しか食べられないんだよ。かわいそうね。じいさん 」 ← 「 さっちゃん 」 のリズムで。こんな ちっちぇパンケーキなのに、留守中、ノドに詰まらせて窒息するかもしれないので・・・・するのか？ れれボンには半分だけ。七色には一口で食べないように １/4にカットして置き、隊長は出かけた。
ご褒美おやつを置いたら、玄関のドアを閉める時に、「 ＯＫ！(食べていいよ） 」 と言って出かける。← これを言わないと食べないで待ってる時があるので。
玄関閉めたら ２犬のおやつ ← 「 玄関開けたら サトウのご飯 」 のリズムで
多分、階段を下りてる間にもう食べ終ると思うんだけど、ホントは、１個食べたらお昼寝して、残りは起きてからまた食べるんだよ。っつ～意味がわかってくれたら留守番がもっと楽しいものになるのに。といつも思う。
２犬を留守番させて、友人と仙台フィルのオーケストラのコンサートに行ってきたの。オーケストラの演奏で渡辺真知子さんが昭和の名曲 「 かもめが飛んだ～ 」 を歌っい、「 迷い道く～ねく～ね。 」 も歌ったわ。
名前が出てこない。ほらあの人が、あそこに行って、あれしたんだよね。・・・と会話に成り立たない会話なのに意味が通じ合う友人と隊長。そんな記憶力が著しく低下した中高年でも、かもめも、迷い道くねくねも歌詞がスラスラと出てくる（１番だけ、またはサビだけでも可） それが、それこそが昭和の名曲というもの。
帰宅しても興奮冷めやらぬ隊長は、かもめが飛んだ～ あなたはン 一人でン 生きられるのね～ とななれれに歌ったら、「 生きられね～よ。かもめじゃね～よ。」 と冷めた目で見られた隊長だった。
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