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   ~笑う七色レレ来たる~

指さされ隊

2013-04-12 21:27:24 | 日記
77-00地方は、とにかく子どもが多い。

子どもは、急に走る。石をける。物を振りまわす。奇声を上げる。

予測のつかない行動をする。

よって、七色は子どもを見ると警戒心ピリピリで、時にぶっ飛ぶ。

だから なるべく子どもがいない時間帯にコソコソ散歩するのが七色ルール。

そんな感じでコソコソ散歩していたら、



 「 7メートルさきに てき はっけん! 」


七色が黄色い帽子の小学生を発見してしまった・・・・・



緊張して固まる七色に、

黄色い敵が近づいてくる。



                                ボク 「 ねえ? 何歳? 今ヒマ? 」

 「 かるいおとこだっちゃ! ナンパやストーカーは イヌのおまわりさんを よぶかんね! 」 



犬のおまわりさんなんか怖くも何ともないボクは、

あろうことか、七色の 尻尾を持って 振った

隊長は、ワンワンふれあいパーク(仮称) の係員のように こう言った。

「 あのね、犬はね、尻尾は触らるのが嫌なんだよ。」 

そして祈った。・・・・脳内で。

・・・・・七色、お願いだからぶっ飛ばないで・・・・


 「 あのね、イヌはね、ゆびを さされると いやなんだよ 」・・・・・ と七色はワンワンふれあいパークの ワンコ代表のように言った。

                         ボク 「 こっちが5歳で こっちが12歳? 」


ワンコ代表の言う意味がわからないボクは指をさし続けた。

指さされ隊員の2犬は、ボクをガン見し、

れれボンが、その指をそっとなめた。


                                   ボク 「 うわ~。なめられた~! 」

 「 つぎは ななタンのパンチを おみまいするっちゃ! 」 


遂に、七色の忍耐力が限界を迎え、ボクが後ろに下がった瞬間、

両手でジャブで 威嚇しようとするも、隊長に首を引っ張られる。  

ボク、背中に敗北感を漂わせ帰宅。

れれボン、静かにボクを見送る。

隊長、何もしてないのに なんだろ、この疲労感。





そんな小学生と犬とのふれあい授業にワンパンチ  

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