goo blog サービス終了のお知らせ 

耳からバナナ

日々雑記

神とチャットした

2014-09-13 05:12:28 | Weblog
 右脚の踵が激しく痛む。
 おはようございます。
 わたくしです。

 昨日の大騒ぎの結果は私の馬鹿さ加減だった。

 私はサポートセンターの「メールを送る」にも縋って返信を待っていたが何時間経っても返信がない。
 パソコンにしがみついて漸く「メールをする」「チャットをする」というページに辿り着いた。勿論「チャットする」をクリックした。
 相手が見えないし難聴の私には丁度良い。


 初チャットなんだがな。


 すぐに空いていた方が現れる。

「どうしてもオークションに繋がりません」
「ID教えて下さい」
 私は自分の憶えている限りのIDを連発するが
「うーん。全部駄目ですね……下記のアドレスでIDを調べられますので試して下さい」
「はい、分かりました。ありがとうございました」
 チャットを切断する。
 早速ページを開いてみる。


 オイ、誰だID四つも持っている馬鹿は←お前だ


 取り敢えずメモしてログイン画面に飛ぶ。

 一つ目のIDは駄目だった。頭を抱える。
 二つ目のIDも駄目だった。地獄が見えてくる。
 三つ目のIDでログインする。


 ユーリカ!ユーリカ!!


 流石神。


 だが私はチャットのページをブックマークするのを忘れた。

 神との再会はもう無理だろう。


 さーて、今日もヤフオクの代金を振り込むか……。



紙でも神でも髪でも構わん助けてくれ

2014-09-12 11:00:06 | Weblog
 長袖のキドのコスプレ衣装着てたら暑い。
 これを打ち終わったら半袖を着ようと思う。シャキッ!
 わたくしです。

 皆さん助けて下さい。
 朝パソコン立ち上げたらメールボックスが消えていて青くなりました。
 ヤフオクの取引ナビも確かめてみたのだが「入札中の商品はありません」「落札した商品はありません」
 
 その場で倒れた。

 その後必死でパソコンで会員登録とか二回やっても駄目で……。


 きゃーーーーーーーー!!
 私のエイチナオトとピースナウとブラックピースナウとアルゴンキンがぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 何より出品者様の印象が悪くなる!!

 ダッシュで電話の子機を自室に持ち込み104する。

「ヤフーのカスタマイズセンターの番号お願いします!
「はい、○○○○○○○○○○番です……・受付は十時からですよ」
「ありがとうございます!」

 十時になるまで己龍のCDを聴きつつ時計とにらめっこだ。


 よっしゃ!!十時や!!


 早速電話を掛けたら合成音の女の声が聞こえてくる

「……で・・が……・です…」


 聞こえねぇよ!!補聴器使っても聞こえねぇよ!!!


 必死で単語を聞き取り子機を操作する。
 どうやら生年月日を入力しろ、と言ってるらしい。

 プチプチプチ(ボタンを押すオノマトペ)

「ではお問い合わせ番号をご案内致します」


 まだお前の声を聞かなくちゃいかんのか……。


 必死で聞き取るとどうやら「ヤフオク」と聞こえたので、またプチ。

「それではYahoo!のトップページ右側に(ヘルプ)という項目がありまのでそれをクリッ」


 ブチッ!!!!!!!


 通話を切り件のヘルプに突撃する。
 ヘルプ!ヘルプミー!!


 詳しく説明があってほっとする、勿論私の様な不具合の人はいなくて「備考欄」に


 タ・ス・ケ・テ・ク・レ


 と打つ。


 早く!一刻でも早くヤフオク何とかしてくれ!!


 私は今猛烈に焦っている。


 キドの衣装は半端無い暑さで私を苦しめる。


 早く脱げよ。

 




 

買い切り初回限定完全受注品

2014-09-11 12:07:35 | Weblog
 起きたら股関節が痛くて痛くて堪らなかったのだが、郵便局にチャリで二回行ったら治りました。
 わたくしです。

 皆様、ご存じでしょうか?
 巷ではコミックスや画集にちょっとしたオマケ(冊子とかピンズ)が付いてるのを。
 ジャニーズのカレンダーもなんですがね。

 大きな書店では躊躇もなく大量に発注出来るのですが、小さな書店は買い切り(版元に返品出来ない商品)を恐れて予約が入らないと発注出来ません。

 今日はそんな書店の裏側を叫びたい。

 ある日ちばったさんと談笑しつつ注文票を捲っていた所愕然とした。

「ちばったさん!このディアゴが出してる(世界の動物)の定期購読者のお客様……通常版の日本オオカミじゃなくて限定版のシルバーオオカミ注文してる!!」
「えぇっ!?」
「受注もう終わってるよ!」
「ひぃぃぃぃ!!」
「取り敢えず版元に問い合わせをしてみよう」
 嫌な汗をかきながらディアゴに電話してみる。

「お忙しい所すいません(世界の動物)の限定版のシルバーオオカミ在庫ありませんかっ!?」
 般若顔でまくしたてる。

「申し訳ありません。完全受注品ですのでもう在庫はしてません」

 がっくりと床に膝を付ける。

「ヤフオクを見てみよう。何が何でも入荷しなければあかん!!」

 ヤフオクにはちゃんとした未開封の限定版が出品されていたのだが、高い。
 そしてもしヤフオクで落札出来ても店の売り上げがおかしな事になって私は1人で責任を負わなければなかった。
 何でかって?

 ブックスリーダーだったからだ!!

 青ざめてちばったさんと頭を抱える。
 店の信用問題に関わる……。

「じゃあ最後の手段ね……私は今から全国にある未来屋書店全てに電話をかけます」
「えぇぇっ!?百以上軽くあるよ!!?」
「あればあるだけ助かる。見つけられるかもしれん」
 未来屋書店全ての電話番号が書いてある用紙をコピーして
「大丈夫。1人でやってるからちばったさん自分の仕事しなよ。注文短冊厳しくチェックしなかった私が悪いから」

 ちばったさんがお仕事にゆくのを見てどっかりと机の前に座る。
 赤ペンを用意して北海道の店舗から電話する。
 無い店には線を引いて消してゆく。

 段々疲れてきたのでその辺にある紙に
「お忙しいところ申し訳ありません。ディアゴの(世界の動物)限定版シルバーオオカミ在庫ありませんか?」
 と書き付けひたすらそれを読み上げる。

 五十件位で

「ありますよ?」
 と返答が返って来た。
 だが油断はいかん

「それは本当にシルバーオオカミですか?」

 と、尋ねた。

「すいません……日本オオカミです」

 ぐだぐだにやさぐれても仕事はせんといかん。
 私の将来なりかった仕事ナンバーワンは「書店員」だったのだから。

 そこからまた三十件位の店舗に、書き付けの内容を壊れて一つのメッセージしか喋らない人形の様に繰り返す。

「ありますよ」
 どうせ通常版だろうと思い気怠く
「限定版のシルバーオオカミですか?」

「えぇ、そうですよ?」


 何だと!?今なんて言った!!?


 電光石火でどもりながら

「こここここ今週ののメールび、便で伝票切ってくださいっ!!!!!!!」

「はい分かりました。店コード教えて下さい」
「○○○○○です!」

 電話を切ってストレッチしながら(身体がガチガチになる迄電話したのである)大きく息を吐く。

 ちばったさんに早速報告にゆく

「ちばったさん!ちばったさん!!あった!!!」

「えぇっ!?」

「矢張り二人共日頃の行いが良かったんでしょうね」

 全国展開の書店は最後の切り札が使えて大変宜しい。

 これが書店員のよくやるミスと大技です。

 きゃりーぱみゅぱみゅがお送りしました☆←勿論嘘だ。

見られちまった哀しみに

2014-09-10 14:42:44 | Weblog
 体重が減っていた。
 何故だ、毎食食べてるしお菓子もつまむし動かざること岩の如しに生きているのに。
 わたくしです。


 ある日職場でトーハン週報からホモ小説・漫画の用紙だけむしり取り、キャスターテーブルの上でタイトルと作者を見て。


(これは売れる。これは売れないだろうから冊数を減らして……)


 きちんと予約しなければ入荷しないホモ小説が結構あるんだな、これが……。
 熟考しながら短冊に番線印を押してゆく。


 雑誌の付録付けや自分に割り当てられたレジシフトをこなしてやっと休憩だ。


 食べるぜ!


 同僚のちばったさん(仮名)と共に店の真正面にあるイオンにゆく。


 カップラ買って戻る。


 ちばったさんはもうご飯を食べていた。
 私も電気ポットでカップラに湯を注ぐ。


 いただきます!!


 本の話をしながら(書店員だからな……知恵交換とか買い切り商品の発注数を相談するのだよ)飯を喰う。


 ちばったさんはもうご飯を食べ終わりもたもたと食べる私に


「ふぅ……」


 溜息をつく。


「どしたの?ちばったさん」


 言いにくい話題らしく私は生唾を飲む。
 私はまた何かミスをしたのか。


「さっき○○(私の名字)さんに用事があって……シュリンカーのある所にいたキャスターテーブル目の前にしてた○○さんが発注かけながらニヤニヤしてたから用事を午後訊いて貰いたくて……」


 見てたんかい!?
 そして私はホモ小説発注してる時ニヤニヤしてるんかい!!?


 今日もホモ小説読んでます。
 生きています。

銀行窓口旅の日

2014-07-20 09:49:55 | Weblog
 最近寝てない。
 わたくしです。


 久々にログインしたらまだひっそりと此処を開いてくれている方々がいてくれて涙にくれた。
 すいませんすいません。
 倒れたり父にズッキーニの浅漬けを無理矢理口に押し込められたり鈴ちゃんといわきのハワイアンズに一泊してフラダンス観てきたり「カゲロウデイズ」というものにハマったりしてます。


「カゲロウデイズ」に至ってはヤフオクで衣装落札して着て鈴ちゃん宅に遊びに行ってました。
 この辺超田舎だから誰もコスプレした女がチャリで田んぼの中を激走してるとは思っておらんだろう。
 しかも衣装家族に好評。
「コスプレ衣装です」とは言えぬままのこの身よ・・・。
『バーゲンでぇ~何も買わなかったからぁ~』とか自分に言い訳しながら生きるのはどうなのか。
 靴も落札しようかと思ったがそこは踏みとどまり同色のスニーカー買いました。
 スニーカーなんて持っていなかった私はその楽さに感動。
 普段の移動は下駄です。


 面白い話等何もないのだ。
 そしてブログの打ち方の脳内ルートが何処かに飛んで行ったらしく自分でもどうすれば良いのかパソコンの前で苦吟しておる。


 そういや財布も落として大変な事もあった。


 そんな面白くない話は置いて置こうと思ったのだが一つ世界の謎が解けたのを思い出したので今日のおかずはこれよ~あなた~!どうしたんだいサザエ~!!


 前述の通り私は財布を落としとんでも無い目に遭った。
 保険証が無い。
 免許証が無い。
 診察券が無い。
 銀行のキャッシュカードが無い。


 一つずつ取り直してゆく。


 その日は七十七銀行のキャッシュカード再発行手続きの日だった。
 チャリ(新車・得意技・いつの間にかギアチェンジしてやがる)に跨がりしゃっこしゃっこと船岡へ~♪
 つつがなく到着し、待ち番号を発券するとすぐに呼ばれた。


「いらっしゃいませ!本日はどういったご用で?」


 受付のお姉さんは黄色いブラウスにグレーのベストの制服を着た可愛らしい人だった。
 やにさがりながら(私は綺麗なお姉さんが大好きだ・・・)


「キャッシュカード落としてしまったので再発行お願いします」


 卓上にドドン!!と通帳、判子、住民票を提出する。


「かしこまりました。それでは少々手続きにお時間頂きますのでフロアの椅子にお掛けになってお待ち下さい」


 ドドン!!とフロアの椅子に戻る。
 暇なのでキョロキョロと店内を見る。
 引きこもりなので外が珍しいのだ。ふはは。誰だ今笑った奴は。


「○○(私の名字)様~。どうぞ~」


 ドドドドン!!と待ちかねた私はお姉さんと机を挟んで対峙する。


「ご本人の確認が取れましたのでこちらの用紙に記入事項と捺印をお願い致します」


 薬の副作用でガクガク震える指で人が書いたとは思えない象形文字に近い筆跡がのたうちまわる惨憺となった用紙にお姉さんは何も言わず微笑みを崩さない。
 プロだ。
 きっともっと酷い筆跡の人もいるのだろう。
「はい、それではこちらに捺印を」


 ぺちょん。


「ありがとうございました。何かご不明な所はございますか?」


 その一言を待っていたんだ!!


 どもりそうになりながら最大の疑問を炸裂させる。


「あの、女性行員の方はピンクのブラウスと黄色のブラウスを着てらっしゃいますよね?何か意味があるんですか?」


 お姉さんは一瞬虚を突かれた顔になったが直ぐにプロの仮面を被った。
 マヤ・・・おそろしい子・・・!!!


「好きな方の色を着てるんですよ」


「あー・・・そうなんですか。私はてっきり『スキルアップしてねぇやつぁピンクは着れねぇんだよ!そのリボンタイすぐに外せや!!』とかヒエラルキーがあるのかと不思議で不思議で」


「いえいえ。それでは新しく作ったカードは二週間程でご郵送致しますので」
「はい。ありがとうございます」


 謎も解けスッキリした私は『たび~のはじぃ~はかきすぅぅてぇぇ♪』と機嫌良く一期一会の良さを感じながら帰宅した。


 数日後母に付いて買い物に出たら
「銀行寄るわよ」
「はーい」
 母が発券機から番号の書かれた紙を持って来て座る。
 しばらく母と談笑していたら母の番になり彼女は受付にゆく。


 受付にいたのはこの前のお姉さんだった。
 母の用が済んで私はばっちりお姉さんと目が合った。


 小さく手を振って下さった。


 た、たび~のはじぃ~はかきすぅぅてぇぇ♪


 バタリ。

私のゲーム事情

2014-06-03 12:26:00 | Weblog
 こんにちわ。
 昨夜睡眠薬を大量に服薬してポテチを食べながらやっすいサスペンスを鑑賞していた所、途中で寝てしまい母に叩き起こされフラフラと自室に戻り布団の中に入った。
 趣味がどんどんおばさん化していて自分で自分が怖い。
 しかもオーバードーズで気持ちが悪い。
 はっきり言うとマーライオンになりそうだ。
 ポテチで腹を膨らませたのが悪いのだろう。
 わたくしです。


 さっき親しくさせて頂いてるお友達のココロさんのブログを覗いて来た所私は衝撃を受けた。


 まめ(姉さんの愛息でココロさんのオアシス的存在。私の頭が上がらない幼稚園の年長さん)がゲームをしているんですか・・・!!
 衝撃を受けた。
 あんなに小さかったのにもうゲームが出来るのか!!


 ココロさんがご自身のゲーム事情を打っていたので私も打ってみよう。


 私はプレステとDSしか持ってない。
 プレステで高校時代からやり続けている『サガ・フロンティア』と、DSで何年か前に買った『ときめきメモリアルGS2ndシーズン』だ。
 特に前者はもう良い加減に卒業しろと自分で思う程やっておる。


 問題はときメモだ。


 女子高生になって目当ての男の子を落とすゲームなのだが・・・私は最初そのゲームをゆうなぎから借りて刈り過ぎのプレステ2でやった。
 刈り過ぎとやって物凄く面白かったのとまた二次元のキャラに惚れてDS版を購入した。
 Amazonでな。ポチッとな。
 私のハートを撃ち抜いたのは外国人なのに何故か関西弁で金髪、長髪の『クリストファー・ウェザーフィールド』だ。
 

 愛称・クリス。


 このゲーム、相手を愛称で呼べる上に自分の名前を登録すると本当に呼んでくれるのだ・・・!!
 悶絶する。
 

 刈り過ぎ宅に籠もってやっているとある思いが込み上げて不安になった。


「ただいまー」


 疲れて帰ってきた刈り過ぎに


「お疲れ!!刈り過ぎ!!私、大変な事に気付いたんだ!訊いてくれ!!」


 無茶を言う。


「お、おう」


「あのね、クリストファーの愛称なんだけど・・・」


 私の顔が憂えた表情になる。


「どうした」


「どうしよう!もしかして『クリちゃん』って誰かが知らずに呼んでいたら!!」


 刈り過ぎは脱力して「バカだ、お前は・・・」と言い置いて化粧を落とす為洗面所に消えた。


 あんただってお目当ての『氷上格』(ひかみいたる)君の夏の私服を見た私が


「おい!刈り過ぎ!!こいつブラ紐見えてるぞ!!『魅力』ステータスアップの為か!?」


 と叫んだら大笑いしてコントローラーを投げ出して笑ってた癖に・・・!!ジーザス!!
 私の真剣な悩みをもっと訊いて欲しかった・・・。
 だって大切な事だろ?ベイビィ?(もっと大切な事がお前には一杯ある筈だ)


 因みに氷上君のブラ紐はDS版では修正されてた。
 やっぱり魅力ステータスが上がりすぎてプレイ中に何人か倒れたんだろう。
 罪な男だ。


 以上が私のゲーム事情だ。


 え?DS版はちゃんとクリア出来たかって?


 ははは。してませんよ。


 あんな小さな画面でペンタッチを使いながらゲームなんて短気な私の性に合わねぇ!!


 ココロさん、これが私のゲーム事情です。
 タイトル迄かっぱらってすいません。


 でも私はゲームが好きだ!!


 だがまめがゲームを始めたというのは驚愕の事実だった・・・!!


 いつ迄も変わらないものなぞ何処にもないと改めて考え、沈思黙考した私である。

うるせぇ

2014-05-22 15:02:37 | Weblog
 最近も不眠症に悩まされ続けもう限界だ。
 なのでついつい頓服を何錠も飲んで無理矢理寝ている。
 助けてくれ。
 わたくしです。


 最近相撲を観る様になった。
 ばぁばの介護で彼女の部屋にあるテレビで一緒に観てたらこれがとても面白かった。
 子どもの頃はあんなに嫌いだったのにのぅ・・・。
 

 ばぁばの夕食の介護を終え慌てて居間に戻る。
 白鵬の相撲が観たい!!


 居間にはよねを(父)がいた。


「お父さん、チャンネル変えて良い?」
「おう」


 早速観戦しているとよねをが言う。


「何で相撲なんか観てるんだ」


「面白いから」


「お前、ババァになったな」


 ほっとけ!!


 お前の腹も十分相撲部屋に入門出来ると太鼓判を押してやる。


 さぁ、行って来い。


 左肩がもう故障してるからはなから無理だがな。

昇龍と成りて我の元へ

2014-05-03 09:46:56 | Weblog
 こんにちは。
 大型連休が始まり人々大移動。
 勿論引きこもりには関係ない。
 人混みが苦手だからだ。
 わたくしです。


 私の朝はまず一番にネットから始まる。
 以前は煙草から始まったものだが禁煙に成功してから眠い目を無理矢理開けてネットで毎朝お気に入りバーから順番に決まったページを見てゆく。
 今朝もそうして北海道在住ココロさんのブログのページを開いた。


 今日のブログは矢張り北海道在住の姉さん(実の姉さんでは無い。私がなつきまくってそう呼ばせて頂いている)のお宅にお邪魔した内容だった。
 まめ(姉さんの愛息・職業『可愛い』)が鯉のぼりを作って遊んでる様子が楽しげに打たれていて、私は羨ましかった。
 ココロさんも姉さんの素晴らしい子育てを絶賛していた。
 そうですよね、素晴らしいですよねココロさん。


 来年の九月に私も北海道に行く予定でジリジリと貯蓄しておる。
 はっきり言うとケチになった。
 まめと約束したんだ


『まめ、○○(私の名字、姉さんに「まめには私の名字呼び捨てで教育して下さい」と頼んで成功した)はまめが小学生になったらまた来る(私は宮城県在住である)から○○を忘れないでね』と。


 フェリーの早割(二ヶ月前から予約すると半額になるお得なサービス)で行っても良いんだがココロさんのブログを読んで良い事に気付いた。


 古来より鯉は滝を昇って龍になる。


 まめの作った鯉のぼりを滝越えさせて龍で北海道に行こう。


 ほら、『千と千尋の神隠し』のラストシーン辺りでハクが龍と成って千尋を乗せる所があるだろう。
 アレが良い。
 無料だし。


 馬鹿な事を考えている暇があれば掃除でもしてろ。


 お前は夢見がち過ぎだ。


 
 

宣伝はハゲしくハゲまして

2014-05-02 19:10:57 | Weblog
 こんばんわ。
 今日の夕食はカレーだった。
 美味かった。
 最近太ったのに夕食に高カロリーな物を喰うな。
 わたくしです。


 月子(友人・漫画家)からメールがきた。


 Dモーニング新人増刊号に「渋谷百音子」名義で『すばらしき まいにち』という漫画を配信しているのである。
 SMの女王様の話らしい。
 月子・・・また縄とか縄とか縄を描いているんだろうな・・・。


 Dモーニングのアプリをダウンロードすると読めるらしい。
 私はガラケーなのでドキドキしながらパソコンのネットでそっと覗いてきた所、やれ『ダウンロード』だ『課金会員』だ等と未知の単語を並べられ怯えて月子の漫画の画像だけクリックして最初の1ページだけ見た。
 月子はまた絵が上手になっていた。
 課金会員になるとアンケートが書けて月子の漫画の感想等を送る事が出来て、そこで評価が高ければ連載が決まるかもしれないシステムなのでお財布に余裕(500円)があるスマホユーザーやネット環境の方は是非覗いてみて下さい。
 
 
 http://app.morningmanga.jp/←コピペですいません・・・。


 先程『コピーあるのでお会いできる機会にお見せします』とメールがきて欣喜雀躍した私である。
 テンションが上がり返信をする。


『宣伝しておく!!頭頂部分だけハゲた宣教師になる!!』


 それはフランシスコ・ザビエルだ。


 月子はガッツで異様な迄にハイな私のメールに応えてくれる。


『ハゲしく感謝です☆』


 月子は良い子だ。
 とにかく


『もっとハゲますよ!!』


 と返信して光の速さでここにきて打っとる私だ。


 スマホの方!!
 是非月子の漫画を読んでみて下さい!!
 そしてアンケートを・・・!!


 怖ろしい程の猥談で盛り上がれる貴重というか唯一の友人である月子をお願い致します。


 ハイ!敬礼!!←何に対してだ。



法事で処刑

2014-04-30 16:25:20 | Weblog
 もう既にこんばんわ。
 天候に振り回されて生きている頭痛持ちの皆様、お加減はいかがでしょうか。
 ロキソニンを滅茶苦茶服用してます。
 わたくしです。


 一昨日父と母とだらだらテレビを観ていた所、彼等が何事かを話しこんでいた。
 ぼーっとテレビに視線を送っていた私に父が


「○○(私の名前)ちゃん、○○ちゃん」


 と、普段は絶対しない「ちゃん」付けで話し掛けてきて凄く嫌な予感がした私は


「な、何よ」


 怯えて返した。
 振り向いて父の顔を見ると最高の笑顔で


「明後日の法事、行ってくれない?」


 という簡単な用事だったので私は


「良いですよ」


 と、即答した所両親はビビり「本当に大丈夫なのか?」と再確認してくる。
 

 私は、鬱病で統合失調症で無職だ。
 お金は無いが暇は「もう良いっちゅうねん」と言う位持て余してるので居候のこの身分、少しでも両親の役に立ちたいと思い承諾した。


 昨日通夜に出て帰ってきた父は懇意にしているMさん夫婦やその他の知人に


「明日は娘が告別式と法事に参加するから宜しく」


 と触れ回って帰って来てくれて大変助かった。


 さて、今日だ。
 私の出番だ。


 11時に家を出るのに早朝5時に断眠だ。
 暇で暇でしょうが無いのでYouTubeで『聖☆おにいさん』の映画版を観て時間を潰す。
 ほんと便利な、YouTube。
 良い塩梅の時間になったのでごそごそと寝間着の氷帝ジャージ(『テニスの王子様』という漫画に出て来る学校のテニス部ジャージ)のまま居間に向かう。


「おはよー」
「おはよう。アンタ今日早いわね」
「まぁね」


 ネットで映画観て時間潰してた、等と多忙な母には口が裂けても言えないぜ。


 コーヒー飲んであったまりながらしばしテレビを観る。
 ちびっこが自転車でレースをする大会があって走ってる自分の子どもをムービーで撮ろうと懸命に追いかける親御さんの必死さに笑う。
 子どもも必死だろうが親も地獄だろう、アレは。
 転んだ子どもを抱き上げてあやした後また自転車に乗せる。
 あんたは鬼か・・・子どもの意志の尊重とかそういうのがないのか。


 何だか疲れて歯磨きをして顔を洗い化粧をして髪をセットする。
 喪服に着替えても時間に余裕があったので、西条八十の詩集を読んでたら母が


「持って行っちゃ駄目よ」


 と言うので


「小学生だってそんな事位知っておるわー!!」


 今月初めての逆ギレで返す。
 色々疲れる日々を送っているからね・・・うん・・・。


「あぁ!!○○っ!!ストッキング伝線してる!!」
「えぇっ!?」
 慌てて違うストッキングに履き替え、さいさきの悪さを感じる。


 母の車にて会場へと向かう。
 ロビー迄連れて来てくれた母に受付にお香典を出すよう指示されごそごそとお香典を出す。
 紙袋に包まれたおそらくお茶っ葉を母が持つ。
 ロビーは人が一杯だった。
 炯眼で母がMさん夫婦を見つけてくれた。
「おはようございます。娘です。難聴なんですが色々教えてやって下さい」


 私は先天性感音難聴だ。
 一体どうして私の身体と心はこんなんなのだろう、ともう笑うしか無い。
 わははは。
 補聴器付けても無駄だぜ。
 わははは。


 母が帰ってしまったので以後私はすみちゃん(Mさん宅の奥さん)にぴっとりくっついて行動する。
 間もなく告別式が始まり私達は遺族席に座る。
 私の祖母の戦死した前夫の弟さんがみまかったのだ。
 坊さんが3人でお経を唱える。
 

 正直に言おう。


 暇だ。


 家に居るときより暇だ。


 そんな私の右肩にすみちゃんの頭がめりこんでくる。


 すみちゃん!!


 すみちゃんは数分寝ては起きてはを繰り返し私の心の爆笑ツボを押してくるが笑えない。
 目の前には涙する遺族がいる。
 やがてすみちゃんは蘇りしっかりお焼香を済ます。


 これが大人ってヤツか・・・。


 私もお焼香を済ませ、もう勘弁してくれという限界で念仏が終わり坊さん3人が退出して皆またロビーに出る。
 茫然と椅子に座っていたらすみちゃんが


「法事出るんでしょ?ほら受付にご香典出して!!」


 げげっ!ワーォ!!


 ピンチを救って貰いひれ伏す。


 さぁ、法事だ。
 また会場に入って坊さん3人を待つ。
 やって来たのは先程と衣装が変わった住職と前と同じ法衣の坊さんだった。


 お前のお召し替えかよ!


 変な魔法少女が使う様なバトンを回したりしていて最高に引いた。
 

 止めようぜ、ソレ。


 法事はつつがなく終わった。
 さぁ、次は食事会だ。
 私の席は祖父の名前ですみちゃんの隣だ。


 ぱくぱくと持ち帰り不可な茶碗蒸しとか食べて右隣のおっちゃんとコップにお互いオレンジジュースとビールを注ぎ合う。


 昼食後の薬を飲むタイミングがなくてガクガクと震える指と腕で漸く服薬する。


 三ツ矢サイダーが飲みたくなったのでまだ震えは治まらないが王冠を開ける。


 おっちゃんと私の喪服にサイダーがかかる。


「あぁっ!すみません!!すみません!!!」
「いいよいいよ」


 すみちゃんがハンカチを渡してくれるがおっちゃんは「大丈夫だから」と言って更に私を平謝りさせる。
 すみちゃんにどうやってハンカチを返したのか憶えていない程焦った。


 心に痛手を負い何となく俯いているとすみちゃんの靴が見えた。


 黒い革製のスニーカーだ。
 吹き出しそうになる。
 何ておいしいキャラなんだ!すみちゃん!!


 弁当以外の食べられる物を食べ尽くして弁当の梱包を頼む。
 母に『迎えに来てくれ』メールをする。
 すみちゃんが「帰りはどうするの?」と訊いてくれたので「母に迎えに来て貰います」と答える。
 包まれた弁当が出て来て席を立つ
「今日はありがとうございました。とてもお世話になって本当にすいません。お先に失礼します」
「気を付けて帰ってね」
「はい」


 ロビーに出て母がメールを見てない可能性が大なので家に電話する。
「もしもし~」
「あ、お母さん。迎えに来て」
「分かった-」


 やっぱりメール読んでなかったな。


 1階に下りて仏花を二束貰う。
 重くて大きい・・・。


「これで全部です」
「あらそうなの」


 すみちゃんが大量の花束の前に陣取ってた。


「お先に失礼します」
「はーい。お母さんに宜しくね」


 玄関で母を待っていたら漸く花束を選び終えたすみちゃんが出て来た。
 私はまたすみちゃんの底力を見せつけられた。


 七束・・・仏花を手にしていた・・・。


 車に乗り込み続々と皆帰る。
 余りの荷物の重さに耐えかねて弁当と仏花を足下に置く。


 やがて親族用バスが来て2人乗り込んで帰ってゆく。


 まだ待つ。


 最後迄残ってた親族も帰る。


 まだ待つ。


 まだ待つ。


 まだ待つ。


 空は曇りで、旅立った故人の人と也を知らぬ私はいつまでも大人になりきれない己にやるせない思いだった。


 静かに気がふれそうになる。


 でも、それが私なのだ。


 母の迎えはまだ来ない。