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南米コロンビアの治安状況、大幅に改善

2013年02月01日 | Colombia
【外務省発表より】

●コロンビアの治安概況●

コロンビアの治安は,2002年以来コロンビア政府が治安対策に重点的に取り組んだ結果,近年殺人や誘拐の件数が大きく減少するなど,都市部を中心に改善しています。2010年8月に就任したサントス大統領も,治安対策に力を入れています。

これまで爆弾テロや誘拐を行っていた「コロンビア革命軍」(FARC)やELN「国民解放軍」(ELN)等左派反政府武装勢力が主要部隊を失い劣勢となったこともあり,国軍や警察に対する武力攻撃やテロの件数は減少傾向にあり,使用される爆弾も殺傷能力の低いものが多くなっています。

現在,これら勢力の活動範囲は主に政府の取締りが手薄なエクアドル国境及びベネズエラ国境に近い地域に集中し,国軍や警察の施設を狙って犯行は夜間に犯行が行われることが特徴です。

ボゴタ市をはじめとする主要都市では,国軍や警察のコントロールが及ぶため,テロや誘拐等の重大犯罪が発生する可能性は農村部に比べると低くなりますが,これらの主要都市を離れた場所では,国軍・警察のプレゼンスが低まるため,危険度が高まります。
左派反政府武装勢力は恐喝と麻薬を資金源としており,農村部にはコカ等の麻薬栽培地があることから,コロンビア国内の陸路での移動,特に夜間の移動は避けてください。

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私が青年海外協力隊員として滞在していた1990~1992年当時の状況からは、想像もできない程の改善です。
毎日、そこらじゅうで爆弾テロや銃撃戦が繰り広げられ、誘拐は日常茶飯事でした。私が暮らした地方都市では戦車を見るのは普通だったし、またコカの栽培地域で働いていた時は、事実上麻薬マフィアの統治下であることを実感していました。

平和になったコロンビア、バンザイ!

なおブログ「南米コロンビア・雲と星が近い町から」は、コロンビアの魅力を発信している素敵なブログです。
ぜひ一度ご訪問を。

(冒頭写真もこのブログから紹介させていただきました)

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