ブナの中庭で

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スイスの食料品売り場にみるエコ意識

2009年08月10日 | エコライフ
ミグロMigrosはスイス最大のスーパーチェーンです。
ツェルマットの店舗で、環境への取り組みをみてみました。

青地に星は「地域農産物マーク」。地元産を選んでフードマイレージを小さくしようという取り組みです。


「Bioビオマーク」は有機産物につけられています。
卵4個入り、左は有機で3.45スイスフラン(約310円)、右は一般品で2.70スイスフラン(約243円)。
しばらく売り場で見ていましたが、有機品の方が売れていました。(実際に有機品の方が売り場面積が広かった)

日本に比べて卵が高い(1個60~80円)のは、スイスではゲージに閉じ込めて飼育するブロイラーが禁止されているためです。

他にも
「MSC海洋管理協議会ラベル」:水産物の乱獲を防止し管理のもとの漁獲品
「FSC森林管理協議会ラベル」:持続可能な森林管理の下で伐採された木製品
「M-7肉の品質保証ラベル」:一定基準で飼育された食肉品
などが知られています。

そしてほとんどの人がマイバッグ持参。
お店で紙袋をもらうと有料で0.30スイスフラン(約27円)です。


2 コメント

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いい意味での頑固さ〓 (MKタクシー)
2009-08-17 09:07:56
以前、小松市にいた仲良しのALTのRちゃんはスイス人の彼ができて、今スイスで働いているし。LPTの仲良しのCちゃんもフランス人の旦那さんが仕事をスイスで始めて、子供二人連れて移住した。そして、REPUさんも初登頂。みんなからスイスでの生活情報を聞くと、ホントに昔ながらの良さを守っていて、ステキだなと思います。
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スイスの頑固さ (Repu)
2009-08-17 19:31:31
ハッキリ言って旅の様々な場面で「頑固さ」を感じました。
例えば農産物は高い!(卵60~80円/個、トマト200円/円)でもそうして農家への所得保障をしている。なぜなら農業や牧畜業がスイスの美しい景観を守ってくれているから。
全国が休耕田だらけの日本を思い出し、農業政策の貧困さを痛感しました‥‥。
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