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石炭火力発電所を推進する日本に「化石賞」

2021年11月05日 | 地球温暖化・地球高温化
世界的NGO「気候行動ネットワーク (Climate Action Network 、略称 CAN )」は、イギリスで開催中の国連会議「COP26」に合わせて、温暖化対策に消極的だと判断した国を選ぶ「化石賞」に日本を選んだと、11月2日に発表しました。
この不名誉な「化石賞」、日本は2019年のCOP25に続き、2回連続の「受賞」。

日本を選んだ理由として、COPの首脳会合での岸田総理大臣の演説にふれ「火力発電所の推進について述べた」。
そして「脱炭素の発電としてアンモニアや水素を使うという夢を信じ込んでいる」としたうえで、「未熟でコストのかかるそうした技術が、化石燃料の採掘と関連していることを理解しなければならない」などと批判しました。


気候行動ネットワークは、120カ国以上・1100もの団体から構成される環境NGO.。
「気候変動枠組条約締約国会議(COP)」会期中、地球温暖化対策に対する姿勢が積極的でない国に対して「化石賞」を贈っています。

このような不名誉な賞を受けるほど、日本の温暖化対策は遅れているということ。
政府も国民ももっと自覚しなければ。

*冒頭写真:気候行動ネットワークのHPより

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