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ブナの中庭で

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十勝岳爆発記念碑

2020年08月09日 | 地質・地形・地球科学
こんな大岩が泥流で流れてきたとは、本当にビックリ!

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1926(大正15)年5月24日に十勝岳は噴火、発生した大正泥流は火口から約17km離れたこの地点まで約20分で到達。
推定の時速は約57km。死者行方不明144名、建物372棟、家畜68頭と602羽の被害が発生しました。

火山泥流は記念碑が建つ巨岩を動かしてきました。
大きさは約3.7km、重さは68トン。


大正泥流で被災した人々が、泥流の脅威を語り継ぐとともに復興を目指す決意を示すため、泥流発生から1年後に挙績の上に記念碑を建立したそうです。


以前、泥流の悲惨さをつづった三浦綾子の小説「泥流地帯」と「続・泥流地帯」を読んで、深く感動したことを思い出しました。

場所は北海道の上富良野町西一線北32号、大きな駐車場とトイレがあります。


みなさんも機会があったらぜひ見学をお勧めします。
泥流で流されてきた巨岩の大きさ、火山噴火の脅威を実感できます。

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