クリスマスツリーの始まりには様々な言い伝えがあります。
16世紀に宗教改革を行ったマルティン・ルターの物語が一般では語り継がれています。
ルターが森の木々のあいだから見えた夜空の星の美しさに感動して家に帰り、家の庭にある木にろうそくを灯しました。
世の光として降誕されたイエス・キリストを思い、感謝して飾り付けをしたことから始まったそうです。
その前にドイツではすでに飾られていたともいわれています。
もみの木は常緑樹なので、キリストを信じるすべてのものに与えられる「永遠のいのち」をあらわします。
横から見ると三角形のカタチをしているので、父なる神、御子イエス・キリスト、聖霊の「三位一体」の神をあらわす意味でももみの木が使われているそうです。
三は完全な数字です。
ツリーの一番上に飾るお星さまは、ベツレヘムの星
イエス様を探してきた東方の博士たちが導かれた星。
イエス様が生まれた貧しい馬小屋の上を照らしていた星。
りんごはアダムとイヴが食べてしまった禁断の実、罪の果実
神さまがすべてを与えられた後、この木の実だけは食べてはいけないと言われたのに、蛇にそそのかされた二人は食べてしまった。
二人はお互いが裸であることを恥ずかしく思い、そよかぜのふくころに散歩に来られた神さまに見つかることを恐れて隠れてしまった。神さまが二人を見つけて尋ねられると、二人はお互いに罪をなすりつけた。
神さまは悲しまれて、二人をエデンの園から追い出された。
アダムには男の苦しみ、イヴには女の苦しみを与えられた。
蛇は忌み嫌われるものとして、一生、土の上を這うものとされました。
罪とは、悪い行いのことばかりではなく、神に背を向けることをいいます。
神さまは人を愛されています。
けれど、人はいつも自己中心。
神さまが嫌われる偶像をつくり、自己中心になって神に背を向けて生きてきました。
人類の罪を帳消しにするため、独り子イエス・キリストを乙女マリアの胎に聖霊によって贈られました。
御子イエス・キリストを信じるものには、
罪のゆるし、からだのよみがえり、永遠のいのちを与えると約束されました。
罪を帳消しにされるのです。
そのために、神であることにも固執しないで、キリストが全人類の罪の身代わりとなって十字架にかかり、血を流して死なれたのです。
クリスマスは、神さまが全人類に贈られた救い、
大きな喜びの時。
この世が知らない愛、アガペーの愛が与えられたしるしです。
無条件の愛は神さまから与えられる、この世にない愛です。
一年中、
毎日がクリスマスだったらうれしいですね。
イエス・キリストに出会うと、毎日がクリスマスになります。
みんな、神さまがつくられた一人ひとりだから。
感謝と喜びのクリスマスがいま、あなたにも。
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