Tonton's Miscellany

基本的に日記です。仕事のこと、家族のこと、本やニュースの感想など、ごちゃごちゃつづります。

小さな小さな、大切な光

2008年06月29日 | 【子どもと育つ】
初めて天然ホタルを見に行った。

場所は埼玉県の寄居。

昨日まではほとんどいなかったそうで、「見られる保証はない」という前日の連絡だったけれども、今日は温度が上がり、湿度が高い「絶好のホタル日和」だそうで、ワクワク。

真っ暗な山道を、懐中電灯も付けずに、前の人の背中だけを頼りに歩いていくと、あっ、いた!

ほんのり明るい光がスッと灯っては消える。ゲンジもヘイケもいる。弱々しい淡い光はヘイケ、4秒間隔で光が灯るのは、東日本のゲンジボタルだそうだ。ちなみに関西のホタルは2秒間隔らしい。「ほ、ほ、ほたるこい」の歌は、関東では4拍間隔にリズムを変えなければいけないのかもしれない。

暗闇の中に光るホタルの灯火が、この上なく大切に思える。「蛍の光、窓の雪」という歌詞のイメージが、少し実感できるような気がした。

帰路に見た、街並みを照らす人工光の、何と品のないこと。
あのホタルの、小さい光が絶えることがない環境を守らねばならないと思う。

しかし、そのホタルが住む川の近くでは、今年からバーベキューが始まっていた。キャベツがゴロンと落ちていたのにはビックリした。何でこんな美しい所に来て、焼き肉をしなければならないのだろう。

バーベキューを解禁しないと周辺の経済が成り立たないというのであれば、環境保護として行政が助成すべきではないか。最近、虫を捕獲するなと、網の持ち込みを禁止する地域があるという。でも、虫は1匹2匹捕ったところで簡単には減らない。虫を激減させるのは環境の変化だ。バーベキューにより、川が汚染されれば、そこに生息できていた生物は軒並み死滅する。行政がすべき仕事は、捕獲の禁止ではなく、虫が生き続けられる環境の整備だ。

来年も、あのほのかな光に会いに行こう。

ヴァイオリン発表会無事終了

2008年06月23日 | 【子どもと育つ】
…というわけで、無事終了しました\(^O^)/

昨年、娘を連れて行く前に、一度見せていただいた発表会(正確には「門下生コンサート」)ですが、昨年はピアノの先生との合同だったので、ヴァイオリンを弾いた方は今回より少なかったです。

また、演奏順も当日「クジ」で決める(!)という方法でしたので、よく言えばほのぼの、悪く言えば落ち着かない感じでした。
今回はしっかり小さい順に並んで、いい感じ。

会場入りして、すぐにリハーサル室で調弦と音出し。
もう1人のチビちゃんと2人でボーイングを見ていただく。
気になる出だしと、細かい音符だけ確認して、私は会場へ。

かすかに聞こえてくるリハーサル室の音の中に、娘の曲らしい音がチラホラ。相当気合いを入れて練習しているらしい。そういう練習は、本番の日ではなく、普段やりなさい。

2番目に弾いた娘は、心配した出だしも何とかクリアし、音もそこそこ鳴っていて、彼女にしては特にミスもなく終えた。あーよかった。

彼女の後は皆、中学生のお兄さん、お姉さんで、なかなか聞き応えがある演奏でした。そして圧巻は当然ながら先生の演奏。うーん、ホールの木が鳴っている! この生演奏を聴けるだけでも、この一晩の価値はあると思う。

来年は「ユーモレスク」を弾きたいのだそうだ。
どーぞ頑張って。

ヴァイオリン発表会

2008年06月19日 | 【子どもと育つ】
1年前、それまで半年習った先生があまりに厳しくて、親子ともに音を上げ、今の先生に替わった。通っていた音楽教室を離れるという代償はちょっと大きかったけれども、幸いにして、今の先生のもとで、娘はヴァイオリンを好きで続けられている。明後日は、この先生の所で初めて発表会に出る。


最初の先生の所の発表会(昨年3月)では、えっちらおっちらと「きらきら星」を弾いていた彼女。空中分解しなかっただけ御の字、という状態だったけれども、今回はスズキの2巻から2曲を頂いた。

1巻の終盤のバッハを弾いてから、彼女のバッハ好きは始まったようだ。2曲のうち1曲はバッハで、どう聞いてももう1曲よりも仕上がりが良い。練習量も当然違う。ピアノでも最近バッハに入っていて、他の曲をそっちのけで、バッハだけは毎日言われなくても弾いている。好きな作曲家ができるというのはいいことだと思う。

初めての弦替え、毛替えをして準備万端。あとは手をケガしないで当日を迎えてほしいというだけ。

通訳実習

2008年06月11日 | 【手話】
ええっ、実習!?

講演会の客席の片隅で、アシスタントのろう者2名&ビデオに向かって、ひたすら手を動かすこと3分間×4。

だけど手を動かしただけで、伝わったとは言い難い3分間×4。

きっと舞台上の「ホンマもんの手話通訳」を見たいだろうに、じっとガマンしてこちらを見てくださること3分間×4。


「みんな!頑張った!頑張った!」と励ましてくださった講師に感謝<m(__)m>

来週ビデオを見るのが怖い。