Tonton's Miscellany

基本的に日記です。仕事のこと、家族のこと、本やニュースの感想など、ごちゃごちゃつづります。

落とすな!!

2006年09月22日 | 【子どもと育つ】
娘のヴァイオリンは音楽教室で借用している。
そうとう年期が入っているが、弦などはそれなりに高いものが付いていて、庶民の私が考える「入門用」のレベルを超えている。

娘のレッスンは始まったばかりで、まだ顎と肩で楽器を支えるなど夢のまた夢。
親の私がやってみても、こりゃかなり痛いですぞ。
でも、その姿勢が決まらないと、音は出せない。

先日のレッスンから毎日、彼女の「姿勢練習」は続いていた。最後にヴァイオリンを顎のところで挟んでみるところまで。

焦ったんだろうな。
自分でやって、しかもあろうことか、手を離してしまったのだ!

結果は火を見るより明らか。

 ガッシャーン!!

目の前真っ暗。
ああ、1万円札が何枚も飛んでいく~
あわてて楽器を隅から隅まで点検。
指板がはがれかかっているが、どうやら割れてはいないようだ。

ここまでが一昨日。

昨日、早速楽器屋に電話。
指板のはがれだけなら1日でできるというので飛んでいった。

修理代金6000円。これで済んだのが不幸中の幸い?

娘にはお菓子2ヶ月間凍結を言い渡した。

音楽教室の新学期

2006年09月16日 | 【子どもと育つ】
「ヴァイオリンをやりたい!」と訴える娘の熱意に負け、「半年間、一生懸命練習できなかったら、その時点で辞める」ことを条件に、あと半年続けてみることにした音楽教室の新学期が9月に始まった。

ソルフェージュのクラスは、シャッフルされて、メンバーがチェンジ。

んー、去年のあの理想的なクラスではなくなってしまったかな。「男の子がやんちゃなの~」と娘は嘆いている。去年のクラスの男の子たちが例外的に優秀だっただけよ。多分。これがフツーフツー。

今日は初めての参観日。最初に得た印象とちょっと違って、なかなかきちんとした先生だ。2人とも歌がうまい。いや、うまい…というか、きちんとした発声の先生だ。それが子どもを教えるときに、必ずしもいいわけではないが、音程に問題はないし不満はない。去年のクラスの先生にくらべ、ちょっと音作りが「雑」な印象はあるが、思ったよりも、いいレッスンをしてくれていて、ホッとした。多少厳しいのも、娘にはいいだろう。

極めつけはヴァイオリン実技!
担当になった先生は、第一印象、第二印象、第三印象ぐらいまで、ちょっとイメージが怖そうで、「私、苦手かも」系の印象だったけど、いや、いいレッスンです。

大事なのは「腹」!!

この、人間が生きていく上での基本の基本ともいえるところから、きちんと入ってくださった。一言一言が、ストンストンと落ちてくる。納得納得納得。

ふにゃふにゃの娘には、さぞキツかろう。いつになったら音が出せるか分からないが、こういう訓練は、これから小学校に行く彼女にとって、この上なく貴重な体験になるに違いない。この姿勢がきちんとできれば、声もピアノも走りも変わってくるはずだ。

芸とは、やはりここから教えるべきものなのだ。

実技60分+ソルフェージュ100分。その間にほとんど休みはない。
半年間、とにかく頑張ってほしい。母も頑張るからね!!