リーゼント矢板(やいた)の【学ラン22年組】

リーゼント・学ラン・モノづくりのブログ

【アートハウスへの道】26〜ドリッピング技法〜

2021-07-01 | 制作過程
こんにちは。

リーゼント・学ラン歴19年(2021年現在)リーゼント矢板(やいた)です。



大阪にある一戸建ての貸別荘タイプの【新築】宿泊施設・『友家(ともや)』
このプロジェクトはコロナの影響《+α》で危機的状況の宿泊施設を、アートとクラウドファンディングの力で救い、《観光・宿泊》業界と日本の《アート》業界を逆に盛り上げていこう!という企画。クラウドファンディングに協力して頂くと、参加アーティストのオリジナルグッズや、作品がリターンされます。
ついに、6月5日(土)18時にクラウドファンディングが開始しました

CAMP FIRE 

リターンの中には私の制作したアート作品もありますので、一度上記の詳細をご覧になって下さい。







アニメ塗り風にボディに影を塗り分けました。
さらに手を加えて装飾していきます。


塗りのアイデアを考えていた時に考えていたこと、

・あまり細かい模様を描くと、折角の面白い立体のディティール、テクスチャーが分かりづらくなる。
・設営予定も迫っているので、細かい仕掛けや細工に時間を使えない。
・しかし、壁からすり抜けてきた様な作品なので、観る人の平衡感覚を揺るがす仕掛けは欲しい。
・立体の作り出す陰影も活かしたい。

に加えて、さらに、

・蛍光色を使いたい。
・コントロールしきれない、絵の具の流れを取り入れてみたい。
・もっとリキテックスのスプレーを使いたい。


という気持ちもあり、思考を錯誤すること数日。
イメージが固まりました。




とても良いと思う!


アニメ塗りの効果も相まって、

色数を絞ったベタ塗りなので、立体のテクスチャーも殺さない。
あまり時間はかからないが、見応えのあるアニメ塗りの平面的なギミック。
立体が作り出す実際の陰影とは違う方向に影を塗ったり、塗料の垂れる流れが重力に反してるコトで、違和感や、感覚を刺激させる。


上手くいけば、とてもオモシロイものができそうな予感!


リキテックススプレーの蛍光色はレッド・オレンジ・イエロー・グリーン・ブルーがありました。発色的にはレッド・オレンジあたりが蛍光感が強くて良かったのですが、血液っぽいイメージでグロテスクな作品になりそうだったので、グリーンをチョイスしました。

 

紙コップの中にスプレーして絵の具をためて、作品のボディーに垂らしていきます。

右から〜。




うおっっ!

ちょっとやり過ぎたかな?
立体の隆起によって絵の具の流れが予想できない!

ちょっとずつ様子を見ながら流した方がいかな。
緑が支配し過ぎて、せっかくの影が隠れちゃ勿体ない!
お腹には直接スプレーして、そのまま下に垂らしてます。

次は左から〜。



脇腹の次は肩。





おでこにもボンドのマスキングをして、リーゼントの毛の流れに合わせて絵の具を流します。









いい感じでは!?
外で、コーティングのつや消しクリアーを噴きます。




そして、顔にもペイントを足しました。

重力に反し、様々な方角から絵の具を垂らしたことで、平衡感覚を少し刺激し違和感を与えられるペイントになったかな?と思います。

いよいよ大詰め!
次回はアニメ塗りのラストとして、ハイライトの白をエアブラシします!



つづく。。。




このプロジェクトはコロナの影響で危機的状況の宿泊施設を、アートとクラウドファンディングの力で救い、逆に盛り上げていこう!という企画。
クラウドファンディングに協力して頂くと、参加アーティストのオリジナルグッズや、作品がお礼としてもらえたりします。そしてついに、6月5日(土)18時にクラウドファンディング開始です!
詳しくは下記のリンクをご覧になってください。
進展状況、参加アーティストはInstagramから発信してます!
Instagram @wayout_202




次回も⚡️夜露死苦⚡️

Twitter @regent_164
Facebook @Hiroshi Yaita
Instagram @yaitahiroshi
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