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朝から雨で、ちょいとひるみましたが予定どおり浪花家総本店&てつや先生の展覧会めぐりに行ってきました。
先にどちらへ行くか迷って、お腹が鳴いたので浪花家総本店さんへ。
実は浪花家さんは現在お店の建て替え中で、工事が終わるまでNaniwaya Cafeの軒先に仮店舗を構えて営業中です。
そのことを事前に知っていたので、気になって店跡地に寄ってみました。地下鉄上がって、いつもの道筋、角を曲がると……
あったはずの、あの看板が、味のある佇まいのお店がすっかり姿を消していて。
ちょっとアンニュイな気分になってしまいました。老朽化等しかたのない事ですが、またあのレトロな店構え(とくにあのシャッター!)を再現してもらえればいいな~と思います。
さて、元気な腹の虫を抱えNaniwaya Cafeへ。
ぷ。
おしゃれなカフェの軒先に、あの!木造のたい焼きスペースが!(笑)
このミスマッチな風景に和みつつ、おじさんに待ち時間を聞くとまだ早かったおかげで10分ほどで焼きあがるという。カフェの下見も兼ねていたので、中で食事した後に受け取れるようお願いして店内へ入りました。
店の中は木を基調にしたやわらかい作りでした。ゆとりをもった空間で今風のなかにたい焼きの魚拓風版画が飾られていたり、不思議に懐かしい感じ。気に入りました。
さっそくメニューを拝見、食事メニューは稲庭カッペリーニ、三色そぼろ丼、豚しゃぶうどん、焼きそばセット……と少ない。メインは喫茶らしい。
焼きそばセットって、浪花家総本店のメニューの?ちなみに小鉢等数点セットで700円でした。
焼きそばは総本店で食べたかったのと、今日の気分で稲庭カッペリーニを注文。
(左から、稲庭カッペリーニ、ポタージュスープ、冷やっこ、サラダで、900円)
写真を撮る前にフライングで小鉢の冷やっこを半分食べてしまいました(笑)
お味ですが、いやいやどうして美味しかったです~(^O^)うどんのゆで加減が絶妙でもっちりシコシコ!サラダのアスパラもゆで具合がサイコー。お世辞じゃなくて本当に良い加減でした。
ただこのセットメニューにしっくりこない。メインのパスタ風うどんがオリーブオイルベースの冷たいものなので、同じようなサラダは不要かな~
またこの味の組み立てにポタージュは合いませんでした。個々に美味しいんですが、トータルでは???って感じ。
むしろ、ポタージュなしで飲み物をつけるとか、サラダ外してデザートをプラスすればもっと付加価値的な意味合いが増すと思います。どうしてもスープならコンソメ系のさっぱりしたものがいいかな、個人的に。(しかし、ワタシの舌はこんな出来なので参考にはなるまい……orz)
そうそう!たぶん浪花家総本店さんが仮店舗を構えている間だけだと思いますが、Naniwaya Cafeさんでもたい焼きが食べられます!(本来こちらのカフェでは食べられないメニューなんです。)
ただ、高い…気が……。たい焼き1匹にお茶がポットでついてきて、600円。
浪花家総本店さんでいただくと、2匹に湯飲みのお茶がついて、300円(だったよね?)。カフェでは他のメニュー価格とのバランスがあるのでこの設定なのかな?
ちょっと手が出ませんでした(笑)
そして、これも目的のひとつ。
『 Azu-wich 』(8個入り 900円)
お魚の形がかわいい……フツーに、キュンとなるわ(笑)
小川軒のレイズン・ウィッチが好物のわたしですので、こちらはぜひ試してみたいと存在を知ったときから思っておりました。
ワタシ的セオリーとして、軽く冷やして、いざ、パクり。
しっとりとしていて、甘みはすこし強め?フツーに美味しいです。イヤ、期待が大きかったのでフツーと思っちゃいましたが、お茶にもコーヒーにも合うマルチなおやつです。洋酒も使ってあるようなんですが、もうすこし存在感があってもいいかな?とも思います。
これはねぇ、お使い物に、気が利いているかも!
つぎに訪れたときには、和三盆ロール食べてみようっと(^O^)
さて、入店時にお願いしておいたたい焼きを受け取り、表参道へ向かいます。
【 ちばてつや デビュー50周年記念展覧会 】
ふたたび雨がちらつく中、話題の表参道ヒルズへ。しかし、居並ぶ流行の店に目もくれずひたすら進むこと2分。あった~ギャラリー80。おしゃれなスペース。
想像よりもこじんまりとした広さのギャラリーは、すでに大勢の人で賑わっておりました。この足元の悪い中、多くのファンが訪れるのはてつや先生ならではなのでしょうね。
中へ足を踏み入れると、入り口で柔らかい雰囲気の女性と男性が迎えてくれパンフレットをくださいました。
この展覧会、てつや先生のご家族が企画されたそうで、数名いらっしゃるスタッフさんは先生のお身内の方だと思われます。そのせいか全体にアットホームな雰囲気でした。
ギャラリー内には、所狭しとちばてつや直筆カラー原稿や生原稿が展示されています。それらにはご家族からのコメントがついていたりして、いろんなウラ話が……!
また、原稿の合間合間に先生のお写真が。スタッフさんとご一緒だったり、ご家族との記念撮影だったり、先生ん家のにゃんこのあられもない姿(?)まで。いちばん受けたのはパッと見、お子さんたちが整列して写っている写真。しかし、よ~く見るとその足元に首まで砂に埋まった若き日のパパ先生が!(笑)
あったかい写真に、つい、くすっと笑ってしまいました。
生原稿には圧倒されました。
美しい。もう、芸術の域なんですね。
わたし、お恥ずかしい(?)ことにてつや先生の作品といえば、明日天気にな~れ、という輩なので、詳しくないんです。
なので代表作(あしたのジョー)のイメージから、とっても硬派な線、ぶっちゃけ荒々しい線かと思っておりました。
とんでもない!
滑らかな、迷いを見せない線。
力強いけどやわらかさを感じる線。
ラフな作品ですら、雑になんて見えない。
しばし、ぼ~っと見惚れてしまいました。
あきお先生とまったく違う作風ながら、こういう丁寧で密なる作業に血のつながりを、濃く感じた気がします。少なくともわたしは……。
展示原稿も、切り貼り、継ぎはぎ、本当にとことん詰めて仕上げたということが分かるもので、感動します。このこだわり、より上の完成度を追求して、きっと完璧なんてご自身では思わないんだろうなぁ。
刷り上った本に赤を入れ続けたあきお先生といい、凄まじいまでの作品作りへの姿勢を見せられました。
てつや先生の作品は、ご自身が強い関心をお持ちである環境などの社会問題をテーマに扱ったものも多いそうで、展示作品の中にも強くその意識が現れているものがありました。
また、最近の作品であろうゴルフをテーマにした数点には、エアブラシが用いられており、より写実的な仕上がりになっていました。もう超至近距離でみても、びっくりするくらいきれいで、細かくて、丁寧で、プロってすごいな~と感心することしきり。
見に行って良かったです。
この展覧会、残念なことに明日で終わりなのですが、もし興味があってご都合のつく方にはお出かけになることをオススメします。(入場無料 詳しくはhttp://www.chibapro.co.jp/50/index.html)
ぜひ、プロのすばらしい作品を間近で見られるチャンス、逃さないでっ
お疲れ様でした。
浪花家のカフェへ行って。そしてタイヤキ。
(ついついタイヤキに釣られてしまう私。)
ちばてつやさんの催事会…私も生原稿みたかったです(涙)。そして、埋もれているちば先生の写真(これが一番見たいかも!?笑)。
表参道なんて、15年足を踏み入れていない…なぁ。
日曜日のほうが天候が悪いという予報だったので、昨日行ったのですが(笑)
生原稿、ほんと圧巻でしたよ。思いっきり顔近づけて見ても雑味が無くて。あきお先生の写真、わたしも期待したのですがとくにありませんでした。
でも、良い展覧会でしたよ(^^)
表参道、すっかりキレイになっちゃって。完全に居場所がありませんでした(笑)
カッペリーニも美味しそうですが、アズ・ウィッチ?超~~~可愛いですね!私もキュンvときました。
プロの方の生原稿って見惚れますよね。超至近距離で見つめちゃうって、わかるなあ。
私もキャプテンでなくC翼のほうの原画展に行ったことがあるんですが、それですら(?)凝視してしまいましたもの。
いい目(とお腹?)の保養をされた一日でしたね♪ お疲れ様~
浪花家さん、貫禄ありましたね(笑)新しくなったらきっと喫茶スペースを広げたりするんでしょうね。あの趣のある内装、好きだったんだけど。
高橋○一氏の原画ですら!ですか~(<失礼過ぎ)やっぱりプロは違うんですね。勉強になりました。
そうそう、夏、墨谷探訪しましょうね!(^^)