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📖 出会いなおし 📖 森絵都 著 文春文庫

2020年11月08日 | ときどき読書📖覚え書き📖
*乱読です&感想は苦手です*

6つの短編集。出会いと別れ、そして再会が描かれています。
読む年代によって受け取る印象もずいぶん違うのでは????と思いました。
私は過去時間が長いですから(笑)  

「出会いなおし」は年を重ねることの素敵なお話し。とても温かい気持ちになりました。
「カブとセロリの昆布サラダ」は清美の行動に何度も頷きながらとても楽しく読めました。ラストも爽やかです。
「むすびめ」は小学生の頃の思い込みが同窓会へ出席することでほどけていくお話し。良かったね❢という思いがこみ上げてきました。

森絵都さん、作品の幅が広くたくさんの抽斗をお持ちの作家さんですね!





『出会いなおし』の本文から・・・・・年を重ねるということは、同じ相手に、何回も出会いなおすということだ。
会うたびに知らない顔を見せ、人は立体的になる・・・・・

『むすびめ』の本文から・・・・・わかりあえるために必要な年月もある。人は、生きるほどに必ずしも過去から
遠のいていくのではなく、時を経ることで初めて立ち返れる場所もあるのだと・・・・・



中江有里さんの解説から

・・・・・人は自分のことはわからない。そして相手のこともわからない。それでも誰かを愛するし、
自分のこともそれなりに愛することができる。都合がいいようだか、それはこの生を肯定するということでもあろう。
一方でわからない相手を愛するのは怖い。でもわからないから愛せないというのは、自分も愛されないということにもなる。
それでは人生、寂しすぎる。
  だから人生はいつも人に出会う途中で、人と出会いなおしながら、いつも誰かを愛する準備をしている。
愛する勇気をもらえる一冊だ。



📖急遽、連日出掛けた際に電車の中で読みました🚆🚈📖





出掛けた先の公園↟↟⌂*⍋















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