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Records にへーのブログ

演劇・映画・小説・マンガが好き!
日々考た事で、Xに書きづらい事を書いて行こうと思っています。

2025年春公演創作メモ⑲ 執筆のペース&落語

2024-12-04 21:51:00 | 2025春公演創作メモ
以下、春公演のネタバレを含みます。



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台本、もう書いてるのですが、今月中に完成させたい。
それで執筆のペースなのですが、1日1ページを目標に書いてます。

1日に1ページって遅いんじゃないの?と思う人もいると思いますが、俺も遅いと思います😅

目標は低いですが、確実にこなして行きたい。
もし詰まって、その日ほとんど書けなかったとしたら、次の日はその分も含めて2ページ書くといった感じで、執筆ペースを守って行きます。
全部で20ページ前後を予定してるので、12月20日前後には第一稿が出来て、今月中には推敲して完成させたい。

現在、1日1ページ以上のペースで書けているので、順調です😀✨



そして、記者・山田が趣味で落語の練習をしていて、その練習テープが間違って流れてしまうというアイデアを思いつく。

どんな落語の話を練習してたら面白いだろう?
やはり、前座噺がいいのか?

今は仮に「寿限無」で書いているのだけど、これはあくまで仮なので、台本書き終わったら落語の映像やCDを色々見聞きして検討したい。


という事で台本執筆に戻ります!


篠田千明公演「非劇 Higeki」観劇(昔書いた観劇感想)

2024-12-03 12:29:00 | 演劇
以下の文章は、2015年12月に下書きで書いたままになっていた観劇の感想です。

今更出すのもどうかなと思ったのですが、せっかく書いてあったので、gooブログに移転した機会に出す事にしました😅



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しぶりに吉祥寺シアターに行って来ました。







まず、観劇前から、少しワクワクしました。
それは、一階から入る事だったり(吉祥寺シアターは大抵二階からお客は入るので)、客席の模型から座りたい席の付箋を取って席に着くとか、



青い付箋なので、青い冊子が見える様に席に置いてあります。


(オレンジの付箋の席はオレンジの冊子と、色々な色があります)

テキストが事前に配られるとか。



そういった事や、『「劇に非ず」で非劇』というホームページのアナウンスだったりで、かなりアーティスティックな作品になるだろうと、期待が高まった中で観劇が始まりました。


ストーリーを公演ホームページからコピペさせてもらうと……

「2021年、東京オリンピックの翌年。スマホを手に入れるくらいの値段と手間で、事故や病気を自動で治してくれるドローンが開発されアンダーグラウンドで広まっていく近未来。ほぼ不老不死になった人類から「人生一回」とか「命がけ」とかの意味がなくなりドラマや宗教が求心力を失っていく。自分を自動販売機に改造してしまった不死ドローンの開発者の非活躍と、沈黙する彼を巡りようのない人々の非邂逅を描いたハードSF。劇はないが、わたしたちは生きている。」

……というもの。


全体的な感想を言えば、まず面白かったです。
もの悲しく美しい、力強い舞台だったと思います。
エピソードの鮮烈なイメージを、照明や美術のアイデアが盛り上げていた。
群舞も、1人1人がイメージのきらめきを放っていました。

あと、もっと精密な世界を予想してたので、わりとザクザクしてたなーと。
「ザクザク」したという表現は、決してマイナスの言葉ではなく、ジャズだと思って聞いたら、ゴリゴリのパンク・ロックだったなという感じ。あるいはナイフの切れ味でなく、ノコギリだったなという感じ(分かりずらいか?)
篠田さんが「非劇はハードコアSF」と言っていたのは、こういう感じを指していたのかもと思ったりもして。(余談・・・ジャンルSFでカテゴライズされる「ハードコアSF」とは、科学的考証がしっかりしたSFを指すので、それとは今回は少し違った印象を受けます。篠田さんがハードコアSFというジャンルがすでに存在してる事を知っていて使っているかどうかは、分かりませんが)
完璧な作品というより、いい意味で未完成感の魅力が溢れてました。

大きな一つの流れ(物語)で作られた作品でなく、断片(エピソード)のループ感で作られていて、そこら辺も所謂、(物語)劇でなく、非劇。
テキストで事前に配られた物語も、本編で劇的な展開を迎えないのも、非劇。
とか、「非劇」の意味を色々と後で考えるのも、ちょっと楽しかったりして。

ただ、ハードルが上がり切った状態で見たせいか、思ったよりは特異な作品ではなかった印象でした。
また、シーンや出来事の鮮烈さはあっても、イメージを喚起させる鮮烈な言葉は意外と少なかった気もします。
まあ、もしかして今回の舞台では、言葉で語るのでは無く、そういったシーンや出来事、役者の肉体(ダンス)で語る事の方が重要事項だったのかもしれませんが。

という、ザックリ感想を書いてみました。

2025年春公演創作メモ⑱ 台本書き始めました!&ラジカセ

2024-12-02 20:35:00 | 2025春公演創作メモ
以下、春公演のネタバレを含みます。



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昨日から台本書き始めました。
40分前後の台本を書くので、1ページ2分の計算で全部で20ページ前後を予定してました。

しかし書いてみると、今迄よりも登場人物の動きを指定したト書き多い。
動きのある笑いを目指す事から考えると、以降も動きのト書きが更に多くなる可能性がある。

なので、予定よりページ数が多くなる可能性が高い。
でも、実際は書いてみないと分からない💦



書いてる最中に、記者・山田のアイデアを思いつく。

記者・山田は70歳なので正式には会社を退職しているが、会社に貢献していたので忙しい時だけ雇われる臨時職員として、たまに働く事があるという風に設定を変えた。
なので、かなり時代感覚がズレてる。物忘れも激しい。実際の70歳より、少しおじいちゃんな感じにしようと思う。

書いてる途中に、これはコメディだと意識を持っていった結果だけど、実際にはあり得なくても、これはコメディだから有りと、割り切って書こうと思う。


そこを踏まえて、悪天候の為に他の記者は誰も取材現場に辿り着けないので、近くに住んでいる記者・山田に仕方なく取材をしてもらう事にする。
女優・葵と監督・小前のスケジュールの為に取材日を動かせず、この日がダメなら取材はキャンセルになるからだ。
もうおじいちゃんの記者・山田に取材を任せるのは避けたいが、行けるのは近くに住んでいる記者・山田しかいないので仕方ない。
そんな記者・山田はラジカセを持って登場する。昔使っていたマイクロカセット・レコーダーが壊れていたので、インタビューを録音出来る機械は、それしか持ってないからだ。
呆れる女優・葵と監督・小前だが、ラジカセにマイクを繋いで、記者・山田は喋る人にマイクを向ける。
このマイクを向ける動きで、スラップスティック的な笑いが取れるかもしれない。

勿論、今時ラジカセでインタビューを録音する様な、こんな取材は無い。
作中のリアリティのラインをいつもより下げて、コメディ度を高くする狙いである。

作中では途中から、マイクを向けられるのに煩わしくなった女優・葵が、自分の使っている音声レコーダーで録音する様に言う事で、ラジカセ録音は中止になるというオチ。
マイクを記者・山田が向ける動作は面白いが、ずっと続けるのは煩わしいので、キリのいい所でラジカセのネタは止めたい。
因みに、舞台女優は稽古の時に練習の録音をする人もいるので、女優・葵が持っていても不自然でないと思う。

2025年春公演創作メモ⑰ 台本書く前に決めておきたい事を決める、2

2024-12-01 20:10:00 | 2025春公演創作メモ
以下、春公演のネタバレを含みます。



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劇中に出て来るの制作中の映画のタイトルも決めておきたい。

映画の内容は自作の台本「怪物」の内容を元にしているので、今回の公演でも「怪物」でもいいのだが、是枝裕和監督の「怪物」が既に有名なので名前が被るのは避けたい。

という事でこの公演では「ヨルノカイブツ」という映画名にしようと思う。
昨年公開した日本映画「笑いのカイブツ」とちょっと被るけど、こちらはそれ程メジャーではないので良しとする。
でも、他にしっくりくる名前を思い付いたら変更したい。



そしてもう一つ、これはとても重要な事なのだが、この公演のタイトルを決めたい。

タイトルは作品の顔になるので、出来ればよくよく考えて決めた方が良い。
とは言え、台本を書き初める前にタイトルを決めないと、台本書きづらいタイプなのでもう決めなきゃいけない。個人的には、執筆時にタイトルからインスピレーションを受けてアイデアが出たり、そのタイトルのイメージを受けて書きやすくなったりするので書く前に必要なのだ。

劇中の映画のタイトル「ヨルノカイブツ」と同じタイトルにしてもいいし、シンプルに「インタビュー」でも良い。

しかし色々と考えた結果、タイトルは「ファンズ」に決めました。
意味はファンの複数形です(Fans)。
女優のファン達という意味合いでつけました。
また「Fan」には送風機・扇風機の意味も有り、劇中に出て来るの映画制作に"風"を与えるという意味で作品に関連付けられそう。

因みに「Fans」ではなく「Funds」と呼べなくもないのですが、そうすると資産・基金みたいな意味で、ズ(s)がつくと二重の投資信託をする事になるらしいです。
こちらの意味ではあまり考えてないのだけど、いいアイデアが出たら関連付けてもいい。

タイトルをこれで決めて書きますが、台本を書き終えたら改めてタイトルをもう一回考え直してもいい。タイトルがあった方が書きやすいから決めたし、このタイトルで公演する確率が高いけど、書き終えたら必ずしもこのタイトルでなくてもいいと思っている。
違うタイトルの方が、お客が入るタイトルならそっちの方がいい😅
それはまた、役者・制作と相談して決めます💦

という事で、今日の夜からいよいよ台本執筆開始です!

2025年春公演創作メモ⑯ 台本書く前に決めておきたい事を決める、1

2024-11-30 00:29:00 | 2025春公演創作メモ
以下、春公演のネタバレを含みます。



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もう来週から台本を書きたいので、書く前に決めておきたい事を決める。



まず、登場人物の名前。

〇記者→山田栄作
〇女優→葵詩緒里
〇監督→小前貴志

いつも登場人物の名前を決めるのが苦手で、決めるのに時間がかかってしまうのだけど、今回は悩まずに、パッと決めてしまいました。
なんとなく、キャラクターのイメージで軽く調べて決定。決めておかないで、仮に「記者」とか「A」とかで書き始めると、後で直すのが面倒なので。
余談ですが、自身で書いた台本では必ずと言っていい程、「タカシ」という名前の男性を出してます。自身の中でのお約束みたいになってます。



三人の背後にある巨大オブジェは一体何か?

これは、良い案が思い付かなかった💦
でも仮に、巨大な歌舞伎役者風のオブジェという事にして、よく見たら「カブキロックス」だったという落ちで書いて置く事にする。
オブジェを真似てポーズをとる所で歌舞伎っぽいポーズをとれば、それだけで観客も歌舞伎役者かな?と感じてくれるかもしれない。
70代の記者と20代の女優は知らないが、49歳の監督は「これは、カブキロックス!」とと指摘する。
果たして、これは面白いのか?少なくともダサいのは分かる😅
良い案が途中で思い浮かんだら、それに差し替える。書き終わっても思い浮かばなければ、役者に台本を読んで貰った段階で、良い案がないか相談する事にしよう💦