http://www.kigurumi-ska.com
着てるときは中の人の名前でなくキャラ名で呼ぶというマナーがこの業界にはあるのですが、気を遣わせて恐縮だなと思ったなつきでした。
なんというか、ここらへん難しいよね。
というか、このキャラ名で呼ぶっていうのが、「中の人はいない」という性善説が前提になっているからなのだ(そしてここがノーマルレイヤーと着ぐるみレイヤーの大きな差ともいえる)
過去コスカメをしていた時、基本的に主体としてはレイヤーさんメインキャラサブであり、「○○さん」の「キャラ名」が基本的な呼び方であり。
つまり個人間としての存在を消去できないワケですな
逆に同じキャラがカブった時の個人特定になる利点もあるわけで、むしろメリットの方が大きいと思う。
(ただし例外もきっちりあるわけで、たとえばサイトバリューの方が大きい場合はサイト名に飲み込まれる場合もあるw)
逆に着ぐるみだと、昔からの慣習というか黒子の定義というか、そこに着ている人は物質面では存在していても、もっと高級なレイヤ層(この場合のレイヤはコスプレイヤーのレイヤーではなく概念というかいわゆるlayer層を差す)から見ると居るのはキャラクタだけ、という事になる。
つうかぶっちゃけDOS時代のハードを直接叩くかWindows時代のGDIを経由して描写するかみたいな差ではあるな。
そして、演っているのは知ってるけど本人が見えない為に直接呼ぶわけにはいかないのでどうしようという葛藤が発生するわけで…
##かといって着ぐるみに向かって「○○さんこんにちわ~」てのも甚だ違和感があるような気もする。
##あとキャラがカブった場合の呼びワケとか検索とか。
着ぐるみの存在自体は俺は性悪説、すなわち自己の欲望、願望から生まれたものだということは俺自身は信じてやまないが、それを支えるサポーターがそろいも揃って性善説履行者(偽善かもしれないけど)というこの構図。
うわなんかゾクゾクするこのドロドロ描写。