ロングマン英英辞書を読む

ロングマン米語辞書(LONGMAN Dictionary of American English)をひたすらに読んでいく記録のブログです。

踏んだり蹴ったり

2006-03-20 20:27:25 | 今日の単語
after[アフタ] ~の後で

「踏んだり蹴ったり」を英語で言いなさい、といわれて
すぐに口を付いて出る人はあまり多くないでしょう。
こういう場合、いわゆる直訳をするとほぼ間違いなく
通じない英語が出来上がります。こうした問題への
対策は、あらかじめ英語→日本語の回路を作っておいて、
それをひっくり返して使うことです。

 ロングマン米語辞典のafterの項目を見ると
Ever since we moved here, it's been one problem after another.
ここに引っ越してきてからというもの、ずっと踏んだり蹴ったりだ。
とあります。

 こうした英文を自然な日本語に訳し、今度は日本語から英語への
逆算の回路を作る。辞書読みの醍醐味です。

男の視線

2006-03-19 15:56:43 | 今日の単語
admiring [アドマイアリング] 賞賛する

 admire 賞賛する、これも大学受験英語の必須語だと思います。
でも、ロングマン米語辞典の例文を読むとずいぶんと具体的な
状況が示されていて、「ああ、こういう感じでも使うのね、へえ~」
と思ってしまいました。

She drew admiring glances from all the men.

訳:彼女は男たちの視線を独占した。

AdobeってPDFでしょう?

2006-03-19 15:47:33 | 今日の単語
adobe [アドウビィ] 日干し煉瓦

 いや~、これも盲点でした。
"Adobe"って会社名は毎日のように目にしているのですが、
ブログ主は単語の意味なんて考えたことありませんでした。

 ロングマン米語辞典の定義では、

a material made of clay and straw, used for building houses.

ということです。

アダムのりんご

2006-03-18 14:26:46 | 今日の単語
Adam's apple[アダムザップル] 喉仏

 あっ、これは知らなかった
というような単語や句がときどきでてきます。

 本当にこれは盲点でした。知らないと、
Adam's appleと言われても、葉っぱで大事なところを
隠した男がリンゴを持っている絵しか浮かびません。
普通の日本人なら、「のど仏」と聞いても頭には
仏像が浮かぶことはありません。のどのふくらみを
連想します。英語でもこれと同じ。今度からは
Adam's appleと聞いたら、喉仏を思い浮かべるように
しましょう。


9・11特集 パート1

2006-03-18 14:02:29 | 今日の単語
activity [アクティヴィティ] 活動

 ロングマン米語辞典を丹念に読んでいて気づいたのですが、
なんとなく「9・11以降」を匂わせる例が多いです。いくつか、
そうした例を紹介しますが、その第一弾。activityの項には
それ関係の例文が2つ連続して登場します。

an increase in terrorist activity.

訳:テロ活動の増加。

anti-government political activity.

訳:反政府の政治活動。

 たしかに言葉が世相を反映するように、その言葉を扱う辞書にも世相が
反映されてしかるべきなのですが、妙に偏っている感じもしないでもない・・・