センターで練習していると、時々「どうやったらそんなにボールが曲がるんですか?」と聞かれることがあります。
自分ではまだまだ理想のボウリングスタイルには程遠いレベルだと思っていますが、通っているセンターに来るマイボウラーの中では、一番曲げるボウリングをするとセンターのスタッフに言われていますので、現状でも一般的にはそこそこ曲がる方だと思います。
聞いてくるのはだいたいハウスボール(ボウリング場に備え付けのボール)を投げている高校生とかが多いです。
そもそもボールはなぜ曲がるのでしょう。
ボールを曲げたい方向に回転を付ければ良いというのは当たり前のことですが、そのような技術的な要素の他にも重要な要素があります。
それはボールです。ボールのシェル(カバーストックとも言う。表面素材のこと)が何で作られているのかにより、ボールのリアクションはかなり左右されます。
また、ボールのコア(中心に埋め込まれている比重の高い素材)の形状、ドリル(ボール上のどの位置に指穴を配置するか)もシェルに次いで重要です。
そもそもハウスボールというのは安物ですから、基本的に曲がらないシェルで作られているうえ、コアも入っていません。さらにドリルも右利き・左利き両用で投げられるようにデザインされて開けられているため、基本的に曲がりにくいのです。
全然曲がらない訳ではありませんが、私が投げても曲がり幅は小さく、ダラーとカーブするぐらいですので、ボールに回転を付ける投球技術が未熟な人にはまず満足のいくボールを投げることは難しいでしょう。
さらにボールを曲げるうえで重要なのはレーンコンディションです。レーンにはオイルが塗ってあることは多くの方がご存知かと思いますが、センターによって、また同じセンターでもレーンによってオイルの塗り方が異なる場合があり、ボールを持ってアプローチに立つ時の立ち位置や投げ出す方向、ボールの回転数や球速が同じでも、レーンによってボールの行き先が変わってきます。
ボールの性能やドリルにもよりますが、基本的にボールはオイルの上では空すべりして投げた方向に直進し、オイルの薄くなったところから徐々に曲がり始め、オイルが完全になくなっているドライゾーンに入ってから急激にフッキングします。
ボールが曲がらないと言っているハウスボウラーの多くは、一番オイルの多い場所を使って曲げようとしているので曲がらなかったりします。
最初に戻りますが、私がボールの曲げ方を聞かれたときは「曲がるボール買って曲がるようにドリルしてもらうのが良いですよ」と答えるようにしています。
これは嫌味でもなんでもなく事実だからです。ボールを曲げたい人はまずはボールを買うことから始めた方が良いと思います。
自分ではまだまだ理想のボウリングスタイルには程遠いレベルだと思っていますが、通っているセンターに来るマイボウラーの中では、一番曲げるボウリングをするとセンターのスタッフに言われていますので、現状でも一般的にはそこそこ曲がる方だと思います。
聞いてくるのはだいたいハウスボール(ボウリング場に備え付けのボール)を投げている高校生とかが多いです。
そもそもボールはなぜ曲がるのでしょう。
ボールを曲げたい方向に回転を付ければ良いというのは当たり前のことですが、そのような技術的な要素の他にも重要な要素があります。
それはボールです。ボールのシェル(カバーストックとも言う。表面素材のこと)が何で作られているのかにより、ボールのリアクションはかなり左右されます。
また、ボールのコア(中心に埋め込まれている比重の高い素材)の形状、ドリル(ボール上のどの位置に指穴を配置するか)もシェルに次いで重要です。
そもそもハウスボールというのは安物ですから、基本的に曲がらないシェルで作られているうえ、コアも入っていません。さらにドリルも右利き・左利き両用で投げられるようにデザインされて開けられているため、基本的に曲がりにくいのです。
全然曲がらない訳ではありませんが、私が投げても曲がり幅は小さく、ダラーとカーブするぐらいですので、ボールに回転を付ける投球技術が未熟な人にはまず満足のいくボールを投げることは難しいでしょう。
さらにボールを曲げるうえで重要なのはレーンコンディションです。レーンにはオイルが塗ってあることは多くの方がご存知かと思いますが、センターによって、また同じセンターでもレーンによってオイルの塗り方が異なる場合があり、ボールを持ってアプローチに立つ時の立ち位置や投げ出す方向、ボールの回転数や球速が同じでも、レーンによってボールの行き先が変わってきます。
ボールの性能やドリルにもよりますが、基本的にボールはオイルの上では空すべりして投げた方向に直進し、オイルの薄くなったところから徐々に曲がり始め、オイルが完全になくなっているドライゾーンに入ってから急激にフッキングします。
ボールが曲がらないと言っているハウスボウラーの多くは、一番オイルの多い場所を使って曲げようとしているので曲がらなかったりします。
最初に戻りますが、私がボールの曲げ方を聞かれたときは「曲がるボール買って曲がるようにドリルしてもらうのが良いですよ」と答えるようにしています。
これは嫌味でもなんでもなく事実だからです。ボールを曲げたい人はまずはボールを買うことから始めた方が良いと思います。