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目指せ!ブーマー

PBAスタイルのボウリングに魅せられたある男の独り言

ボールはなぜ曲がるのか

2005年04月20日 00時16分18秒 | ボウリング
センターで練習していると、時々「どうやったらそんなにボールが曲がるんですか?」と聞かれることがあります。
自分ではまだまだ理想のボウリングスタイルには程遠いレベルだと思っていますが、通っているセンターに来るマイボウラーの中では、一番曲げるボウリングをするとセンターのスタッフに言われていますので、現状でも一般的にはそこそこ曲がる方だと思います。
聞いてくるのはだいたいハウスボール(ボウリング場に備え付けのボール)を投げている高校生とかが多いです。

そもそもボールはなぜ曲がるのでしょう。

ボールを曲げたい方向に回転を付ければ良いというのは当たり前のことですが、そのような技術的な要素の他にも重要な要素があります。
それはボールです。ボールのシェル(カバーストックとも言う。表面素材のこと)が何で作られているのかにより、ボールのリアクションはかなり左右されます。
また、ボールのコア(中心に埋め込まれている比重の高い素材)の形状、ドリル(ボール上のどの位置に指穴を配置するか)もシェルに次いで重要です。

そもそもハウスボールというのは安物ですから、基本的に曲がらないシェルで作られているうえ、コアも入っていません。さらにドリルも右利き・左利き両用で投げられるようにデザインされて開けられているため、基本的に曲がりにくいのです。
全然曲がらない訳ではありませんが、私が投げても曲がり幅は小さく、ダラーとカーブするぐらいですので、ボールに回転を付ける投球技術が未熟な人にはまず満足のいくボールを投げることは難しいでしょう。

さらにボールを曲げるうえで重要なのはレーンコンディションです。レーンにはオイルが塗ってあることは多くの方がご存知かと思いますが、センターによって、また同じセンターでもレーンによってオイルの塗り方が異なる場合があり、ボールを持ってアプローチに立つ時の立ち位置や投げ出す方向、ボールの回転数や球速が同じでも、レーンによってボールの行き先が変わってきます。

ボールの性能やドリルにもよりますが、基本的にボールはオイルの上では空すべりして投げた方向に直進し、オイルの薄くなったところから徐々に曲がり始め、オイルが完全になくなっているドライゾーンに入ってから急激にフッキングします。
ボールが曲がらないと言っているハウスボウラーの多くは、一番オイルの多い場所を使って曲げようとしているので曲がらなかったりします。

最初に戻りますが、私がボールの曲げ方を聞かれたときは「曲がるボール買って曲がるようにドリルしてもらうのが良いですよ」と答えるようにしています。
これは嫌味でもなんでもなく事実だからです。ボールを曲げたい人はまずはボールを買うことから始めた方が良いと思います。

ブログ始めました

2005年04月19日 14時17分31秒 | ボウリング
ボウリングってレジャーだと思っていませんか?
飲み会の後のおまけとか、ちょっと仲間が集まったときの時間つぶしにという感覚?
確かにそれもボウリングの楽しみ方の一つです。
でも、それとはまったく別次元の「スポーツ・ボウリング」という世界があります。

ボウリング発祥の地であるアメリカのプロボウリング団体「PBA」に所属するプロは、おそらく皆さんが未だかつて見たこともないような凄まじいボウリングをしています。

驚異的なスピードで、ボールを強烈に回転させ、レーンの端から端までを使ってボールを曲げ、豪快にピンを弾き飛ばすのです。

誰が見ても思わず「凄い!」と言ってしまうようなPBAスタイルのボウリングですが、無謀にも「自分もこんなボウリングがしてみたい!」と年甲斐もなく魅せられてしまった筆者の取り組み・悩みなどを記録することにしました。

タイトルの「ブーマー」って何なのか・・おいおい語って行きたいと思います。