西暦775年のミステリー

「科学って面白い」と思いませんか・・・・・

なんと　放射性炭素14を調べると
1200年以上前の現象が分かる！
（通常の炭素は原子量12）

屋久杉の年輪に含まれる炭素14の濃度
　西暦775年の年輪部分で急上昇
　→宇宙線が急増した事を意味する
2012年に名大の学生が発見・発表 （各年輪ごとに数100年分の炭素濃度を分析、4年間の成果）

↓これは生きている屋久杉


切り株からスライスした屋久杉の年輪の板


南極の氷の柱（1000年以上積もった雪を縦方向に切り出したもの）の分析でも同年代に放射性ベリリウムの濃度急増を確認



追試１：ドイツの木材の炭素分析でも同様の結果

追試２：南極の氷の柱分析でも同年代に放射性ベリリウムの濃度急増を確認

⇒地球全体が大量の宇宙線に曝された！ことの証拠

【出典：NHK BSプレミアム コズミックフロント
　「西暦775年のミステリー　宇宙 謎の大事件」】