略さんち

そんな時代もあったよねー的なブログ

高さ26メートルから落下

2004-06-07 | くらしのサイエンス
地上26メートルから落下した場合、衝突寸前で時速何キロメートルになるでしょうか。

重力加速度を9.8(m/s2)とした場合、

26(m)=1/2×9.8(m/s2)×時間(s)2

時間(s)2=5.42、落下までは2.33秒かかった事になります。

垂直落下2.33秒後の時速は、
時速(Km/h)=2.33(s)×9.8(m/s2)×3.6=82.2

空気抵抗がなかったと仮定すると、時速82Km/hであったという事になります。

そんなスピードで正面衝突したのと一緒ですもんね。。。

そして、9メートルはなれたところに落下した、といってましたね。

2.33秒で9メートルの距離を移動したわけですから、この速度は
2.33(s)/9(m)×3.6=13.9
およそ、時速14Kmという事になります。

これって結構速い気がするのですが。。。

さてこの時速14Km、垂直飛びに換算すると、何センチ飛ぶだけの脚力が必要になるでしょうか。

先ほどの2.33(s)/9(m)=3.87で、秒速3.87m/sの速度で真上に飛び上がったとしますと、、、

4.9×(3.87(m/s)/9.8)2=0.763

およそ、76.3センチメートルの垂直とびをするだけのジャンプ力で真横にすっ飛べば、
26メートルの高さからでも9メートル先に着地できる事になります。
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5 コメント

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頭痛が、 (persempre)
2004-06-07 19:49:38
高校時代、物理の先生が嫌いで、G が なんたらといわれると、今でも、頭痛が。(^o^)



でも、落ちてた場所から計算すると、飛び出しの方向と、スピードがわかるようですね。

人間の場合は、物体とは違うでしょうから、その通りじゃないでしょうけど、そこからどんな状況であったか、推測しようというのがすごいですね。
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空気抵抗だけですから (はじめま略)
2004-06-07 19:58:50
鉄球も人間も羽毛も、真空中なら落下速度は一緒なんですよね。

あとは空気抵抗だけが問題なんですけど、人間だったらこのぐらいの距離だと大して変わってこないと思います。



これホントは煩悩ブログさん所のトラックバックなんですけど、トラバするときは全然別の視点でやるの(A→Z:Xserveのゴーさん的にいえばリレトラ)もありだと思ったりしまして。はい。
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おやすみなさい。 (persempre)
2004-06-08 23:48:30
明日もいい日でありますように。
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私の説 (すしバー)
2004-06-09 17:30:32
一旦空を飛んだ説、いかがでしたでしょうか?
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えーとですねー (はじめま略)
2004-06-09 17:51:48
この後、自分なりに射出角度は何度が最適か検証しまして、

http://www1.raru.net/rdxs40/img/00001.gif

こんな感じで計算したところ、



仰角10度がベストでした。はい。



というかすしバーさんの記事を読んでたら

勇気一つを共にして(イカロスが羽つけて飛んで落っこちた話)の歌が頭の中をぐーるぐるまわってしまってます。
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