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山猫飼育日記

映画ばっか観てるメタルギア好きのブログです。山猫飼育してません。

メタルギアソリッド5 キャラクター考察 1

2015-03-30 12:31:11 | メタルギア
お久しぶりです!

2年前から、暇な時にMGSVのPVを観る癖が治らずセリフや曲をついつい口ずさんでしまいます(笑)
特にお気に入りの台詞は、「俺達が介入するのは、世界中からかき集めたウェットワークだ。正義も大義もない。」というカズのセリフですね!

カズがスネークと共に世界の敵として堕ちていくことを決意したかのようにも感じ取れ、とてもかっこいい言葉です。
2年前に初めてこのPVでこの台詞を聞いた時、遂にスネークがアウターヘブンへの道を歩み出したんだなあと実感しました。

PWではユニークなキャラだったカズ、TPPでは沢山の痛みを背負い復讐に燃える男として描かれています。
TPPでも異種多様なキャラクター達の登場がアナウンスされてしますが、その中でも謎まみれなキャラクターについて考察していきたいと思います。










存在を否定された異形達


謎のガスマスク、燃える男、あまりに人間離れした動きをする兵士。

MGSお馴染みのビックリ人間シリーズ(笑)
MGSシリーズをプレイしているなら即視感を覚える人物もいますね。
今回はこの三人のキャラクターについて考察していきたいと思います。

まず謎のガスマスクからいきましょう。

まあ、ガスマスクと言えばこの人が思い浮かびますよね↓



MGS1でFOXHOUND隊員の一人として登場した超能力を得意とする サイコ・マンティス。
MGS4でもサプライズとして登場しました。
MGS1当時の年齢は30代です。
となるとMGSVTPPの舞台となる1984年時では9~19歳。


サイコ・マンティスの可能性が高いと思います。
彼はロシア出身でKGB→FBIのサイコメトラーという経歴を経てFOXHOUNDに入隊していますが、ロシア出身というのがとても肝です。
TPPではソ連兵を敵として扱っている為、サイコ・マンティスが敵キャラクターとして登場してもなんら矛盾も無理も無いです。

謎のガスマスク=サイコ・マンティスはほぼ確定なのではないでしょうか?


…となるとTPPでもリーディング(セーブデータ読み取り)とサイコキネシス(コントローラーブルブル)を見せてくれるのでしょうか!
幼少期ということもあり何かしろアレンジされて帰ってきてかれることを願います!


続いては燃える男について考察していきましょう。
まずは東京ゲームショウ2014にてKONAMIブースで展示された燃える男のフィギュアの写真を見てもらいたいです。↓



ネット上ではヴォルギン大佐なのでは?という声を多数見掛けますが、僕もヴォルギン大佐にしか見えません(笑)
容姿や銃弾を指の間に挟む行為、彼がかつてMGS3で感電したのち焼けて死亡したということ。
ヴォルギン大佐としか思えないです。

サイコ・マンティス(仮)が見せている幻影(Phantom)なのでは?という声も多数ありますが、PVで直接爆風で襲われるシーンやスネークが燃える馬に乗った燃える男に銃撃しているシーンがあるので実在している可能性があります。
ヴォルギンが何故炎を操る??
僕はヴォルギンが炎を操る能力を得たというよりかは、電気エネルギーで火を起こしているのではないかと思います。



実際PVで馬に乗ったスネークとオセロットが落雷で攻撃されるという場面があります。
ヴォルギン大佐の電気を操る能力の応用がこの炎を操る能力なのではないでしょうか。

何故生きてる?

ここでMGS4でリキッド・オセロットが放った台詞を見てもらいたいです。



「俺達は存在してはいけない異形」

愛国者達に創られ次の世代への繁栄を阻止するシステムとし化した自分とオールドスネークを表現した言葉です。
「存在を否定された異形達」という言葉と類似していると思えませんか?
彼等もまた愛国者達に創られた、身体を怪物にさせられてしまった人間達なのではないでしょうか。
サイコ・マンティス(仮)、スゴイ動きの兵士達も愛国者達の実験の産物なのでは?

ヴォルギン大佐はMGS3の直後瀕死状態で回収され実験材料として保存されていたのではないかと僕は思います。
然るべき時が来た時、パラメディック(クラーク博士)が彼を改造。燃える男の完成という流れ。
焼かれた人間を保存する技術は後にザンジバーランド蜂起後、ソリッドスネークに焼かれたビックボスを保存する際に利用されたりしているかもしれません。



スゴイ動きをする兵士達、PVで砂嵐の中登場しているということはアフガニスタンでのシーンとわかります。
となると彼等はソ連兵の可能性があります。

サイコ・マンティス ヴォルギン 兵士達
全員がロシア人です。
パラメディックも「人間を改造」するという行為自体に少しは抵抗があったと思います。
なので同志のアメリカ人ではなく敵国のロシア人で実験することで、気を和らいでいたのでは。
だが段々狂気に取り憑かれ、後にサイボーグ忍者という常軌を逸した化物を創り上げてしまったのではないでしょうか。


続いて少しばかりストーリーの考察をしていきたいと思います。

ウォルギンはおそらく記憶を消され愛国者達の手先として操られているのだと思います。
サイコ・マンティスは1984年時では愛国者達の束縛から一旦逃れソ連に加担していたと予想します。

スネークが病院で襲われるシーン、あれはアメリカ側とソ連側のスネークの奪い合いなのではないでしょうか。
いつ目覚めるかわからない、もはや脳死状態で一生目覚めることは無いと思われたスネークが目を覚ましたという情報を嗅ぎつけ愛国者達が運営する病院を襲撃しスネーク殺そうとするソ連軍とそれを阻止しイコンとして祭り上げるために利用しようとするアメリカ軍(愛国者達)の戦い。荒事の隙にスネークを回収しようとするダイヤモンドドッグス。
炎に包まれたクジラがヘリを飲み込むシーンなどはそういうことなのでは。


アメリカ軍 ヴォルギン
ソ連軍 サイコ・マンティス
D.D オセロット

三つ巴の奪い合いが病院で繰り広げられていたということになりますね。
スゴイメンツです…(笑)

今回の考察はここまでです。

記事への指摘やここはこうじゃないか?
自分的にはこう思う
この場面こういう感じだったら熱い!
などと言った意見やコメント気軽に書いてもらって結構です!
是非ともお待ちしております!

読んで頂いてありがとうございます!


メタルギアソリッド5 ストーリー考察 3

2015-03-21 14:31:49 | メタルギア
ブログを更新する度に、閲覧してくれてる人が増えていて最高に嬉しいです!
何かと予定が立て込んで更新は遅れてしまうこともありますが、今後とも山猫飼育日記(虚)を宜しくお願いします!


さて、今回はスネークとカズの決別について考察していきたいと思います!

MG2のマクドネル・ミラーがアメリカ側という時点でスネークとカズが決別することは100%だと言えます。
カズ自身はスネークをビジネスパートナーと最初言っていましたが、明らかにそれ以上の関係となっています(笑)

ですがPWでサイファーとの関係を仄めかすテープがあったりと、何かしろの裏がある人物ですね。

そんな彼がTPPではどんな動きを見せるか。

スネークが昏睡中に、おそらくオセロットと出会いダイヤモンドドッグスを立ち上げる。→ソ連軍に捕まる→スネークに救出される。というのが序盤の流れだと思われます。



カズ救出直後の映像と思われるシーンで既にダイヤモンドドッグスのロゴが出てきています。

その後スネークとカズはオセロットと共にサイファーへの復讐という共通の目的を持ち行動していく訳ですが、TPPの本編の途中でスネークとカズの間に亀裂が入ってしまいます。




このシーン。
まさにスネークとカズの決裂を現れしているような描写です。



PWで学生同士のように仲の良かった二人がこんな事になってしまうなんて…


では何故二人は決裂したのか??
何故カズは後にFOXHOUND(アメリカ側)に付いたのか。





TPPのテーマは
RACE(人種)


2014年E3で公開されたPVにこのようなシーンがあります↓




誰かに対して怒号を飛ばし殴りかかるマザーベースの兵士達。
明らかに訓練の域を越した暴力。

これらは人種による対立、差別、嫌悪を表しているのではないでしょうか。
マザーベースにはかつてのMSFのように世界中から様々な人種の兵士達が掻き集められています。
皆が皆、人種の壁無く暮らせるというのは難しいでしょうね。また舞台の1984年は南アフリカでアパルトヘイト(人種差別制度)が健在しています。時代が時代なので肌の色だけで対立が生じるのも無理がありません。




喧嘩でナイフを取り出した兵士のナイフを無理矢理自分の胸に突き刺すスネーク。
おそらくナイフの兵士はアフリカ人、もしくはアジア人、色々と考えられますが、彼が気に入らない人種(白人)の仲間に暴力を奮いスネークが止めに入る→「白人が嫌いなら俺を殺してみろ」→「ムリムリムリムリ!!」
的な感じなのでは。

このようにマザーベース内で人種の問題が深刻になってきており、内部で勢力の分かれが起こりつつあったのではないかと推測できます。


続いてカズの状況について。



敵か味方かわからないクワイエットを厄介事になる前に殺したいカズ。
だがスネークはそれを否定します。
オセロットはスネークに忠実なので彼に従います。

スネークに忠の意思を持って近づいているオセロットに対し、カズはスネークの力を使ってビジネスを広げサイファーに復讐したいカズ。

スネークの信頼に差がついてしまっているのは明白ではないでしょうか。


カズ「クワイエットをさっさと殺そう!」
スネーク&オセロット「落ち着け」

もはやスネークとオセロットはニコイチ。
カズに劣等感が生まれてしまったのでは。

徐々に溝が深くなってきてしまいます。

そして決定打になったのが、




スカルフェイスとの共闘

以前記述したように、スカルフェイスはゼロと関係を持ち、彼を殺そうとしている人物です。
ゼロの思惑や恐るべき子供達計画の概要をスネークに伝えたのは彼なのではと僕は推測しています。

また上の画像。
おそらくスカルフェイス率いるXOFがスネークと交渉する為にマザーベースやって来たシーンに思えます。

ゼロの情報を持つスカルフェイスはスネークにとっても重要人物です。
またGZのテープでは二人は知り合いと示唆される音声が収録されています。

スネークはMSFを崩壊させたスカルフェイスとの共闘を決意。

となると、カズはもう我慢の限界なのではないでしょうか。

マザーベース内はスネークというカリスマがいつつも内部では人種の違いによる勢力ができてしまっています。故に少し突つくだけで内部争いを引き起こすことは可能なのでは。
カズは白人勢力、または米国人勢力に就き彼等を指揮。

スネークに反旗を起こしたのでは??


スネーク達はスカルフェイスの拠点であるアフリカの地下に避難。



(地下のメタルギアに関しては後日考察していこうと思います。)

そしてスネークとオセロットはXOFに参加。ゼロの野望を止めるべく動きだします。



スネークは三度、世界中から兵士を掻き集めゼロを倒すべく

OUTER HEAVEN発足


という流れではないでしょうか。


マザーベースに残ったカズ達はどうなった??
ここまで決別してしまったのに何故スネークはFOXHOUNDの司令官になれたのか??


ここが大きな疑問点なんですよね。

ここからはほぼ僕の妄想の域に達してしまいますが、
カズはスネークとスカルフェイスを恨みゼロ側に就き、FOXHOUNDへ介入。

カズはマスターミラーとして教官に……
ならず、マスターミラーはあくまで別人。影武者…




TPPのカズ、どこともなくビックボスっぽいんですよね…

FOXHOUNDのビックボス
OUTER HEAVENのビックボス
は別人。

カズはゼロによってビックボスに仕立てあげられたのでは??

あくまでの話ですけどね!(笑)


今回はここまでです!
読んで頂いてありがとうございます!
次回も宜しくお願いします。

メタルギアを彩る魅力的な敵キャラ達

2015-03-20 03:49:26 | メタルギア
最近TSUTAYAの店頭テレビでMGSVのPVが一挙垂れ流されてて行く度に興奮します(笑)
発売日発表からのメタルギア熱、冷えぬことなく9月まで駆け抜けていきたいです!(冷えたことなんてないんですけどねッ)


さて、今回はメタルギアで登場する敵キャラクターについて紹介していきたいと思います。
シリーズ通してメタルギアに登場する敵キャラクターはどれも個性豊で印象に残るような人ばかりです。
なんというかアメコミのヴィランのような魅力がありますね。

そんな中でも僕が大好きな敵キャラクターを紹介していきます。
本当ただの僕の好みです…
発売順も時系列もバラバラに紹介していきますのでよろしくお願いします。










「私は私の、“生きた証”を残したい…それが私の“子を成す”ということだ!!」



ソリダススネーク

ソリッド、リキッドとは違いビッグボスの完璧なクローン。
アメリカ元大統領でありシャドーモセス事件を裏で操っていた張本人。
MGS2では愛国者達へ反旗を上げ、サンズ・オブ・リバティを率い、アーセナルギア内に存在するAI「GW」に記録された愛国者達の名簿を手に入れようとしていました。



圧倒的ラスボス感!


黒衣のマントを着ている辺りが悪大将って感じでカッコいいです。
そして何と言っても悪役明夫ボイスがたまりません!
さすがプロの声優さんです、ソリッドとの声の違いの表現が巧みで驚きます。

リキッドの野性的な強さとは違い、ソリダスには圧倒的な貫禄があります。
さすが元大統領なだけはありますね。
故にセリフの一つ一つが重いです。

愛国者の手のひらで散々踊らされた挙句MGS4でも利用されてしまいました。ビックシェル事件の元凶でありながらMGSシリーズ屈指の被害者でもあると思います。
生まれた時から既に愛国者達に束縛され「自由」を奪われていました。




「私は人の記憶に この国の歴史に記憶されたいだけだ」

「私は私の記憶 私の存在を残したい」

ラストバトル前に雷電に語った彼の真意は生まれながらにして存在してはいけない異形とされてきた彼にとって意地でも叶えたい悲願だったのでしょうね。
(後に彼の願いはソリッドと雷電の手で果たされることとなりますが)

PS 彼の持つ二つの刀の名称、民主刀と共和刀のセンスは中々好きです(笑)











「昨日までの隣人が、戦友が家族が、お前に銃を向けるかもしれない!!」



ジーン

最高の司令官を生み出す為に発足された「相続者計画」により生み出された兵士である。(モデルはザ ボス)
スネーク除隊後のFOXの中心人物であり、サンヒエロニモ半島を占拠し弾道メタルギアでCIA本部を攻撃した後に兵士達の楽園 「アーミーズ・ヘブン」を築き上げることを目論む。

ESP能力(超能力)が使え、瞬間移動、未来予知はなんのもの!兵士の心を鷲掴みにする圧倒的カリスマ性!ナイフ投げもお手の物!CQCの強化版 CQCエンハンサーを使い、戦闘時は精神攻撃。

凄味ありすぎ!


CV若本規夫 というところもまた迫力があります。

特にMPOでの演説シーンはメタルギア屈指の名シーンといっても過言ではないでしょうか。
兵士達の心を掌握し彼等をパニックにしていく様は圧巻です。
MPOではビックボスと敵対していきましたが彼の思想や意思は殆んど丸々ビックボスに受け継がれることとなります。
まあその思想と意思の根源自体はザ ボスのものですが。

彼との出会いがビックボスがアウターヘブンを築き上げるルートへの第一歩なのでしょうね。



国境なき軍隊(MSF)の立ち上げ資金と人材はジーンから貰ったデータが元だと思われます。



服も貰ったのかな?(笑)














「俺の名はシャラシャーシカ。またの名をリボルバー オセロット」





オセロット


まさにMGSシリーズ裏の主人公と言っても過言ではありません。
登場作品によって立ち位置が違うところが魅力の一つです。
中ボスでありラスボスであり、MGSVでは相棒でもありますね。








スパイにスパイを重ね、偽りに偽りを被ねた彼の経歴の複雑さはMGSシリーズ屈指を誇っていますが、最終的に彼の真意が「ビックボスに忠を尽くす」というところが本当にカッコいいです。



MGSVのキャラクターは一人一人が「何かしろを喪失している」。
スネークは左手を失い、カズは左足と右腕。クワイエットは言葉を持たず、スカルフェイスは素顔を消されています。

オセロットはまさにビックボスの為に自分の存在を失っています。
素性 出生 過去 立場 意思 全てを偽わり、ビックボスに忠を尽くしてきました。


偽りを重ね、それは自分で自分が解らない程ではなかったのでしょうか。その時に見つけたビックボスという光。その光をひたすら追い続け、ビックボスの意思、愛国者を倒す。その為に二度も世界の敵になったオセロット。
いいセンスだ。






































メタルギアソリッド5 ストーリー考察 2

2015-03-11 02:36:35 | メタルギア
メタルギアソリッド5 ファントムペイン発売まであと約6ヶ月となりました!!!…近そうで遠いです…(笑)



♪ウォーフォーウウウ!!!

ファントムシガァァァくれえええ


…ということで今回はメタルギアソリッド5 ファントムペインの本編を予想していきたいと思います。

まず2013年のE3で公開されたPVのこのシーン



スネークが檻の向こうの少年兵にダイヤモンドを渡し、それに続いて他の少年兵達がダイヤモンドを乗せた掌をスネークに差し伸べる。
だがスネークは彼らに向けて銃を向け慈悲無き顔で発砲します。


まさに「悪に堕ちる」というTPPのテーマの一つを表しているシーンだと言えます。

ただ2014年のE3で発表されたニュークリアァのPVで先程の少年兵達がマザーベースに連れてこられていた描写があったので少年兵達はスネークに撃たれていなかった?かもしれません。



こちらですね。
もしかしたら マザーベース連行→スネーク連射シーンという時系列かもしれませんが今のところは不明です。


では今回これらを踏まえて考察していくテーマはこれです。


ダイヤモンド


TPPではダイヤモンドというワードが非常に絡んできています。
9年の眠りから覚めたスネークが発足させた「ダイヤモンドドッグス」。
彼等は死んでいった仲間の灰でダイヤモンドを作り、それを持って戦場へ出て行く。

流石堕ちたスネーク、カルト宗教っぽい…(笑)
まあそこがTPPの魅力ですね!
闇堕ちした英雄スネーク。
プレイヤーをドン引きさせるくらい堕ちてほしいです(笑)

さて話を戻して、、、

TPPの舞台となる1984年のアフリカとアフガニスタン。
その中でもアフリカのアンゴラという国ではこのような事態が起きていました。

アンゴラ内戦

ーアンゴラ内戦(アンゴラないせん)は、アフリカのアンゴラで1975年から2002年まで続いた内戦。ソビエト連邦、キューバ、SWAPOの支援を受けたMPLAと、アメリカ、南アフリカ、ザイールの支援を受けたUNITA、FNLAによる内戦で、典型的な米ソ代理戦争である。ー

アンゴラ解放人民運動(MPLA)アンゴラ全面独立民族同盟(UNITA)アンゴラ民族解放前線(FNLA)の戦いです。
簡略化すると 反政府軍(MPLA)対政府軍(UNITA&FNLA)ってな感じです。
MPLAにはソ連が、UNITA&FNLAにはアメリカが付いていました。
Wikipediaでは典型的な代理戦争と記述されており、MGS3で描かれた冷戦というテーマの延長にはピッタリの題材なのではないかと思います。

そしてこのアンゴラ内戦では「紛争ダイヤモンド」という物が深く関わっています。

紛争ダイヤモンドとは?

反政府組織は自国がダイヤモンドの資源地だと、それらを採掘し売却。それで得た外貨を武器購入などに使います。武力制圧した地域の人間を奴隷の如く採掘に参加させ、家族を失った子供達を幼いうちに洗脳させ、少年兵に仕上げるなど非人道的なことが、紛争ダイヤモンドを扱う国での内戦で行われていました。




2006年に公開された映画「ブラッドダイヤモンド」はこの紛争ダイヤモンドを題材にした社会派な映画です。
映画好きの小島監督なら一度は観てると思いますしMGSVに何かしろの影響は与えている映画だと思います。

余談ですが、この「ブラッドダイヤモンド」 エンタメ性もあって尚且つメッセージ性の強い映画ですごいオススメです。


では本題である、スネークが少年兵を撃つシーンの考察をしていこうとしましょう。


TPPでのプレイデモなどから推測するとアフガニスタン、アフリカ共に敵兵はソ連兵というのがわかります。
もしスネークがアンゴラ内戦に関わったとなるとダイヤモンドドッグスはUNITA&FNLA側に付いているのでしょうか?
UNITA&FNLA側に付きその功績が認められ後にスネークはFOXHOUND総司令官に任命。なんて展開もあり得なくはないです。
(ただ本意でにUNITA&FNLA側に付いている訳ではないと思いますが。)

敵が反政府軍となるとスネークは少年兵を相手にすることになりますね。
いくら復讐の鬼と化したスネークだとしても少年兵を容赦無く殺す程堕ちてはいないはず…?(現実的に考えて子供を撃ち殺すゲームなんて発売できなさそう)


スネークは戦場の中、敵側を制圧した際に遺灰ダイヤモンドを「ダイヤモンドドッグスへの切符」として少年兵達に配っていたのでは??
「これを持っていればいつかダイヤモンドドッグスへ導かれる」
少年兵達は制圧後UNITA&FNLA側に捕らえられ、そこへスネークがやって来てダイヤモンドを持っている者をダイヤモンドドッグスへ招きいれる。
PVでスネークが檻の中の一人の少年兵にダイヤモンドを渡している理由は戦場でダイヤモンドドッグスに遭遇しなかった少年兵なのかもしれません。
流石にダイヤ持ってないから連れてかないなんて酷なことは言わないと思います(笑)

スネークはまずダイヤモンドを持っていなかった少年兵にダイヤを渡します。→それに続いてダイヤを持った少年兵達がそれをスネークに提示する。→スネーク檻を破壊するため銃を構える。→少年兵撃たれるのではないかとビビる。→発砲、檻破壊。的な流れだと僕は予想します。

少年兵を銃殺している説ならば、撃っている時銃を横にスライドするように撃つと思うのですがPVでは一点を撃っているように見えるので、スネークは鍵を撃ち壊しているのではないでしょうか。


2013年のE3のPVが公開された時、チコが裏切った為怒って絞め殺している→実際はチコが喚いて敵兵に気づかれそうだったので気絶させた。
なんてことがあったので、上記のように考えるのもアリかなぁぁなんて思います(笑)



今回はここまでです!
読んで下さってありがとうございます!
次回もまた暇潰し程度に読んでくれるとありがたいです!

何故GZでスネークはFOX部隊章を付けていたのか?

2015-03-06 03:22:31 | メタルギア
発売して尚謎多きMGSVGZですが、その中で灯台元暗しと言わんばかりの謎が一つあります。



FOXを除隊したスネークがFOXの部隊章を付けてる??

FOXは元々人種の概念を超越したCIAの特務機関として生まれました。
メンバーはゼロ少佐 スネーク パラメディック シギント。
ですがスネークイーター作戦後スネークは除隊し、MPOではジーンがリーダーとして発足しサンヒエロニモ半島を占拠しました。
ですがその占拠事件の黒幕はゼロ少佐。
FOXという組織の裏にも表に彼の名は出てきます。

MPOが小島監督の中でどのような扱いになっているかがわからないのでサンヒエロニモ半島占拠事件がきっかけで「FOXを狩るもの“FOXHOUND”」が誕生したのは事実なのではないでしょうか。
PWの時点でFOXHOUNDの存在は明らかとなっています。
では何故GZでスネークが「FOX」の部隊章を付けていたのか。

GZの舞台である1975年 、この時のスネークとゼロの関係から考察していこうと思います。



こちらはMGS4のビックママの語りのムービーのワンシーンです。
PWの時点でスネークはアメリカを離れていました。
となると上記のシーンはMGS3→MGSPWの間の出来事となります。

続いてはこちら↓




ビックボスがゼロに反旗を翻す決定打になったのが「恐るべき子供達計画」。
MGSVGZの時点でビックボスは恐るべき子供達計画を知りません。
勿論謎の組織サイファーの正体も知りもしないです。
つまりMGSVTPPの間に恐るべき子供達計画の存在を知ることになると思われます。

親友同士の関係に近かった スネークとゼロ。
スネークはゼロに利用されたことに怒りを覚えながらもゼロには友情を感じていたのではないでしょうか。

以外とツンデレ??(笑)

なので友情の暗示として「FOX部隊章」を付けていたのではないかと僕は考察します。


仲良しだったスネークとゼロ少佐。二人の対立がいつしか世界を巻き込む大事にまで発展してしまいます。
その決裂が誰も望まない結果へ二人を導いていくのです。


♪Here’s To You

ーHere’s to you, Nicola and Bart
Rest forever here in our hearts
The last and final moment is yours
That agony is your triumphー

(二人へ。いつまでも 最後の別れの時さえもあなたたち二人もの。 その苦しみこそがあなたたちの勝利となる。 ニコラとバートへ。 私たちはいつまでもあなたたちを忘れない。 最後の別れの時さえもあなたたち二人もの。 その苦しみこそがあなたたちの勝利となる。)

MGS4のエンディング曲でありMGSVGZのオープニング曲でもあります。
上記の和訳は小島監督によるものですが、メタルギアのストーリーを型どってきた「二人」というテーマが歌詞として浮き彫りになっていると思います。

メタルギアシリーズを思い返してみると、
メタルギアシリーズには「二人」という隠れたテーマがある気がします。

ビックボスとザ ボス

ビックボスとゼロ

ビックボスとカズ

ソリッドとグレイフォックス

ソリッドとオタコン

ソリダスとリキッド

雷電とソリダス

ソリッドと雷電

ソリッドとビックボス

敵同士 味方同士 兄弟

MGSVTPPではどんな「二人」の物語が繰り広げられていくのでしょうか。