http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=31.26.03.733&el=130.44.49.280&la=1&fi=1&skey=%bc%af%bb%f9%c5%e7%b8%a9%bf%e2%bf%e5%bb%d4%bf%b7%be%eb&sc=6
大型で強い台風14号は6日午後2時すぎ、長崎県諌早市付近に上陸した。同6時現在、福岡市付近を時速約25キロで北へ進んでいる。九州を中心に記録的な豪雨となり、多い所では降り始めからの総雨量が1300ミリを超えた。毎日新聞の午後5時現在のまとめでは、九州で死者3人、行方不明者15人。東海地方までの広い地域で約19万人に避難指示・勧告が出されている。台風は6日夜に日本海へ抜けて北上、8日には強い勢力を保ったまま北海道に再上陸する見通しで、気象庁は土砂災害などへの警戒を呼びかけている。
台風の被害は九州を中心に西日本全体に広がっている。宮崎県で1人、鹿児島県で2人が死亡。負傷者は西日本で39人に達している。九州から東海地方までの7万9997世帯19万1900人に避難指示・勧告が出ている。自主避難も2万1497世帯4万1433人に上った。建物被害は全壊28棟、半壊17棟、一部損壊67棟。床上浸水は九州を中心に624棟、床下浸水は1103棟を数えた。山・がけ崩れも30カ所で発生している。
台風は6日午後6時現在、中心気圧965ヘクトパスカルで、最大風速35メートル。中心の東側200キロと西側180キロ以内では25メートル以上の暴風、東側700キロと西側650キロ以内では15メートル以上の強い風が吹いている。
降り始めから6日午後6時までの総雨量は▽宮崎県南郷村1317ミリ▽えびの市1241ミリ▽鹿児島県肝付町951ミリ▽奈良県上北山村743ミリ▽高知県津野町782ミリ▽熊本県あさぎり町664ミリなど。日降水量も▽宮崎県南郷村624ミリ▽同日之影町558ミリ▽鹿児島県肝付町542ミリ▽高知県仁淀川町469ミリ▽大分県湯布院町472ミリ――を記録するなど、宮崎、大分、鹿児島、高知県の22地点でアメダス観測以来最多となった。
今後も西~東日本の広い地域で大雨となる見込み。7日午後6時までの24時間雨量は多い所で▽四国500ミリ▽近畿、東海400ミリ▽九州北部、中国300ミリ▽関東甲信、北陸、東北、北海道150~180ミリ――に達し、1時間に50~80ミリの非常に激しい雨が降る所がある見通し。
交通にも大きな影響が出た。九州各地を発着する便を中心に、全日空は385便、日本航空も304便が欠航し、合わせて約6万3000人に影響が出た。日本航空は7日の計21便も運休することを決めた。JR九州は6日午前10時ごろ、JR四国は同正午ごろから、全面運休。山陽新幹線は午前10時ごろから、広島―博多間で運転を見合わせている。JR東日本は東京―九州間などの夜行列車18本を運休した。
九州、中国、四国電力によると、停電は6日午後4時現在、九州=27万600戸▽中国=1万2500戸▽四国=6500戸に達している。
(毎日新聞) - 9月6日20時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050906-00000105-mai-soci
大型で強い台風14号は6日午後2時すぎ、長崎県諌早市付近に上陸した。同6時現在、福岡市付近を時速約25キロで北へ進んでいる。九州を中心に記録的な豪雨となり、多い所では降り始めからの総雨量が1300ミリを超えた。毎日新聞の午後5時現在のまとめでは、九州で死者3人、行方不明者15人。東海地方までの広い地域で約19万人に避難指示・勧告が出されている。台風は6日夜に日本海へ抜けて北上、8日には強い勢力を保ったまま北海道に再上陸する見通しで、気象庁は土砂災害などへの警戒を呼びかけている。
台風の被害は九州を中心に西日本全体に広がっている。宮崎県で1人、鹿児島県で2人が死亡。負傷者は西日本で39人に達している。九州から東海地方までの7万9997世帯19万1900人に避難指示・勧告が出ている。自主避難も2万1497世帯4万1433人に上った。建物被害は全壊28棟、半壊17棟、一部損壊67棟。床上浸水は九州を中心に624棟、床下浸水は1103棟を数えた。山・がけ崩れも30カ所で発生している。
台風は6日午後6時現在、中心気圧965ヘクトパスカルで、最大風速35メートル。中心の東側200キロと西側180キロ以内では25メートル以上の暴風、東側700キロと西側650キロ以内では15メートル以上の強い風が吹いている。
降り始めから6日午後6時までの総雨量は▽宮崎県南郷村1317ミリ▽えびの市1241ミリ▽鹿児島県肝付町951ミリ▽奈良県上北山村743ミリ▽高知県津野町782ミリ▽熊本県あさぎり町664ミリなど。日降水量も▽宮崎県南郷村624ミリ▽同日之影町558ミリ▽鹿児島県肝付町542ミリ▽高知県仁淀川町469ミリ▽大分県湯布院町472ミリ――を記録するなど、宮崎、大分、鹿児島、高知県の22地点でアメダス観測以来最多となった。
今後も西~東日本の広い地域で大雨となる見込み。7日午後6時までの24時間雨量は多い所で▽四国500ミリ▽近畿、東海400ミリ▽九州北部、中国300ミリ▽関東甲信、北陸、東北、北海道150~180ミリ――に達し、1時間に50~80ミリの非常に激しい雨が降る所がある見通し。
交通にも大きな影響が出た。九州各地を発着する便を中心に、全日空は385便、日本航空も304便が欠航し、合わせて約6万3000人に影響が出た。日本航空は7日の計21便も運休することを決めた。JR九州は6日午前10時ごろ、JR四国は同正午ごろから、全面運休。山陽新幹線は午前10時ごろから、広島―博多間で運転を見合わせている。JR東日本は東京―九州間などの夜行列車18本を運休した。
九州、中国、四国電力によると、停電は6日午後4時現在、九州=27万600戸▽中国=1万2500戸▽四国=6500戸に達している。
(毎日新聞) - 9月6日20時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050906-00000105-mai-soci