rasa_2005の感想

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(補足)「はやぶさ」探査機の救出運用について

2005-12-17 12:58:23 | Weblog
「はやぶさリンク」:サイエンスZERO、ネットの反響


松浦晋也のL/D

992 名前:NHK名無し講座[] 投稿日:2005/12/17(土) 19:38:22 ID:fw5THDD0

日本は本来 深宇宙探査をする能力はほとんど無いと言っていい。
常時探査機を管理するためには 自国以外で 地球上に最低1箇所、できれば日本の反対側
南米に深宇宙探査用巨大アンテナ&基地などの 深宇宙通信網(DSN)が必要なんだが、
これが 全 部 N A S A に お ん ぶ に だ っ こ なのだ。
NASAは現在、12機の深宇宙探査船を管理している。
一番古い管理対象機は、28年前に打ち上げ、現在も太陽系の最辺境、150億kmの彼方から
データを送り続けているボイジャー1号。
彼らは自分の所でも数多くの探査で忙しいのに、わざわざアンテナを向け、
 お 情 け で 日本の (彼らが皮肉的に言うところの)「実に野心的な計画」に
協力してくれていたのだ。
日本は立場を弁え、白人に感謝を忘れてはいけない。



本日12月17日19時からの、「サイエンスZERO」で
はやぶさ特集。
川口プロマネが出るそうなので、必見。


(補足)「はやぶさ」探査機の救出運用について

「はやぶさ」探査機は、受動的にも安定となるよう設計されており、現在のコーニング運動は、最終的には +Z 軸まわりの純スピン運動に収束していきます。12月8日に加わった外乱により、姿勢は偏向されているものと推定され、現時点では、通信回線と電力供給の両条件が常時は確保されていない可能性があります。

「はやぶさ」探査機は、現在、ほぼイトカワに近い軌道上にあり、「はやぶさ」探査機のコーニング運動が収束した後には、太陽と地球に対する条件が同時に満たせるようになる可能性がかなり高いものと考えられます。今後、探査機との通信が復旧できる確率は比較的高く、継続して救出に向けた運用を行っていく方針です。探査機の姿勢と太陽角、通信距離などに関する検討結果の例を添付しました。(資料-1)

「はやぶさ」の軌道の不確定性を考慮しても、むこう半年から1年間の間は、臼田局のアンテナをイトカワに指向させることで、探査機をビーム幅内に捕捉できるはずで、この間に探査機を見失う可能性はごく少ないものと考えられます。

「はやぶさ」探査機は、一旦全システムの電源系がダウンした場合であっても、決められた手順で再起動が可能であり、実際に11月29日にもこれを手順どおりに実施して、再捕捉に成功しているところです。
探査機の軌道に関しては、2007年春までにイオンエンジンを再稼働させれば、2010年6月に地球に帰還させる飛行計画案が存在しており、この復旧運用案の実施に進むこととしました。(資料-2)

http://www.isas.ac.jp/j/snews/2005/1214.shtml

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