立山信仰、女人の極楽往生願い橋渡り…１４０年ぶり
女人禁制だった北アルプス・立山（富山県立山町）に登る代わりに、ふもとにある橋を
渡って極楽往生を願う儀式「布橋灌頂会（ぬのばしかんじょうえ）」が１８日、約１４０年
ぶりに本格復活した。
この世とあの世の架け橋とされる布橋（約４５メートル）を渡り、対岸のお堂に参拝する
行事。江戸後期に盛んになったが、慶応３年（１８６７年）を最後に、明治政府の仏教排斥
の方針で途絶えた。１９９６年、国民文化祭のイベントとして１度再現されたことで問い
合わせが相次ぎ、復活が決まった。
１８日は、雅楽が厳かに流れる中、事前に公募した女性８０人が白装束で目隠しをし、
静かに布橋を渡った。地元の実行委員会は「自分を見つめ直す、癒やしの行事として
来年以降も続けていく」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050918i513.htm
《画像》白装束の女人衆８０人が参加した富山県立山町の布橋灌頂会
http://www.yomiuri.co.jp/img/20050918i513-1-A20050918202256159L.jpg
女人禁制だった北アルプス・立山（富山県立山町）に登る代わりに、ふもとにある橋を
渡って極楽往生を願う儀式「布橋灌頂会（ぬのばしかんじょうえ）」が１８日、約１４０年
ぶりに本格復活した。
この世とあの世の架け橋とされる布橋（約４５メートル）を渡り、対岸のお堂に参拝する
行事。江戸後期に盛んになったが、慶応３年（１８６７年）を最後に、明治政府の仏教排斥
の方針で途絶えた。１９９６年、国民文化祭のイベントとして１度再現されたことで問い
合わせが相次ぎ、復活が決まった。
１８日は、雅楽が厳かに流れる中、事前に公募した女性８０人が白装束で目隠しをし、
静かに布橋を渡った。地元の実行委員会は「自分を見つめ直す、癒やしの行事として
来年以降も続けていく」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050918i513.htm
《画像》白装束の女人衆８０人が参加した富山県立山町の布橋灌頂会
http://www.yomiuri.co.jp/img/20050918i513-1-A20050918202256159L.jpg
