ニューヨーク2日共同】著名な経済学者クルーグマン米プリンストン大教授は、2
001年の米中枢同時テロ以前に連邦緊急事態管理局(FEMA)が「米国で起こる
可能性の高い3つの大惨事」として(1)ニューヨークのテロ(2)サンフランシス
コの大地震(3)ニューオーリンズへのハリケーン直撃-を挙げて警告していたと指
摘し、政府の怠慢を批判した。
2日付の米紙ニューヨーク・タイムズのコラムで明らかにした。
教授はその上で「援助と治安対策の遅れ」「不十分な災害防止策」「ブッシュ政権
におけるFEMAの能力低下」という疑問に対し、「政府は国民に説明する必要があ
る」とした。
また、ニューオーリンズの「無法地帯化」を許した背景としては、米軍がイラク戦
争のバグダッド陥落後、略奪防止に何の対策も講じなかったのと同じ理由によるもの
だと主張。ブッシュ政権は、民生の安定や災害復興などを軽視していると厳しく批判
した。
(共同通信) - 9月3日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000045-kyodo-int
001年の米中枢同時テロ以前に連邦緊急事態管理局(FEMA)が「米国で起こる
可能性の高い3つの大惨事」として(1)ニューヨークのテロ(2)サンフランシス
コの大地震(3)ニューオーリンズへのハリケーン直撃-を挙げて警告していたと指
摘し、政府の怠慢を批判した。
2日付の米紙ニューヨーク・タイムズのコラムで明らかにした。
教授はその上で「援助と治安対策の遅れ」「不十分な災害防止策」「ブッシュ政権
におけるFEMAの能力低下」という疑問に対し、「政府は国民に説明する必要があ
る」とした。
また、ニューオーリンズの「無法地帯化」を許した背景としては、米軍がイラク戦
争のバグダッド陥落後、略奪防止に何の対策も講じなかったのと同じ理由によるもの
だと主張。ブッシュ政権は、民生の安定や災害復興などを軽視していると厳しく批判
した。
(共同通信) - 9月3日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000045-kyodo-int