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RANDAMの変態見聞録

ゲーム・漫画・映画が大好きです。
変態ときどき真面目でお送りします。

BIGBOSS

2016-05-14 22:52:44 | MGS
''The Man Who Sold The World''が流れる病室。


< V has come to. >


9年の眠りからついにBIGBOSSが覚醒した。

それは同時に混沌をも呼び覚ました。

覚醒したのも束の間、何者かに命を狙われるスネーク。しかし、隣のベッドの包帯の男が救ってくれた。

「9年間お前を見守ってきた」

と包帯の男は言う。


彼こそがスネーク(プレイヤー)に
''伝説の存在"への道を啓示する使いであった。

そして、誘われるがままスネークはBIGBOSSとして戦場への道を進み、再び返り咲くことになる。


しかし、スネークはBIGBOSSであってBIGBOSSでなかった。


だがスネークは自分をBIGBOSSと信じて疑わなかった。周りの者も彼をBOSSと呼ぶし、また彼も自分がBOSSだと''認識''していたからだ。

だからこそ、スネークは何一つ疑わずに己の役割を果たすことが出来た。

そして戦場を駆け巡り、彼もまた伝説のBIGBOSSとして語り継がれるようになった。


スネーク(プレイヤー)は
BIGBOSS「だった」のではなく、
BIGBOSSに「なった」のだ。



キプロスの病院の一室でBIGBOSSとして
目覚めたスネークには

「自分が誰で、何者なのか?」

なんて疑う余地もなかった。
世界全体が彼をBIGBOSSとして育て上げたからだ。

だが、彼が答を、''彼''からのカセットテープを聴く日はそう遠くはなかった。

そして彼は鏡に映る''本当の自分''と決別し、
天国の外側へと消えていった。

その胸に刻み込まれた決意はやがて戦火へと変わっていく。

そしてスネークは今際の時に思い出すだろう。


世界を売った男の真実を。