ラムとハナと映画の日々

観た映画の感想をごく簡単・簡潔に書きます。

7月24日通りのクリスマス

2006-11-22 | 2006年公開作品

2006年・日本
監督:村上正典
キャスト大沢たかお、中谷美紀、佐藤隆太、劇団ひとり、上野樹里
公式HP

「現実の恋なんて興味ない…」恋や現実から逃避し、自分の住む長崎の街をポルトガルのリスボンだと妄想しながら暮らす女の子。そんな彼女が、誰もが恋をしたくなる季節<クリスマス>に憧れの先輩との息が止まるような恋を夢見て奮闘!

久しぶりの邦画です。
ヒロインは夢見る女の子なので、そんなんあるわけ無いヤン
って突っ込みたくなるところがもちろん満載
でも、時には現実逃避していろいろ妄想するのもありかな。
私自身まんが大好きおばさんなんで、そんな気持ちもわかります
ただ中谷美紀は精一杯ダサダサにしてもやっぱり綺麗だし、ちょっとやりすぎのドジっぽさも鼻につくところもあり。
のだめの上野樹里のほうがあってるかも・・・
大沢たかおも「星の金貨」の頃から好きだったんだけど
遠目だとかっこいいんだけどね、
なんだかアップだと、「なんだかちがう~~~」と思ってしまい
でも「星の金貨」は1995年、「続 星の金貨」が1996年。
10年たてば老けるよねぇ。。仕方ないか
ちょっとキャストに難癖をつけたくなるところ。
でも、ドラマ感覚で少女マンガ好きな人なら十分楽しめると思いますヨン

座布団:7枚(王子様ランキングつけるのって楽しいかも~~


 


サッド・ムービー

2006-11-14 | 2006年公開作品

2005年・韓国
監督:クォン・ジョングァン
キャスト:チョン・ウソン、イム・スジョン、チャ・テヒョン、イ・ギウ、シン・ミナ、ヨム・ジョンア、ソン・テヨン、ヨ・ジング
公式HP

8人の男女の4つの”別れ”を集めた話。
オムニバスと思いきや、豪華な出演者がどこかで繋がっていてひとつのストーリーに成り立っている。
予告編を何度も観ていたし(予告編だけで話の内容はわかる)サッド・ムービーなので結末はどうなるかはわかっているものの、ヨム・ジョンアとヨ・ジングくんの別れには涙涙。。。
子役がアップで泣く姿はずるいよなぁ。。。
母親なら誰しもいたたまれない気分になる。
残りのの恋人との別れとはちょっとちがうもの。

チョン・ウソン氏はどうも「私の頭の中の消しゴム」以外はいいと思えず
白雪姫と7人の小人(?)の着ぐるみはかわいかったなぁ。
シン・ミナとイ・ギウどっちもかわいかったのよ~

別れを扱った綺麗な映画にまとまってますが、映画館で特に観なくてもDVDでも十分ではなかろうか。。。

座布団:7枚(サッド・ドラマでも十分かも・・・


トンマッコルへようこそ

2006-11-08 | 2006年公開作品

2005年・韓国
監督:パク・クァンヒョン
キャスト:チョン・ジョエン、シン・ハギュン、カン・へジョン
公式HP

朝鮮戦争を扱った映画って今までもありましたが、私は『JSA』を思い出しました。
北も南も関係なく仲良くなったり、ひとつのことを共にやり遂げたり・・・
でも、JSAより緊迫感がないです。
それは舞台が”トンマッコル(子どものように純粋な村)”だからでしょうか。
音楽が久石譲だからでしょうか
景色や村人の汚れなさが感動を誘います。
戦争ってむなしいなって思いますが
韓国の人が観て、もっとそう思ったでしょうね
「ただ行けと言われたからきた」
人民軍の少年兵テッキみたいに
自分に意思と関係ないところで動かされて
戦争にきた人も多かったでしょう。
”国”としては敵でも、一個人としては関係ないんだと思う。
韓国軍の衛生兵サンサンが人民軍の下士官(この方コメディアンだそうーです)を慕って”ヒョン”って呼んでましたが
韓国は実の兄や姉でなくても、親しくなると”ヒョン””オッパ”(兄)、”ヌナ””オンニ”(姉)って呼んでるけど、それっていいなぁ~って思います
トンマッコルの少年ドングも連合軍のスミス大尉にすごくなつきます。
言葉が通じなくても心が通じあったんですね。
韓国軍の少尉(シン・ハギュン)と人民軍の中隊長(チョン・ジョエン)、このふたり『ガン&トークス」のふたりですね!(あとのふたりはシン・ヒョンジュンとウォンビン)
このふたりがお互いを認め合うところ、よかったです
そして村の天真爛漫な少女(カン・へジョン)、さとう珠緒似のカン・へジョンですが(え?似てない?)ちょっと頭が足りない?でもとびっきりの笑顔がかわいい

 この映画、ぜーったい観にいくつもりだったので、夏に韓国に行った時にVCDを買ってきてました
字幕で一度観たのであとでゆっくり鑑賞したいと思います

座布団9枚(戦争はんた~い!人類みな兄弟