ラムとハナと映画の日々

観た映画の感想をごく簡単・簡潔に書きます。

デュエリスト

2006-04-26 | 2006年公開作品

2005年・韓国
監督:イ・ミョンセ
キャスト:カン・ドンウォン、ハ・ジウォン、アン・ソンギ
公式HP

予想外によかったのがこの映画。
実はカン・ドンウォンはちょっと苦手だったんですよね~。
でもこの映画ではロングヘアも似合ってたし、カリスマ性もあってよかったですよ
台詞も少なく目で演技するところが彼の切れ長の目に合ってましたね~。
ハ・ジウォンもおっとこまえの役で師匠アン・ソンギとの掛け合いもさまになってました。
なんといってもアン・ソンギが実にうまいですしねぇ
今売れてる二人を主役にすえて、あとの脇をベテランでかためりゃそれでいいと作ってるような映画だと観る前は思ってたわけですよ。。。。
でも、映像もすごかったです。
カメラワークがあちこちにとびます。カット割り(っていうのかな?)が目まぐるしい。
それゆえに観てるほうも次はどこからくるのかドキドキ
美術も凝ってました。
チャン・イーモウ監督の「HERO」っぽかった。
音楽も効果的に使われてました。
が!ラストはいらんやろ。。。
ラストはカン・ドンウォンとハ・ジウォンファンへのファンサービスかな・・・

韓国語も全くわからんかったわ~
時代が時代ってのもあるやろし、字幕は直訳してないことが多いし・・・
「トニダ~~!」(お金だ~!)だけはわかったけど(笑)

座布団:8枚(んで、”悲しい目”の名前は~~?気になる~~~!)


チェケラッチョ!!

2006-04-25 | 2006年公開作品

2006年・日本
監督:宮元理江子
キャスト:市原隼人、井上真央、平岡祐太、柄本佑
公式HP

舞台は沖縄。
沖縄ってやっぱり本土とは違う雰囲気があっていいよね~♪
といっても私も15年ほど前に一度行ったきりなんだけどね(^^ゞ
独特のイントネーションが喧嘩をしていても喧嘩にならない気がするのは私だけでしょーか^^;
「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」の流れにあるような青春映画ですが、高校生たちは確かに楽しそう、でも親世代に陣内孝則や平田満が出てるんだけど、本当に顔出してるだけって感じでちょっともったいない感じ。
その中で柄本佑がよかったな。
青春ドラマにはちょこちょこ登場してる彼ですが、その他大勢から準主役級までのぼってきましたね。
この映画でもおとぼけのようで、しっかりものの役柄で存在感がありました。
ORANGERANGEの歌が思ったより少なくて、ちょっとがっかり・・・
ORANGERANGEを直前まで聴きながら行ったのにぃ~~~~。

座布団7枚(ガレッジセールの川ちゃんの先生は笑えた~


プロデューサーズ

2006-04-19 | 2006年公開作品

2005年・アメリカ
監督:スーザン・ストローマン
製作・脚本・作詞作曲:メル・ブルックス
キャスト:ネイサン・レイン、マシュー・ブロデリック、ユマ・サーマン、ウィル・フェレル
公式HP

ミュージカル好きの人は必見の映画ですね!
オリジナルの舞台を観ていないので、比較はできないけれど、ミュージカルの楽しさを十分味わえる映画です。
楽しくておかしくて一緒に歌って踊ったりしたくなるような・・・
ギャグが”吉本”っぽいんですよね~、とっても
わかっていながら笑ってしまう、、、そんなコメディです。
でもやっぱり舞台が観たいとおもってしまいます^^;
舞台を映画化してどんなによくできてたとしても、舞台では表現できないところを映画ではうまく表現できていたとしても、舞台は”生”だからいいのです。
目の前で演じてる俳優さんを近くに感じられるし、何度観ても毎回全く同じではない舞台に私は惹かれます
エンドクレジットはカーテンコールのようで、途中で席を立たずに最後まで観てくださいね!

座布団:8枚(ユマがでかいっ!!)


かもめ食堂

2006-04-12 | 2006年公開作品

2005年・日本
監督:荻上直子
原作:群ようこ
キャスト:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ
公式HP

おいしそうなご飯が出てくる映画というのはそれだけで楽しくなっちゃいます
フランス料理やイタリアンや韓国料理どれも魅力的だけど、やっぱり我が日本の日本食が一番と再認識させてくれるような映画です。
しかもおにぎりや焼き魚やとんかつを日本人でなく、フィンランド人がおいしそうに食べている姿を見ると、なぜか日本人としてほこらしく感じてしまうのデス
舞台がなぜにフィンランドなの?って思ったけど、フィンランドって意外に日本と近いんですねぇ。10時間で行けるのなら。
フィンランドという国をよく知りませんが、『ヘイフラワーとキルトシュー』というフィンランド映画を去年観ましたが、フィンランドって家具がいいんですよね~。このかもめ食堂の中のテーブルやいす、キッチン周りのものもおしゃれで素敵なものばかりでした
そして女優陣の抑えた演技がフィンランドのお国柄(?)みたいなものにマッチしています。一緒に働いていながらも、お互いに入り込み過ぎないような、かといって遠慮しているというのでもなく、お互いに”いい距離”をとりながら生活しているようなところが観ていて心地よかったです。
おいしいご飯を大切な人たちと食べること、おいしいコーヒーを入れること、そしておいしいコーヒーを入れてくれる人がいること、そんなことが日常において必要なことなんだなぁ~と感じさせてくれる良い映画でした。
あ~~、フィンランドの森にも行きたくなっちゃったよ~♪

ひとつ気になること・・・とってもいい雰囲気の映画なんだけど、この映画、フィンランドの人が観たらどなんでしょ・・・ね・・・?^^;)


座布団9枚(「ガッチャマン」の歌、私もうたえま~す(^o^)丿)


ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女

2006-04-05 | 2006年公開作品
2005年・アメリカ
監督:アンドリュー・アダムソン
原作:C.S.ルイス
キャスト:ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル、スキャンダー・ケインズ、ジョージー・ヘンリー、ティルダ・スウィントン
公式HP

ずいぶん前から原作を読んでスタンバイOK状態でしたが、公開から約1ヶ月してやっと観て来ました^^;
まあ人間はよしとして、フォーンやビーバー、セントール、そしてアスランが子どもだましのような映像だったら嫌だなぁ。。。とちょっと不安になりながら・・・・
そんな心配もかき消してくれるような壮大なファンタジーでとても楽しめました(*^^)v
同じ手のものの「ロード・オブ・ザ・リング」がどうしても頭に思い浮かびますが、「ロード・・・」に比べて話がわかりやすいし、若干先頭シーンもあるものの、基本的に白い魔女は石像に変えてしまうわけだからあまり血なまぐさくなく、
「戦いは醜いものだ」ってサンタさんの言葉も時代が時代だけに説得力あります。
そして終わり方がすっきりしてていいですね。
続編がある場合はすっきりと終わってくれないと気持ち悪いから(笑)
人間関係も兄弟姉妹がメインなので、子どもが見てもややこしくないですね。
ただ日本語吹き替えがぴったりとはいえなくて、ちょっと残念。
リーアム・ニーソンのアスランが聞いてみたい。。。

座布団9枚(2時間以上あったんだ~、全然長さを感じさせなかったデス♪)