表紙の渋い写真がキレイで手に取った本です。
イギリスのどんよりと曇った広い大きな道の写真。
大崎善生さんの『九月の四分の一』を読みました。
美しい名前のついた4つの短編集です。
1つめの「報われざるエリシオのために」が
個人的には一番好きです。
4つとも、それぞれ良い作品で、ハズレなしなんですがね。
なんとなく、一番切なかった気がしました。
私は、近々、箱根に行こうと思っているのですが、
「箱根彫刻の森美術館」が出てくるお話です。
とても哲学的な内容で、思わず「旅行中に読みたかった!」
と思ってしまいました。
大人の恋のお話です。
ハッピーエンドに近からず遠からず、という絶妙な終わり方をしていて、
とても「しっくり」ときたんです。
2つめの「ケンジントンに捧げる花束」も素敵な話でした。
日本を捨ててイギリス人になった吉田宗八(ショーン・ブラックストック)が
晩年「将棋ファン」という雑誌に夢中になった話。
戦中のエピソードが素敵でした。
主人公の祐一は、彼によって10年間を肯定され、
人生の転機を迎えます。
動物園のキリンのエピソードも面白かったし、
冥王星のエピソードも格好良かった!
博学って、こういうことか・・・素敵☆
「悲しくて翼もなくて」は切ない恋の物語。
薄命の人って、とってもロマンチック。
「歌は変わらずに残る」という言葉、それは奇跡のようだと思いました。
ミュージシャンの人達は、それを信じて、苦しみながら
歌を作り続けているんでしょうね。
今のように流行とかスターが、流れていく時代には
それを実現するのは、ほんとうに雲を掴むような話しなんじゃないかな。
でも確実にそれをやってのける人間もいるわけで。
そういうのを才能と呼ぶのかもしれないな、と思いました。
表題作の「九月の四分の一」も美しい話でした。
しかも、プラトニック!
一度、こういう経験してみたい・・・。
フランスは文化の街というけれど、地下鉄の駅名も素敵なものが
多いようで、ますます旅をしてみたい国になりました。
大崎善生さん、どんな人なのか、写真を見てみたい。
この短編集は美しいですよー。
イギリスのどんよりと曇った広い大きな道の写真。
大崎善生さんの『九月の四分の一』を読みました。
美しい名前のついた4つの短編集です。
1つめの「報われざるエリシオのために」が
個人的には一番好きです。
4つとも、それぞれ良い作品で、ハズレなしなんですがね。
なんとなく、一番切なかった気がしました。
私は、近々、箱根に行こうと思っているのですが、
「箱根彫刻の森美術館」が出てくるお話です。
とても哲学的な内容で、思わず「旅行中に読みたかった!」
と思ってしまいました。
大人の恋のお話です。
ハッピーエンドに近からず遠からず、という絶妙な終わり方をしていて、
とても「しっくり」ときたんです。
2つめの「ケンジントンに捧げる花束」も素敵な話でした。
日本を捨ててイギリス人になった吉田宗八(ショーン・ブラックストック)が
晩年「将棋ファン」という雑誌に夢中になった話。
戦中のエピソードが素敵でした。
主人公の祐一は、彼によって10年間を肯定され、
人生の転機を迎えます。
動物園のキリンのエピソードも面白かったし、
冥王星のエピソードも格好良かった!
博学って、こういうことか・・・素敵☆
「悲しくて翼もなくて」は切ない恋の物語。
薄命の人って、とってもロマンチック。
「歌は変わらずに残る」という言葉、それは奇跡のようだと思いました。
ミュージシャンの人達は、それを信じて、苦しみながら
歌を作り続けているんでしょうね。
今のように流行とかスターが、流れていく時代には
それを実現するのは、ほんとうに雲を掴むような話しなんじゃないかな。
でも確実にそれをやってのける人間もいるわけで。
そういうのを才能と呼ぶのかもしれないな、と思いました。
表題作の「九月の四分の一」も美しい話でした。
しかも、プラトニック!
一度、こういう経験してみたい・・・。
フランスは文化の街というけれど、地下鉄の駅名も素敵なものが
多いようで、ますます旅をしてみたい国になりました。
大崎善生さん、どんな人なのか、写真を見てみたい。
この短編集は美しいですよー。
あー、楽しみだね!!
箱根旧街道がいいらしいよ!!
上ったところに御茶屋さんがあったりするんだって!!
3時間くらい空き時間があるんよー。
どうしようかと迷っていたけど、
まりーは下準備バッチリみたいね!
旧街道って行って見たい。
お茶屋さんでのんびりしていれば、
3時間なんかアッという間だね。
楽しみだわ・・・。
3時間の空きって何?
詳しい話をメールください!!
旧街道は箱根湯元らへんの話だから、
ロマンスカーに乗れなきゃ意味ないデス!
ロマンスカーで箱根に着いてから
チェックインまでの空き時間が3時間もあるの。
詳しくはメールします。