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アルスラーン戦記10巻感想(漫画)

2018-11-12 | Weblog
久々に普通の感想記事。

アルスラーン戦記の漫画の方をコツコツ買い集め、先日最新刊の10巻を読みました。

アルスラーン戦記とはなんぞやと言われると一言で説明しづらいのだが、若い王子アルスラーンが他国(異教徒)に国を取られ、取り返すための戦いをしている話です。
ネタバレだと後に王位を次いで王様になってからも続くらしいのですが、今は滅亡一歩手前までいっている祖国を取り戻すため部下を増やし敵と戦っている最中ですな。
異教徒以外にもそのほかの国からの侵略もあり、王位を争う従兄との戦いもありで王道のファンタジーです。

漫画はハガレン書いてた荒川先生なので親しみやすくとても見やすい。
1~9巻は戦争に負けて部下一人をつれ逃げている時から、徐々に部下を増やし王子として反撃の戦の準備をしている話。アニメ先に見ちゃってるので漫画の方が話を追って行ってるのですが、面白いことにアニメと漫画の展開がかなり違う事。話の筋は同じなのですが場合によってはキャラが丸ごとカットされたり戦いが省かれたり。省いてるのはアニメの方なんだけど、アニメにしかないギャグがあったりとアニメはアニメの良さ、漫画は漫画の良さがあります。
たぶんこれ漫画の方が原作の小説にそってるんですよね。
ラジェンドラと初めての戦いの時アニメじゃ氷の上で戦うエピソードでしたが漫画は一切なかったし、これアニメオリジナルだったのかな?改変して面白いのは本当に嬉しいです。

んで、10巻。
奴隷解放とルシタニア追放令を発令し、アルスラーンのもとにはどんどんパルス人が集まる。ただしアルスラーンと旅を共にしてきた古い部下と、新しくできた部下たちの間にはわだかまりもある。
ヒルメスは部下とともにボダンらの討伐に向かうがボダンは逃がしてしまった。
そういえば、ヒルメスの内心を結構丁寧に描いてますね漫画は。アニメではヒルメスの思考はほとんど出てこなかったのでヒルメスに焦点を当てている描写が嬉しいところ。

マルヤムの姫であるイリーナのエピソードはこのあたりなんですね、アニメだとかなりあっさり出ていましたが漫画ではマルヤムの事情を丁寧に描かれていてわかりやすかったです。同じイアルダボートを信仰しているにもかかわらずルシタニアによって滅ぼされてしまった国。アニメは言葉の説明だけだったのでピンときませんでしたがあーそういう事情かーとよくわかりました。
あとアルフリードの兄メルレインも登場ですね。アニメじゃ紳士的に見えましたが結構面白いキャラでした。アルフリードもそうですが、ゾット族独自の考え方が漫画ではわかりやすくて好きです。あとメルレインがかなり好きなキャラになりました。
クバードの活躍も多いですね。このおっさんも戦となると剛腕で思い切りが良いので楽しい。

早く次の戦いの話が見たいです。


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