薄桜鬼碧血録 １５話 遠き面影

一気に話が進んだ今回・・・原作にはないまさかの展開に驚きました。


内容。昼でも動ける羅刹を連れているのは千鶴の父鋼道だった。彼は羅刹を使い雪村家復興をするつもりらしいが・・・。
一方千鶴のもとには薫が現れ、千鶴を連れて行こうとするも千鶴は拒否。激情に身を任せ千鶴を殺そうとした薫を、風間が倒す。千鶴は父を説得したいので少し時間が欲しいと風間に申し立てた。

新撰組では原田と永倉が離隊。沖田の病状は悪化し、次々と仲間が離れ離れになっていくのだった。



というわけで感想です。いやー驚いた。まさか今回の話でここまで一気に進むとは。あまり突っ込みどころもないんで真面目に感想いきます。



「知り合いか？！」

どう見ても同じ顔してるから兄弟だろうがｗ
いくら二卵性双子でもそこまでそっくりな兄妹いないってくらい同じ顔だぞ。




「性別を偽ったのも今日ここに来たのも、妹を救うため」


（妹を救うのと女装するの何が関係あるんだろう・・・？）

と、思ったのってＫＡＺＡだけでしょうかね。



「俺の大通連はお前の小通連と対になる刀だ」


「ダイツーレンとかショーツーレンとか・・・麻雀の役満みたいな名前ですね」


「人の話聞けよ」



「でも私、父様は何も・・・」


「フッ・・・父様か・・・鋼道は俺達の実の父親ではない。
だいたいありえないだろあのハゲと俺達が親子とか、全ッ然似てねえし。この誰もが振り返る美貌と色気、そして男心をくすぐる愛らしさを兼ね備えた端麗な出で立ちが、どこをどうしたらあんなのと同じ顔になるっていうんだ？万が一血のつながった親子だとしたら間違いなく九割九分九厘母親の血筋、あいつの血が入ってるとしたら頭の出来だけだ」

「私を褒めてるのか自分を思いきり自慢してるのかどっちなんですか」


雪村家は人間に滅ぼされていた。人間を滅ぼし、新たな鬼の時代を作ろうとする薫は千鶴に一緒に来いという。
だからどうしてこう鬼共は説得が下手なんだ。
風間といい薫といい・・・千鶴は人間として生きてきたんですよ？それをお前は鬼だからとか、記憶にない昔の事を持ち出して滅ぼされたとか言っても千鶴に届くわけないだろうに・・・



千鶴の拒否に導火線着火、襲い掛かる薫。１期のラストって幸せに育った千鶴を憎んでるみたいな事言ってなかったか・・・？と思った人もいますよね。
薫が千鶴を憎んでるのは本当で、同時に深く愛しているのも本当です。要するに、薫はまじりっけナシの１００％生粋なヤンデレ。


それにしても薫と刃を交わすとは思わなかった・・・かっこよすぎて鼻血出そうでした。



その後羅刹となった沖田が助けにくるも、病気が進行した体では薫に勝てず。沖田にとどめを刺そうとする薫を、風間が討つという展開に。



きれいな顔してるだろ・・・？
嘘みたいだろ・・・

薫なんだぜ、これ・・・（ｂｙタッチ）



最後の最後で薫と過ごした記憶を思い出した千鶴。分かり合う事はできませんでした。
ゲームだと薫のもっとドロッドロな憎悪やら薫と千鶴の心情とかが丁寧に描かれています。「薫のこんな終わり方イヤだ！」という人は原作の沖田ルートをやりましょう。ついでに雑誌に載っていたらしい薫ちゃん小説を読むとなお良しとの事。ＫＡＺＡは読んでないけど、ゲームじゃわからなかった薫の心情が描かれています。
それにしても・・・沖田は一体何のために出てきたんだ？ｗ


「ここで出ないと本当に出番ないじゃないですか」

うわあああ・・・薫との決着話がなくなったのを考えると、このまま病死ＥＮＤが色濃くなってきた・・・



その後新撰組では原田と新八は離隊。今の新撰組にはいたくないという思いがあるのです。つーか、原田の理由言ってねえしｗ
原田と新八の離隊は史実どおりです。どんどん変わっていってしまう新撰組に耐えられなかったんですね。この辺りもどうしてという理由はゲームでもっと詳しく言ってます。原田の理由もねｗ見たい人は斉藤ルートを以下略。



まさか薫が今回で退場とは思わなかった・・・アニメはこういう展開なのか。これはさすがに切なかったですね。千鶴への嫌がらせが少なく、千鶴を純粋に大切に想ってるシーンがあっただけに・・・
それにしても風間がどんどん良い奴になってくなあｗゲームじゃそれなりにＤＱＮなんだけどｗ

あと千鶴が鋼道を説得したいという申し出、これはもう間違いなく土方ルート！今から楽しみです。そして近藤もそろそろ・・・か。
土方の存在感のなさがハンパないんですけど。
いろんな人のルートをやってるせいで影うっすｗ

あれ・・・？真面目に感想書くつもりだったのにどうしてこうなった・・・？