
お前誰だよw
という突っ込みからの進撃の巨人 25話 感想です。
巨人化し、アニ(女型)に強烈なパンチを食らわせたエレン。アニはその場から逃げ出しそれを追うエレン。町の人はパニックとなり逃げ惑う。調査兵団も女型を追い詰めるため配置につき始めた。
エレンとアニの戦いは人々を巻き込み、町を破壊する。それでもやらなければいけない。
憲兵団に囲まれたエルヴィンだったが、人類の為に必要な作戦だとはっきり言う彼の意志に驚きながらもわずかに理解を示した憲兵により、作戦の続行が決まった。憲兵団は住民の避難をさし優先するよう指示が下る。
女型の硬化による打撃で倒れたエレンだったが、巨人への殺意・・・嗤いながら巨人を殺すと呟いたエレンの肉体はあっという間に回復し、再びアニへと襲い掛かる。
その力は強大で、アニを追い詰める。壮絶な巨人同士の戦いに、憲兵はもちろん調査兵団も動くことができない。今行けば、巻き込まれる。
硬化能力を使い、手をピックの役割にして壁を登るアニ。しかし、ミカサの咄嗟の判断で硬化していない部分ギリギリを切断され、地に落ち叩き付けられた。
エレンが襲い掛かり、とうとうアニを追い詰める。うなじを引っぺがし、アニ自身を引きずり出した。その姿を見たエレンは動きが止まる。アニは泣いていたのだ。
アニは、昔の事を思い出していた。
父との記憶。アニを抱きしめながら、アニに謝罪し、たとえ世界が敵になっても自分だけはアニの味方だと。だから、必ず帰ってくると約束して欲しいと言う父の言葉。
アニは涙を流す。
その瞬間、エレンとアニの体が融合し始め、アニの周りは硬化で固まってしまった。
取り込まれそうになったエレンをリヴァイが切り離しなんとか間に合う。
アニを包む硬化した物質は剣を通さず、アニは眠り続ける。ひとまずそれを回収するものの、結局何も得られなくなってしまった。
エルヴィンはその事を憲兵や町の重役から責任を問われることとなる。
エレンは部屋で休みながらも、最後の最後でアニをしとめることをためらった事を告げる。アニの姿を見た瞬間、トドメがさせなくなってしまった。
今は負けてしまったが、これからなら勝てるかもしれない。エルヴィンとアルミンの考えが交差する。
その後、エレンの王都引渡しは凍結。アニの保管(監視)は調査兵団に委ねられる。
まだまだやらなければいけない事は多い。それには多くの犠牲も生まれるだろう。
しかし、人類の「進撃」はこれから始まる。
というわけで、半年に渡るアニメ進撃の巨人が終わりました。
謎は解決されないまま、女型との決着で終わりましたが続きは原作でね!ということでしょうか。新たな謎も増えたしね。
●エレンvsアニ
巨人の戦いは壮絶すぎました。家を壊し街を廃墟にし人が次々と死んでいく。
まあ・・・巨人で大人しく戦えっつーのが無理な話ですわ。
作画の方々お疲れ様でしたー。凄く迫力あって面白かった!
●憲兵の人
エルヴィンの淡々とした、しかし強い意思を汲んでくれるとは思いませんでした。腐っても兵士なんですねえ・・・。
まあ、そりゃ「ここで処刑すんぞ!」と言ったら「わかった。俺が死んでからの指揮頼むわ」と言われりゃ動揺するわなw
●エレン第二形態(違)
アニにボッコボコに負けたかと思いきや、雄叫びと共に立ち上がるエレン。その体は再生しながら・・・え、炎出てるように見えるんですけどどういう事?
これだけ見ると、巨人化できる人間ではあるものの明らかにアニとは違う生体のように見えます。
アニも驚いてるっつーかビビってるように見えるが・・・まあ、巨人って硬化したりいろいろできるようだし個体差かな?
ただ、アニが執拗にエレンを連れ去ろうとしていたのを見るとエレンがやっぱ特別なのかなあと思います。
んで、ここのエレン何かに似てるなーと思ったんですけど、たぶんアレです。
目の形といい、体に赤い線入ってるのといい彼しかいません。グリードさん。
●壁を登るも・・・
エレンを捕まえることはもはや考えず、壁を越えて逃げる選択をするアニ。そりゃ・・・このエレンやばそうだし。
指を硬化させ、ロッククライミングのように上るアニ。そっか、あんまピンとこなかったけどそういや壁って50mだっけ?むちゃくちゃデカイんでしたね。
しかしそんな努力もミカサの斬撃に散る。
「落ちて、アニ」
良い表情してやがる・・・何でこのヒロインはエレンの前で悪魔のような表情をして非情な場面で穏やかな顔をするのか。
もう一回貼っときましょうか?

●アニ・レオンハート
アニについての謎は謎のまま。父は何を謝罪していたのか、何故エレンを求めたのか、どこに連れて行こうとしたのか。
そして父から告げられた「この世の全てを敵に回しても自分は味方だから、必ず帰って来て欲しい」という言葉。
アニはどこに帰るつもりだったんでしょうね。そういやアニってどこ出身だかわかってないんだっけ。
●アイキャッチw
今までで一番文章長いわw画面いっぱいに文字が並ぶってどういうことよww読ませる気ないだろw
まあ一時停止して必死に読んじゃったけどね!
●リヴァイっぽい何か

一番上に貼りましたがここのリヴァイの絵が明らかにおかしい。まあ、瞳がでかいよね。
ダメだ、いつもの目ちっちゃいリヴァイじゃないとなんか落ち着かないw
●壁の中には・・・
一番最後、アニがつけた壁の傷の中から見える巨人。壁の中には巨人がいる?ということでしょうか。これはいろんな憶測が飛びますぜ。
調査兵団の存続は決まり、エレンの引渡しもなし。まあたぶんエルヴィンも引き続き団長なんでしょうね。
残った謎は多数あるけど、やっぱ続きは原作かなあ。月刊誌だから、アニメの2期はやるとしても数年後な気がしますし。
個人的な憶測は省きます。どうやら巨人の謎は原作でもまだわかっていないらしいので。
なんとなく、今ここから盛り上がるぜってところで終わってしまったので本当に残念。
まあそれも許せるくらい面白かったですけど。そして謎が多いとああじゃないか、いやこうじゃないかという想像が膨らみます。
うん。振り返ってみても思い出せるのは。
エレンって結局負けっぱなしだな。
勝てたのって初めて巨人化して巨人をボッコボコにした時くらいか?そういや討伐数まだ0・・・いやしゃーないか。アルミンだって0だし。つーか単純にミカサがおかしい。
ジャンも0・・・かと思ったけどそういや1体倒してましたね。
最初は人類対巨人かと思ってたけど、主人公が巨人化してなーんだ巨人無双かと思いきや巨人化しても負けてるっつーねwこれで巨人無双だったらたぶん飽きてました。
どう頑張ってみても人類は劣勢ってのが面白かったです。
そしてナニゲにエレンとジャンの違いも面白かったかな。エレンは良い意味でも悪い意味でも青臭い、ジャンは一番リアルな兵士っぽい。そして二人の共通点は「年相応の人間っぽい」キャラだったという事です。
ミカサのようにバケモノじみて強いわけでも、アルミンのように達観できるわけでもない。自分の内面で苦しみ迷いながらも前に進むしかない、そんな姿が似ながらも両極端な二人が良かった。
久しぶりに熱中したアニメでした!フェイト以来かな?凄く良かったです。
実はまだDVD買ってないんですけどね・・・でもこれは欲しい!
ちなみにですが、感想の最初の頃一回書いた事あるけどネット上でのネタバレが激しくて知ってしまったネタバレはですね、超大型巨人の正体でした。
アニメでは超大型と鎧の正体が分からずじまいでしたが、超大型は知っちゃったし鎧もなんとなく予想つきます。見返してみるとそれらしいフラグが結構ありますしね。
たぶん原作はそこを軸にやっていってるだろうから、どうなっているのか気になるところ。
アニメ製作に携わったスタッフの方含め全ての関係者様、本当にお疲れ様でした!