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遊歩のリュックと登山靴

日常の近場の山歩きから縦走登山、「らくらく山歩会」の毎月の例会登山の
山行記。豊かな自然を愛し、大切に守っていきたい。

三室山:ブナ林を抜けて天空の草原へ

2023-10-07 23:19:37 | 日記

20203.10.1

 念願だった三室山登山。

兵庫県では標高第2位の山。今回その山の山頂に立つことが出来た。

三室山は鳥取県と兵庫県の境界に近い1358mの比較的登り易い山、だけどこれまで登ったことが無い,近くて遠い山だった。

その山に登りたいと、山友のEMIちゃんに話すと「若桜町からの林道で登ることが出来る」と、若桜町の山友TAKIちゃんに案内を依頼。そんなこんなで話は即決し、早速秋晴れの日を選び若桜道の駅:まるたんぼで待ち合わせ。

国道から加地川沿いの林道を、ジグザクでカーブと急こう配の山道を、凡そ30分で大通峠登山口(1030m位)に到着した。想像していた所要時間よりかなり短縮されて、自宅から約2時間余り。はや~い、嬉しい!

   

登山コースと山の様子

林道横の登山口にある、小さな標識とロープが目印。ここの斜面をよじ登ると・・・・・

 

突然広がるブナの原生林

根元から10本以上に分かれた幹。リョウブの木も多く見られ素晴らしい自然林の林。

 

何処までも続く、美しい森

ブナ林を抜け、視界が開けた場所からは鳥取県若桜町方面の山の連なりが遠くまで見え、此処が兵庫県との境の山であることを実感した(雲に隠れているのは東山?)

ブナが少なくなり、日当たりが良くなった登山道。羊歯が一面を覆っていた。

 

正面に漸く目指す「三室山」山頂が見えて来た。かなり遠い・・・・頑張ろう。

再び美しいブナの林。なんだか都会的な雰囲気で尾根道の左右には様々な種類の雑木が見られた。

正面に「三室山」を見ながら羊歯とススキの草原を緩やかに登って行く。

色づき前の「マユミ」の木。淡い桃色になっていたから、もう直ぐ綺麗な色へと変わっていくだろう。

360度の展望が楽しめる草原の「らくちん登山」 う~ん愉しい✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌

目指す山頂は、あの笹の繁った斜面を越えた所。余裕の健脚女3名。

風は爽やか、気温も適温。景色は抜群、疲れ無しの今日の登山。

いよいよ笹の繁った急な斜面の始まり。目立つようにか?積雪時の下山でも目立つようにか、方向を示す案内板がかなりの高所に付けられている。(かなりの気配りを感じた)

両側の笹で視界が遮られ、刈り払われた笹が露に濡れ滑りやすかった。急坂と笹の葉で、登山道が滑り易く、「おっととと‼」の声が聞こえてくる(〃艸〃)ムフッ

笹の葉かで滑る登山道も終わりが近い。山頂間直下での岩場を乗り越えて進む。

高く伸びた笹の林を抜けると・・・・・?

笹道を抜けた途端、最初に目にするのは「二等三角点」の碑。何時頃設置されたものか?漢字の表記の仕方が右から左へ。三角点の”点”も旧表記の點らしき文字・・・・・?

来ながら何度も見惚れたしまった、谷を挟んだ左側の稜線。綺麗な草原が「こっちにも来てください」と誘っているよう続いていた。(登山道は無いようだった)

疲れを知らない健脚女たち

夏の猛暑のためかな~?一度枯れ落ちた楓に新しい若葉が鮮やかだった。

 

登山口からの標高差は350m程で、念願だった三室山山頂へ立つことが出来た。

先日登った道後山、今回の三室山と、標高はほぼ同じくらい、山頂から眺めの良さは優劣つけることが出来ない素晴らしい景色の二つの山。

山其々、違った特色を持ち、違った喜びを与えてくれる。

高くなくてもいい、無名の山でもいいです。山頂での達成感と満足感は、何物にも代えられない喜びだと思っている。山を歩くことは、心も身体も私を成長?させてくれている。

頑張って、また何処か心ウキウキ、足取り〇〇、魅力あふれる山を探して歩いてみよう。

次回の山旅につづく

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