富士山周辺～その３～

富士山を周回しての旅もクライマックスです。




実は今回の旅行のメインが忍野八海です。
旦那は行ったこともなければ存在も知らなかったようで・・・
それは一度見ておくべき！ということで連れていきました。

⑤忍野八海

忍野八海はその名の通り
「湧池」「濁池」「御釜池」「銚子池」「底抜池」「菖蒲池」「出口池」「鏡池」
の８つの池から成り立っています。

私が初めて訪れたのは小学校５年生の時の移動教室です。
当時、私が一番印象深かったのは「湧池」です。
池は周囲30m、水深５ｍ程度しかないと思いますが、底まで本当に澄んでいました。
晴れた日だったせいか、底石がキラキラと光り、横穴がよく見えたし、
底の方で泳ぐ魚が何とも神秘的で吸い込まれそうな気分になりました。
実際、見ていたら、池の淵に片足落ちた同級生がいたのを覚えてます。

そんな湧池がこちら。

今も神秘的ですけど、初めてじゃないからか5年生の時のような感動はありませんでした。

でも、それもちょっと納得した自分がいます。
とにかく田舎という感じだったのに・・・・20年(!!)の月日は環境を変えるには十分ですね。
向かいにある濁池の周りにはお土産屋さんがたくさんあるし、あげくこんな池あったかな？！と思う
「中池」なるものがありました。


実はこれ・・・人工的に作られたものなんです。
水深１０ｍあり、中には魚がたくさん泳いでいます。
一番、がっかりしたのは魚に餌をあげられること。
20年前は全部の池でダメだったと思います。
今でも向かいの湧池は水質保護のために魚に餌やりはＮＧなんですが、こんなすぐ横で売っていたら、
湧池であげる人もいるだろうなーと思っていたら、案の定子供が少し撒いてました・・・。
たぶん看板に気づかなかったんだと思います。
でもこういうことの積み重ねが水質を汚染してるんじゃないかと心配になります。

　　　　

他の池も20年前に見たときより汚い気がしました。
富士山の雪解け水、湧水は何年も何十年もかかって出てくるものもあるそうです。
富士山も樹海のごみは酷いと聞きます。

ひとりひとりの意識が大事ですよね。
自分にできるエコをしっかり心がけいきたいですね。

以上、旅行記でした。


おまけ
　　　　　　　『もろこし畑でつかまえて』

こんな田舎がほしいです。
そういや、道中食べた焼きもろこしは美味しかったです！！
ちなみに価格は最安200円ー最高400円とまばら。
食べる時は要注意です!