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こちら楽園開発室

ここは、青波零也氏の「楽園世界」をTRPG化させようとする青鈴の開発室です。

魔法クラスについて

2009年03月05日 23時32分36秒 | 青波日記
青波です。魔法クラスについての説明ですよ。

・命名魔法
この世界観では一般的な魔法その1。
魔力に「命名」し定義することで「現象」や「別の物質」に変換するタイプの魔法。光や炎を生み出したり、純粋なエネルギーとしてぶつけたりします。どちらかというと攻撃系に特化している印象ですが、妨害なんかにも使えます。汎用性は一番高いかもしれません。

・命令魔法
この世界観では一般的な魔法その2。
元々存在するものに魔力で「命令」することによって動かしたり強化したりする魔法。その場に存在する石をつぶてとして放ったり、ゴーレム作って操ったりもできます。命名魔法に比べれば補助系、絡め手が多いです。またその場にあるものを操るという性質上、場所を選ぶこともあります。

・神聖魔法
命名魔法の一形態だが一般的には別物として分類される。
魔力を癒しや保護の力に変換する魔法。必ず呪文の中に女神に対する祈願の言葉が織り込まれているのが特徴です。命名魔法の一形態なので実は女神に対する信仰心がなくとも扱うことは可能なのですが、ごく初歩的なもの以外は神殿に所属する人間にしか教えられていないため実質僧侶・神官の魔法と言えます。

・精霊魔法
この世界観では「妖精・精霊を見る」才能を持つ人間にしか許されない魔法。
精霊や妖精と契約することによって能力を行使する魔法。能力は契約している精霊や妖精によって異なり、一人で多くの精霊と契約するのはなかなかに困難とされています。
中には「レベンタートの妖精使い」のようにその場にいる妖精に「お願い」して魔法的な能力を振るう変り種もいますが。

世界観(四種族+α)

2009年02月13日 13時36分17秒 | 青波日記
青波零也です。
今日は世界観解説として四種族の話をしておきたいと思います。


――――(ここから)――――

世界樹から生み出された生命。
女神はその中でも一部の生物に知恵と言葉を与えた。
それが現在の『人族』である。
人族は大きく分けて四種存在している。

人間:圧倒的に人数が多い人族である。能力は平均的であり突出しているところはないが、逆に言えばあらゆるものに対する適正がある。寿命は大体六十~八十年。

エルフ:ユーリスとユーリスの樹による加護を最も受けていると言われる、高い魔力と植物に対する親和性を持つ人族。肉体的には脆い。ユーリスの世界の記述を信じ、禁忌を忌み嫌う者も多い。緑色が混ざった髪と瞳を持つ。緑色が強いほど魔力が高いとされている。寿命は二百年ほど。

ドワーフ:小さな背丈と力強い肉体、器用な指先を持つ人族。その代わり少々魔法適正は低め。道具を作らせたり、改良させたりするならば右に出る者はいない。寿命は百年ほど。

獣人:さまざまな獣の姿を持つ者たち。魔法適正は人間よりも低いが、獣独自の優秀な感覚能力と身体能力を有している。寿命は五十年ほど。


その他に、「種族」として認められていないが以下の三つが存在する。

忌まれし者:人間から生まれる突然変異体。角が生えていたり、鱗があったりと魔物的特徴を体の一部に持つ。人間としての身体能力を持ちながら魔力適正がエルフ並みにあり、全体的に能力は高い。ただし、その出自故に忌み嫌われることが多い。

禁忌機巧:正確には種族ではない。女神が「存在しない」と言う時代の産物であり、現在のほとんどの人族には理解できない技術で作られた機械。もしくはそれを模して作られた魔力で動く機械のこと。女神の教えにより存在が認められていない。

魔物:魔力に汚染され、本来の存在からかけ離れてしまった生き物全般。人族が魔物となった場合、基本的に理性は残らない。

世界観(楽園と四大国)

2009年02月11日 23時50分36秒 | 青波日記
青波零也です。
カテゴリ「青波日記」は一応世界観原作の青波がこっそり書かせていただいている記事になります。とはいえこの楽園開発室はシステム製作者の青鈴氏の領域なので、あくまで裏側でひっそりまったり生息しています。
今日は楽園と四大国+αの大まかな設定を投下して寝たいと思います。
折りたためないのでちょっと見づらいかもしれませんがその点ご容赦ください。
ではお休みなさい~。


――(ここから)――

■楽園
この世界。
海しかなかった闇の空間に、世界樹と女神ユーリスが現れ世界を創造したと言われている。
世界樹によって生み出された無数の島と豊かな自然、そして不思議なエネルギー「マナ」に満ちた世界。
大陸と言えるほど大きい陸地が存在しないのが特徴。
現状、世界樹が生み出し続ける「マナ」を操る術……魔法が人間の生活の中に浸透している。
前の戦争により、魔力を動力とする単純な絡繰を備えた船や飛空機械が開発され、広まりつつある。
反面、精密機械の類は全くと言っていいほど発達せず、ユーリス女神も機械の作成、研究は禁忌としている。
ただし、完全にオーバーテクノロジーな機械もいくつか発掘されていて、謎は深まるばかり。


■ユーリス神聖国
『世界樹』と世界樹を見守る女神『ユーリス』、そして『ユーリス』が遣わせた白き竜の庇護の下に成り立つ南の国。
国土は豊かで農業が盛ん。
国家元首は「聖王」とユーリス神殿の長である「大司教」。
「ユーリス騎士団」と呼ばれる聖王が組織した軍団が主戦力だが、大司教が影で組織している異端審問官「影追い」の力も大きい。
戦争直後のため、レクス帝国との国境に近い都市は現在復興作業が行われている。
首都は世界樹に近い「センツリーズ」。ここはまだ戦争の影響も少なく、栄えている。
国民は基本的に女神ユーリスを崇めている。また、女神の教えに著しく反する者には「影追い」がつけられると言われている。「影追い」の存在は表には出てこないものの、ほとんどの人間は知っている。


■レクス帝国
黒い竜の紋章を持つ、西の魔法帝国。
楽園でも一番巨大な島を国の中心としていて、山がちな国土のため特殊な気流や海流に囲まれ、独自の文化が発達している。
古くは女神に遣えた使徒ターヤが建国したとされているが、現在は女神崇拝の意識も低く、ユーリス以前の技術を応用した魔法兵器などを開発していた。
国家元首は「皇帝」だが、前の戦争の敗北により一族は皆処刑されている。
首都は「セルフェス」。皇帝の居城「黒竜城」もここにある。
現状はユーリス神聖国の管轄下にあるが、一部の人間が発達した技術を用い再び戦いを起こそうとしている、という噂もある。
敗戦の影響で、国民は困窮を極めている。


■ライブラ共和国
以前は王国だったが、無血革命により共和制に移行した学問と芸術の国。
国土としては一番狭いものの、人が行きかう場所であり、開けていて自由な風潮。
首都「ワイズ」には世界で一番大きな学府「ライブラ国立ワイズ学院」が存在していて、世界中から学者が集まっている。
国全体で見れば女神崇拝の意識はそれなりに高いが、学院に所属する一部の学者は異端に足を突っ込んでいるため、何人もの「影追い」が学院に潜伏しているという噂がある。
前の戦争では国としては中立を貫いたが、学院に所属する者たちはそれぞれの側についていた。


■テレイズ連邦
いくつかの国で構成されている、北の大国。
とはいえ、五つの小国が寄り集まっているだけなので大した力は持たないと言われている。
現在はそれぞれの国から出された五人の首長が事実上の国家元首。
国土が貧しく、唯一工業は他の国より少し上回っている。
レクスと協力関係にあったが、レクスが滅びたため現在の状況はかなり危うい。


■蜃気楼閣ドライグ
「赤き竜の国」とも称される最北の国。裏切りの使徒アルベルトによって建国されたという。
「竜王」と呼ばれる王を擁し北の一部の島を統治しているが、機巧仕掛けと言われる王の居城「蜃気楼閣」ドライグ城は容易には発見できない。時折他国の領海上に現れることもある。
ユーリス以前の「存在しない」歴史や、使徒アルベルトの知識を受け継いでいるとされ、それ故ユーリスからは目をつけられている。