ペキン、こうかい日誌

元・オスロで、元々エディンバラ、こうかい日誌。。

北京的苦手な食事

2012-10-23 | 北京的食事
毎日欠かさず食事をしてるのに「北京的食事」のカテゴリーの投稿があまり増えないのは
単純に、ただ一重に中華料理が苦手だというところだろうか。
おいしいものを食べたときに幸せを感じることもあるし、作った料理をおいしいと
言ってもらえたら嬉しいし、中華料理の味も大好きなんですが。。苦手という矛盾。

と、言うわけで中華料理が苦手な理由を列挙。

1.丸テーブルにドーン!

まず何がダメかって言うと、用意される料理が自分用じゃないことだよね。
中華料理の醍醐味は大人数でたくさん頼んで、いろいろな食材や味付け等を
たっぷり楽しんで満腹になること。。わかってます。でもそれがまず苦手、生理的に。
性格的に遠慮してしまうから、どうも自分のペースで食べることができないのが
辛いと感じてしまう。

2.喉の渇きはスープで癒せ!

みんなで食事する際、水がない。脂っこく塩っ辛い料理が多く喉がかわくのに
水がない。辛い料理を食べた後、水を飲んで舌をリフレッシュして次の料理を
食べたくても水がない。水が欲しいと言ったら、「ごめんなさい、スープが合わなかった?」と
真顔で聞かれる。いや、スープの話はしてない。なんて言うか、水の催促がしずらい。

3.一人で飲むな!

喉が渇いた、一口ビールでもワインでも口にしたいと思ったら、一緒に食べてる
誰かと「かんぱーい!」と毎回グラスを合わせなければ飲めないのがとにかく面倒。
自分がしなければいけないと言う事は他の人もしてくるわけで、もちろん断ることは
できず、いついかなる状況でも応じなければならないのも面倒だ。

4.骨付き、殻付き!

肉料理の8割は骨付き肉なんじゃないかと思えるほど骨ばかり。
蝦は殻が付いたまま炒めてある。川魚は小骨だらけ。手元にあるのは箸だけなんでね、
当然手を使わないと食べれない。毎回手がベトベトになるのが本当に耐え難い。

5.食べ続けろ!

食事の際、箸か口が常に動いていないと、「なんで食べないの?」「もっと食べな!」
と、勝手にぼんぼん食べ物を皿に乗せられてしまう。ちょっと休憩なんてしようものなら
非難轟々だ。落ち着いて食事ができないのも苦痛。そんなガツガツ食べなくても。。

6.これはなに??

シンプルな北欧料理と比べると、いったい何がどうやってどうなってこの皿に乗ってるのか
わからない食べ物が多すぎる。箸をつける前に「これ、、なに?」って聞くと「おいしいから
食べな」と皿にぼんと乗せられる。不安が増大するだけだ。食べてから、「美味しいね!
これはなに?」って聞けば答えてくれるが、「蛙だよ」とか「蛇だよ」とか。。

7.痩せてるんだからもっと食べなさい!

どんだけ食べても太らない体質なのに信じてもらえない、食べないから太らないと思われ、
気持ち悪くなるまで食べさせられる。これが一番の苦痛。最近は食べてないけど食べてる
まねをするのがかなりうまくなった気がする。後、食べるペースの調整をしたりと。
本当に面倒だ。


こんな風に書いてるけど、実際、中華料理は本当に美味しいと思う。
食材もスパイスも豊富だし、調理法方も様々。ただ、大人数で食べるのが上記の理由から苦手なだけで。
家でいろいろと作って食べる分には問題なしなので、最近は本当に中華料理の腕前が
かなり上がりました。

中華料理のいいところも機会があれば投稿したいと思います。





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北京的生活アドバイス:中国人の食事のマナーはイギリスで育ったわたくしには衝撃の連続。もちろん否定はしないけど。郷に入ったら郷に従えと言われますが、、こればかりは。。感覚が麻痺しないように祈るばかり。


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