<この1年の健康に感謝>
今年も残すところあとわずか、あっという間の一年だったが、いろいろあった一年だった。何より持病が増えたとはいえ、大きな病気もせずに過ごせたのはありがたいと思う。患者さんの中には一生を左右する難病に、かかったことがわかった方もいて、つくづく、誰がいつなってもおかしくない病気がたくさんあって、健康の有難みが増す一年だった。らくだ鍼灸治療院に関しては、休みを増やして患者さんたちに、不便や迷惑を掛けてしまったが、お蔭様でなんとかやってこれたと思う。なかには、らくだの休みの日にかかるときのいい治療院を紹介してくれと、ちょっとイヤミのようなことも言われた。治療法が違うものなので残念ながら、安心して患者さんを任せるところが近所にないと断りましたが。自分のところが一番とは言わないが、少なくとも鍼とマッサージ、整体とバランスよく治療しているところは少ないのは確かだと思う。今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。。。 (2007年12月)
<寒さ到来!>
最近寒さが増してきた。朝晩の冷えから来るコリ、シビレ、痛みが増えてくるこの頃だ。さて、温めるポイントは、足先の冷えやシビレ、こむら返りが起きた時は、腰椎の5番(背骨の一番下、骨盤との境い目)あたりを使い捨てカイロなどでよく温める。①下り階段の膝の痛み(座って曲げるのは痛くない)、②座位から立ち上がる時の腰の痛み、③太ももの外側の痛み、これらの時は、腰の上部おへその裏に当たる腰と背中の境い目あたりをよく温めて下さい。さらに、上記の場所の軽いストレッチ前屈やヒネリをユックリ、痛みがあまり出ない程度にやってみて下さい。手の指先は、親指側のシビレや痛みは首の付け根、小指側の痛みやシビレは肩甲骨の間をよく温めて下さい。痛みが増したり、ヒドイ痛みは、やはり専門家にみてもらうことをお勧めします。冷えの予防は、腹巻をしたり、頸にタオルやスカーフを巻くといいです。(2007年11月)
<定期的に手に入れよう>
最近、大分涼しくなってきた。冷えとともに症状がひどくなってきて、痛みをとって欲しいと患者さんが来る。本来は鍼やマッサージ、整体など、養生の施術なのだ。確かに即効性があるが、長い時間掛けて患ってきた慢性疾患は、一度施術したからよくなるものではなく、何度か施術して、しかも身体の環境が変わらないとよくならないものが多い。患者さんの中には、一度の施術でよくなって当たり前のように思っている方もいる。運良く治療が当たって、1度目で良くなったとしても、2度目3度目で同じ様によくなるとは限らない。少しずつ身体の環境も変わるし、また、施術という刺激に身体が慣れてしまうと、効果が薄れてしまう。そこは、なんとか施術に慣れないように、刺激を少しずつ変えるのだが、それでも大変だ。ひと昔の人は、ちゃんと養生として、定期的に鍼やマッサージにかかって、身体を手入れしていたのである。(2007年10月)
< 残暑の季節の体調管理>
酷暑の8月も終わり、幾分涼しくなってきたが、まだまだ、残暑が厳しい。身体は夏の疲れが今頃出てくる。汗が出るので手足の肌を出しているが、これが冷えやすいのだ。また、お腹も壊し易い。今頃から、患者さんに勧めるのは、長袖と腹巻で小まめに温度調整をすると良いのだ。特に朝晩が思ったより涼しくなるので、早めに冷えの予防をお勧めする。寝るときは、首にタオルを巻き、腹巻をして寝ると朝方の冷えを防いで、肩こり、腰痛、腹下しの予防となる。また、湿度の高い時は、のどが渇かないから水分不足で、頭痛、眼の疲れ、足のつれ、など起こりやすくなる。水分の定期的な補給も忘れずにやりたい。また、身体も硬くなりがちだから、軽いストレッチをして、ケガの予防と病気を防ごう。天気のいいときは、外へ出て、ユックリと散歩から始めよう。(2007年9月)
<病院との連携によるメリット>
先日ぎっくり腰の患者さんから、往診の依頼があった。様子を聞くと、半年前にぎっくり腰が有ったこと、そのまた半年前にもあったことで、一度脊椎の専門の整形外科医を紹介しましょうと言ったら、怒って電話を切られてしまった。医者に行きたくないから、治療院に掛けてきたのだろうが、様子を聞いて重傷と判断したのだ。専門の医師はCTやMRIなどの写真も細部にわたって撮る。おのずと的確な診断と治療が可能になる。ただ機械をかけて牽引をするだけでなく、手術まで任せられるメリットがある。いろいろアドバイスもしたかったが、他の患者さんの治療中の電話でもあり、理解してもらえず残念であった。なんでも、治す、治ると無責任に宣伝している治療院があるが、有り得ない。また、ちゃんとしたところは、ある程度の近所の病院や医師の情報を持っているものだ。当院もアドバイスを時々頂いて、お世話になっている医師もいる。そんな連携が必要だ。(2007年8月)
<筋トレ前後のストレッチ法>
先月の独り言で、背筋について書いたが、以前は、2時間も車を運転していると腰が 痛くて弱ったが、昨日も計6時間運転したが、痛くならなかった。我ながら、効果に 驚いた。さて、やり方だが、背筋の筋トレを始める前後に、腰背部のストレッチは必 ずして下さい。仰向けで膝を立て腰をユックリ、膝が倒れるところまで左右ひねりま す。それから膝を抱えて、両膝が胸に着くまでユックリ引き寄せます。そこで顔を両 膝に近づけて卵のように丸くなりゴロゴロ左右上下にユックリ揺らします。腰を伸ば すストレッチですが、此処まで、鋭い痛みが出るようなら、止めておいて下さい。こ れを背筋の筋トレの前後にやります。筋トレは、うつ伏せで手足をユックリ浮かせ て、胸が少し浮く位までやります。時間でやっても、カウントして、数多くやっても いいので、ご自分のあったやり方で結構です。2、3週間効果出るまでかかるようで す。(2007年7月)
<腰痛予防は「7:3」が鍵!>
梅雨前線が天気図南の空にチラホラみられるようになったが、湿度の上昇とともに体調を崩す人が増えた。自分も先日2度目?のぎっくり腰になった。腰痛は職業病みたいなものだが、不注意して昼食を新聞読みながら、変な姿勢で食べていたら、気付いたら痛んで腰が伸ばせない。「マズイッ」と思いながら、丁度忙しくてストレッチや治療ができなかった。夜帰ってから治療したが、痛くて寝返りもやっとだ。幸いにも前屈後屈上下は痛みが出ない。腰を傾けたりひねると激痛が走る。友人の整骨院で治療を受け、ユックリ、ストレッチをしながら伏臥位で胸が離れるくらいの軽いものをやって、不足している背筋を鍛えた。おかげで、いつもの腰痛位まで回復した。腹筋は、やり易く付き易いが、背筋は付き難くやり難い。皆さんも腰痛軽いうちに、背筋7:3腹筋とか6:4と言われている背筋を付けて腰痛を予防しよう。(2007年6月)
<梅雨前の体調に気をつけて>
まだ朝晩の気温が低いが、だいぶ暖かくなってきた。GWの前には必ず風邪を引くのが、定番になっている。毎年気をつけてはいるのだが、丁度、疲れと体のリズムがそうなってしまっているのだろう。今年もやはり風邪を引いてしまった。咳が少しとノドが痛くてたまらない。橋本七度煎も飲んでみたが、ノドはいまひとつラクにならない。やはり、以前風邪を引いたときに処方され残っていた、抗生剤と消炎剤とモロモロ薬を飲んでみた。もうGW間近だったので、たくさん薬が処方された。あまり飲みたくないが仕方がない。早く治さないと患者さんに迷惑がかかる。皆さんも季節外れの風邪にご注意して下さい。
そして、生ものに代表される2枚貝のノロやO157などのウィルスによる中毒も多い季節になっています。梅雨の前の気温の高くなるこの時期が多いと聞きます。気をつけましょう。(2007年5月)
<春、眠りををいたわりましょう>
さくらも散り始めて、暖冬ながらも例年通りになった様だが、自然界の異変は確実に進んでいるようだ。最近、花見で一日外で宴会をしていたら、眼が痛くなったと言う患者さんがいた。紫外線によると思われるが、もうこの時期からは、外出時にサングラスをしてもいいのではないか。都会とはいえ、外に一日いるとモロに紫外線を浴びることになる。日焼けを防ぐと同時に、眼も守らないといけない。白目部分が赤い時つまり充血している時は冷やすといい。白目部分が白いのに眼が痛む時は、ドライアイや疲れて機能が落ちている可能性があるので、蒸しタオルなどで温めるといい。痛みが続くときは、すぐに眼科へかかろう。この時期、睡眠不足もなりがちで、幾つかのホルモンが睡眠中に作られることもあって、「春眠あかつきを覚えず」の通りにいくら寝ても眠くて仕方がない。ここは自然に、昼寝を充分に摂り、体調を整えよう。(2007年4月)
<衛生管理の見直しが必要>
冬らしい冬がないまま、春があっという間にやってきた。最近、今までの衛生管理を見直さなければならなくなった。ひとつは、うがいする時の①「イソジンうがい薬」を使用してのうがいと②普通の水道水だけのうがいと③うがいをしない人の統計データで、うがいをしない人とイソジンうがい薬のうがいは、同じ確率で風邪を引いてしまうということ。効果有りは普通の水だけのうがいだそうで、口腔内の善玉菌も殺菌してしまうことらしい。もうひとつは、某医大付属病院で発生した多剤耐性緑膿菌の感染ルートが、院内にある固形石鹸が媒介ルートらしいとの検証TV番組があった。ウィルスは確かに石鹸では死なず、石鹸で浮かして流すだけなのだが、塩素系消毒剤でないと殺菌できない。その為固形石鹸をウィルスに汚染された手で洗うとそこで、他の人に移してしまうのである。固形石鹸で手を洗っている方も多いと思うが、ポンプ液体石鹸に代えないといけない。らくだでは、開業以来ポンプ液体石鹸です。自宅は固形石鹸でした。(2007年3月)
<肩と首の痛みを訴える人多し!>
この暖冬の季節、最近多いのが40肩50肩といわれる奴と寝違いだ。80近いお婆さんから、10台半ばの男子まで、肩が上がらない、首が痛むとやってくる。冬場の運動不足に加えて、寒さで姿勢が崩れ、寒暖差による筋肉の硬化などで頸や背骨がずれたり、詰まって狭くなったりしているようだ。まずは、冷やさぬようタオルを巻いて寝て予防しよう。それでもなったら、シャワーなどで温めて動かす。初期の段階なら、ユックリ温めてゆっくり動かしていけば治る。コジラせて少し動かすと痛むようなら、鍼が効く。僕の場合は、腰から治療していくが、動かしながら鍼をしていく。応急処置なら消炎鎮痛剤入りのシップもよく効く。痛くて眠れない時など有効です。ストレッチは、壁に正面で手を伸ばして手のひらを付けて、肘を曲げないように身体をお辞儀する。肩の力を抜いてやるのがポイントで、電車つり革に肩の力を抜いてぶら下ってもいい。少しずつ可動域を増やすといい。(2007年2月)
<謹賀新年!>
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。お正月も明けて、昨年のお正月はストレッチをお勧めしたが、今年は軽い散歩からジョギングへUPしよう。まずは、寒い外を歩くところからだが、もちろん始めは完全装備でマフラー手袋もありで、外に出て散歩してみる。これが出来れば、8割以上成功だ。なにせ外へ出るのが億劫なのが正月明けだからだ。後は距離と時間を20~30分位にして、徐々にペースを上げていく。はや歩きくらいで、しばらく続けばしめたものだ。マフラーが邪魔になり、上着やジャンバーが邪魔になり、とって歩き出せば歩き易い。ペースは話しができる位が丁度いい。今年もジョギングやマラソンが流行るだろうけど、あくまで自分のペースでするのがポイントだ。さらに、ひとりだとくじけるので、家族友人仲間を誘って一緒にやるのがいい。女性が仕事後の夜は、皇居を廻ると安全だ。警備のおまわりさんがいっぱいいる。(2007年1月)
今年も残すところあとわずか、あっという間の一年だったが、いろいろあった一年だった。何より持病が増えたとはいえ、大きな病気もせずに過ごせたのはありがたいと思う。患者さんの中には一生を左右する難病に、かかったことがわかった方もいて、つくづく、誰がいつなってもおかしくない病気がたくさんあって、健康の有難みが増す一年だった。らくだ鍼灸治療院に関しては、休みを増やして患者さんたちに、不便や迷惑を掛けてしまったが、お蔭様でなんとかやってこれたと思う。なかには、らくだの休みの日にかかるときのいい治療院を紹介してくれと、ちょっとイヤミのようなことも言われた。治療法が違うものなので残念ながら、安心して患者さんを任せるところが近所にないと断りましたが。自分のところが一番とは言わないが、少なくとも鍼とマッサージ、整体とバランスよく治療しているところは少ないのは確かだと思う。今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。。。 (2007年12月)
<寒さ到来!>
最近寒さが増してきた。朝晩の冷えから来るコリ、シビレ、痛みが増えてくるこの頃だ。さて、温めるポイントは、足先の冷えやシビレ、こむら返りが起きた時は、腰椎の5番(背骨の一番下、骨盤との境い目)あたりを使い捨てカイロなどでよく温める。①下り階段の膝の痛み(座って曲げるのは痛くない)、②座位から立ち上がる時の腰の痛み、③太ももの外側の痛み、これらの時は、腰の上部おへその裏に当たる腰と背中の境い目あたりをよく温めて下さい。さらに、上記の場所の軽いストレッチ前屈やヒネリをユックリ、痛みがあまり出ない程度にやってみて下さい。手の指先は、親指側のシビレや痛みは首の付け根、小指側の痛みやシビレは肩甲骨の間をよく温めて下さい。痛みが増したり、ヒドイ痛みは、やはり専門家にみてもらうことをお勧めします。冷えの予防は、腹巻をしたり、頸にタオルやスカーフを巻くといいです。(2007年11月)
<定期的に手に入れよう>
最近、大分涼しくなってきた。冷えとともに症状がひどくなってきて、痛みをとって欲しいと患者さんが来る。本来は鍼やマッサージ、整体など、養生の施術なのだ。確かに即効性があるが、長い時間掛けて患ってきた慢性疾患は、一度施術したからよくなるものではなく、何度か施術して、しかも身体の環境が変わらないとよくならないものが多い。患者さんの中には、一度の施術でよくなって当たり前のように思っている方もいる。運良く治療が当たって、1度目で良くなったとしても、2度目3度目で同じ様によくなるとは限らない。少しずつ身体の環境も変わるし、また、施術という刺激に身体が慣れてしまうと、効果が薄れてしまう。そこは、なんとか施術に慣れないように、刺激を少しずつ変えるのだが、それでも大変だ。ひと昔の人は、ちゃんと養生として、定期的に鍼やマッサージにかかって、身体を手入れしていたのである。(2007年10月)
< 残暑の季節の体調管理>
酷暑の8月も終わり、幾分涼しくなってきたが、まだまだ、残暑が厳しい。身体は夏の疲れが今頃出てくる。汗が出るので手足の肌を出しているが、これが冷えやすいのだ。また、お腹も壊し易い。今頃から、患者さんに勧めるのは、長袖と腹巻で小まめに温度調整をすると良いのだ。特に朝晩が思ったより涼しくなるので、早めに冷えの予防をお勧めする。寝るときは、首にタオルを巻き、腹巻をして寝ると朝方の冷えを防いで、肩こり、腰痛、腹下しの予防となる。また、湿度の高い時は、のどが渇かないから水分不足で、頭痛、眼の疲れ、足のつれ、など起こりやすくなる。水分の定期的な補給も忘れずにやりたい。また、身体も硬くなりがちだから、軽いストレッチをして、ケガの予防と病気を防ごう。天気のいいときは、外へ出て、ユックリと散歩から始めよう。(2007年9月)
<病院との連携によるメリット>
先日ぎっくり腰の患者さんから、往診の依頼があった。様子を聞くと、半年前にぎっくり腰が有ったこと、そのまた半年前にもあったことで、一度脊椎の専門の整形外科医を紹介しましょうと言ったら、怒って電話を切られてしまった。医者に行きたくないから、治療院に掛けてきたのだろうが、様子を聞いて重傷と判断したのだ。専門の医師はCTやMRIなどの写真も細部にわたって撮る。おのずと的確な診断と治療が可能になる。ただ機械をかけて牽引をするだけでなく、手術まで任せられるメリットがある。いろいろアドバイスもしたかったが、他の患者さんの治療中の電話でもあり、理解してもらえず残念であった。なんでも、治す、治ると無責任に宣伝している治療院があるが、有り得ない。また、ちゃんとしたところは、ある程度の近所の病院や医師の情報を持っているものだ。当院もアドバイスを時々頂いて、お世話になっている医師もいる。そんな連携が必要だ。(2007年8月)
<筋トレ前後のストレッチ法>
先月の独り言で、背筋について書いたが、以前は、2時間も車を運転していると腰が 痛くて弱ったが、昨日も計6時間運転したが、痛くならなかった。我ながら、効果に 驚いた。さて、やり方だが、背筋の筋トレを始める前後に、腰背部のストレッチは必 ずして下さい。仰向けで膝を立て腰をユックリ、膝が倒れるところまで左右ひねりま す。それから膝を抱えて、両膝が胸に着くまでユックリ引き寄せます。そこで顔を両 膝に近づけて卵のように丸くなりゴロゴロ左右上下にユックリ揺らします。腰を伸ば すストレッチですが、此処まで、鋭い痛みが出るようなら、止めておいて下さい。こ れを背筋の筋トレの前後にやります。筋トレは、うつ伏せで手足をユックリ浮かせ て、胸が少し浮く位までやります。時間でやっても、カウントして、数多くやっても いいので、ご自分のあったやり方で結構です。2、3週間効果出るまでかかるようで す。(2007年7月)
<腰痛予防は「7:3」が鍵!>
梅雨前線が天気図南の空にチラホラみられるようになったが、湿度の上昇とともに体調を崩す人が増えた。自分も先日2度目?のぎっくり腰になった。腰痛は職業病みたいなものだが、不注意して昼食を新聞読みながら、変な姿勢で食べていたら、気付いたら痛んで腰が伸ばせない。「マズイッ」と思いながら、丁度忙しくてストレッチや治療ができなかった。夜帰ってから治療したが、痛くて寝返りもやっとだ。幸いにも前屈後屈上下は痛みが出ない。腰を傾けたりひねると激痛が走る。友人の整骨院で治療を受け、ユックリ、ストレッチをしながら伏臥位で胸が離れるくらいの軽いものをやって、不足している背筋を鍛えた。おかげで、いつもの腰痛位まで回復した。腹筋は、やり易く付き易いが、背筋は付き難くやり難い。皆さんも腰痛軽いうちに、背筋7:3腹筋とか6:4と言われている背筋を付けて腰痛を予防しよう。(2007年6月)
<梅雨前の体調に気をつけて>
まだ朝晩の気温が低いが、だいぶ暖かくなってきた。GWの前には必ず風邪を引くのが、定番になっている。毎年気をつけてはいるのだが、丁度、疲れと体のリズムがそうなってしまっているのだろう。今年もやはり風邪を引いてしまった。咳が少しとノドが痛くてたまらない。橋本七度煎も飲んでみたが、ノドはいまひとつラクにならない。やはり、以前風邪を引いたときに処方され残っていた、抗生剤と消炎剤とモロモロ薬を飲んでみた。もうGW間近だったので、たくさん薬が処方された。あまり飲みたくないが仕方がない。早く治さないと患者さんに迷惑がかかる。皆さんも季節外れの風邪にご注意して下さい。
そして、生ものに代表される2枚貝のノロやO157などのウィルスによる中毒も多い季節になっています。梅雨の前の気温の高くなるこの時期が多いと聞きます。気をつけましょう。(2007年5月)
<春、眠りををいたわりましょう>
さくらも散り始めて、暖冬ながらも例年通りになった様だが、自然界の異変は確実に進んでいるようだ。最近、花見で一日外で宴会をしていたら、眼が痛くなったと言う患者さんがいた。紫外線によると思われるが、もうこの時期からは、外出時にサングラスをしてもいいのではないか。都会とはいえ、外に一日いるとモロに紫外線を浴びることになる。日焼けを防ぐと同時に、眼も守らないといけない。白目部分が赤い時つまり充血している時は冷やすといい。白目部分が白いのに眼が痛む時は、ドライアイや疲れて機能が落ちている可能性があるので、蒸しタオルなどで温めるといい。痛みが続くときは、すぐに眼科へかかろう。この時期、睡眠不足もなりがちで、幾つかのホルモンが睡眠中に作られることもあって、「春眠あかつきを覚えず」の通りにいくら寝ても眠くて仕方がない。ここは自然に、昼寝を充分に摂り、体調を整えよう。(2007年4月)
<衛生管理の見直しが必要>
冬らしい冬がないまま、春があっという間にやってきた。最近、今までの衛生管理を見直さなければならなくなった。ひとつは、うがいする時の①「イソジンうがい薬」を使用してのうがいと②普通の水道水だけのうがいと③うがいをしない人の統計データで、うがいをしない人とイソジンうがい薬のうがいは、同じ確率で風邪を引いてしまうということ。効果有りは普通の水だけのうがいだそうで、口腔内の善玉菌も殺菌してしまうことらしい。もうひとつは、某医大付属病院で発生した多剤耐性緑膿菌の感染ルートが、院内にある固形石鹸が媒介ルートらしいとの検証TV番組があった。ウィルスは確かに石鹸では死なず、石鹸で浮かして流すだけなのだが、塩素系消毒剤でないと殺菌できない。その為固形石鹸をウィルスに汚染された手で洗うとそこで、他の人に移してしまうのである。固形石鹸で手を洗っている方も多いと思うが、ポンプ液体石鹸に代えないといけない。らくだでは、開業以来ポンプ液体石鹸です。自宅は固形石鹸でした。(2007年3月)
<肩と首の痛みを訴える人多し!>
この暖冬の季節、最近多いのが40肩50肩といわれる奴と寝違いだ。80近いお婆さんから、10台半ばの男子まで、肩が上がらない、首が痛むとやってくる。冬場の運動不足に加えて、寒さで姿勢が崩れ、寒暖差による筋肉の硬化などで頸や背骨がずれたり、詰まって狭くなったりしているようだ。まずは、冷やさぬようタオルを巻いて寝て予防しよう。それでもなったら、シャワーなどで温めて動かす。初期の段階なら、ユックリ温めてゆっくり動かしていけば治る。コジラせて少し動かすと痛むようなら、鍼が効く。僕の場合は、腰から治療していくが、動かしながら鍼をしていく。応急処置なら消炎鎮痛剤入りのシップもよく効く。痛くて眠れない時など有効です。ストレッチは、壁に正面で手を伸ばして手のひらを付けて、肘を曲げないように身体をお辞儀する。肩の力を抜いてやるのがポイントで、電車つり革に肩の力を抜いてぶら下ってもいい。少しずつ可動域を増やすといい。(2007年2月)
<謹賀新年!>
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。お正月も明けて、昨年のお正月はストレッチをお勧めしたが、今年は軽い散歩からジョギングへUPしよう。まずは、寒い外を歩くところからだが、もちろん始めは完全装備でマフラー手袋もありで、外に出て散歩してみる。これが出来れば、8割以上成功だ。なにせ外へ出るのが億劫なのが正月明けだからだ。後は距離と時間を20~30分位にして、徐々にペースを上げていく。はや歩きくらいで、しばらく続けばしめたものだ。マフラーが邪魔になり、上着やジャンバーが邪魔になり、とって歩き出せば歩き易い。ペースは話しができる位が丁度いい。今年もジョギングやマラソンが流行るだろうけど、あくまで自分のペースでするのがポイントだ。さらに、ひとりだとくじけるので、家族友人仲間を誘って一緒にやるのがいい。女性が仕事後の夜は、皇居を廻ると安全だ。警備のおまわりさんがいっぱいいる。(2007年1月)