らくだの独り言

西荻で「らくだ鍼灸治療院」を営む院長が、日常気づいた出来事をコラム形式で綴ります!

2004年らくだの独り言バックナンバー

2009-10-20 16:16:34 | 独り言(コラム)
<今年を振り返った>
 今年も残りわずかだが、飛躍の年にするつもりがトラブルの対応に追われて、現状維持になってしまった。5月には風邪をこじらせ肺炎寸前になり、通勤ではベンツに追突されたり、オートバイにぶつけてしまったり、らくだでは、7月に猛暑の中エアコンが壊れて2週間冷房なしで仕事したり、義父が胃の手術で私が長野何度も往復したり、駅の反対側北口に「健康プラザ らくだ」(無資格、保健所無届け)、なるものが出来て、間違える患者さんが続出したり、心休まる時がなかった一年になってしまった。そんな中で、8月は過去最高の売り上げをあげたぐらいが幸いか。
 今年は、飛躍しようと力んでみたが、ふたを開ければ現状維持ってとこかな。とりあえず、家族の健康も現状維持ということでよし。本年は皆様に、大変お世話になりました。来年もまた本年以上によろしくお願い申し上げます。皆様のご健勝をお祈りしています (2004年12月) 

<あなたにも「鼻うがい」に挑戦してみては?>
 秋も深まって、紅葉の季節になりました。気が早いが来年の花粉症は、観測を始めてから2番目に多い予想が出ているという。インフルエンザの声もまだ聞かないが、いずれも免疫力が深く関わる。さて、予防はどうするか。免疫力を高めるためには、運動とともに皮膚や粘膜を強くすることが知られている。     
らくだでお勧めしているのは、「鼻うがい」と呼ぶ方法で、歌手やアナウンサーなど声を使う人達がよくやるが、粘膜の洗浄と強化につながる。まず人肌に温めたお湯をコップに半分にして、スプーン半分ほどの天然塩を入れてかき混ぜるだけ。塩加減は味見して丁度おいしく感じる加減が良いと思います。詰まった鼻の少しでも息の通る片側から、初めは吸って出す。痛むようなら、お湯の温度、塩加減を調整する。吸って出せる様になったら、片側の鼻から吸って口から出す。これを片方ずつやる。無理せず痛むようなら、止めてください。  秋も深まって、紅葉の季節になりました。気が早いが来年の花粉症は、観測を始めてから2番目に多い予想が出ているという。インフルエンザの声もまだ聞かないが、いずれも免疫力が深く関わる。さて、予防はどうするか。免疫力を高めるためには、運動とともに皮膚や粘膜を強くすることが知られている。     
らくだでお勧めしているのは、「鼻うがい」と呼ぶ方法で、歌手やアナウンサーなど声を使う人達がよくやるが、粘膜の洗浄と強化につながる。まず人肌に温めたお湯をコップに半分にして、スプーン半分ほどの天然塩を入れてかき混ぜるだけ。塩加減は味見して丁度おいしく感じる加減が良いと思います。詰まった鼻の少しでも息の通る片側から、初めは吸って出す。痛むようなら、お湯の温度、塩加減を調整する。吸って出せる様になったら、片側の鼻から吸って口から出す。これを片方ずつやる。無理せず痛むようなら、止めてください。 (2004年11月)

<筋力低下、あなたは大丈夫?>
 筋力トレーニングを高齢の方を対象にしたものが、若い20代の女性や男性を対象にするようになってきた。例えば腹筋の強化・・・20代なら仰向けで上半身を起こせばできたものが、最近の若者は、これすら出来ない。仕方ないので高齢の方に勧める座位で両足を上げるところから勧める。また、若者に大腿四頭筋の強化は軽いスクワットを勧めるが続かないので、椅子に座り立ちを繰り返す高齢向けの筋力強化を勧めねばならない。なぜこんなことになってきたのか。この状態は、いわゆる成人病のまん延、健康保険の高騰、労働力の低下、国民総生産の低下、などなど、悪循環に至る。もっと、ラジオ体操に加えて運動の教育にお金を使うべきだろう。日本に徴兵制がないのはいいことだが、自由参加の体育では足りないようだ。オリンピックで金メダルをたくさん取るより、一般の人たちを運動させねば、日本に未来はない。 秋も深まって、紅葉の季節になりました。気が早いが来年の花粉症は、観測を始めてから2番目に多い予想が出ているという。インフルエンザの声もまだ聞かないが、いずれも免疫力が深く関わる。さて、予防はどうするか。免疫力を高めるためには、運動とともに皮膚や粘膜を強くすることが知られている。   
 らくだでお勧めしているのは、「鼻うがい」と呼ぶ方法で、歌手やアナウンサーなど声を使う人達がよくやるが、粘膜の洗浄と強化につながる。まず人肌に温めたお湯をコップに半分にして、スプーン半分ほどの天然塩を入れてかき混ぜるだけ。塩加減は味見して丁度おいしく感じる加減が良いと思います。詰まった鼻の少しでも息の通る片側から、初めは吸って出す。痛むようなら、お湯の温度、塩加減を調整する。吸って出せる様になったら、片側の鼻から吸って口から出す。これを片方ずつやる。無理せず痛むようなら、止めてください。 (2004年10月)

<夏の疲れを秋に出すな!>
 少しずつ秋の気配が感じられる今日この頃だが、そろそろ夏の疲れが出てくる頃だ。この猛暑の夏は、一日中冷房にいたせいで、冷えから来る神経痛が多いようだ。暑さのため最近はシャワーだけで済ませていたため身体を温める機会を失っている。暑さで運動する機会が少なかったツケが筋力の低下を招き、体内循環を悪くし、シビレや神経痛、関節炎を起こしやすくする。お勧めは湯船に入ってゆっくり温まることだ。暑さでバテバテの身体を冬の寒さに備えて、温めて疲れを取るのがベストだろう。当然、神経痛やシビレも取れてくる。季節的にも秋は温泉が旬のようだがまさしく理にかなっている。冷やすコツも温めるコツも、一度にたっぷり冷やしたり温めたりせず、何度かに分けてやるとよい。最後に足の膝から下を水に掛けて、体中の毛穴や毛細血管を収縮させるのがコツで湯冷めしにくくなる。温泉行きたーい。(^O^)/ (2004年9月)

<猛暑はエアコン様々です>
 暑さ真っ盛りの夏だが如何お過ごしですか?暑い時には熱い物を・・・が基本だが、気温35度を超えるようだと、そうも言っていられない。らくだでは7月にエアコンが壊れた。冷房が効かず、かろうじて効いていたドライも気ままに切れる。外気温が36度といわれた時、エアコンの室温度は測定不能になっていた。そう、35度までしか計測できないエアコンでした。昼時に窓を開けると涼しい。患者さんにも迷惑を掛けていました。僕自身も微熱が出ているようで、家に帰ると水風呂で冷やしながら、水シャワーで頭を冷やしていた。エアコンが壊れた3日目には、朝通勤の車に乗ると暑い空気の中にいて、吐いてしまった。命の危険を感じ、電気屋さんに無理に前倒ししてエアコンを付けてもらった。これほど、エアコンが大切に思えたことはなかった。しかし、これから停電になったとき、どうするのだろう。対策を考えておかねば・・・。(2004年8月)

<流行から体を守ろう!>
 最近、股関節のトラブルが目に付く。少し前までギックリ腰の患者が目に付いたが、不思議と風邪の流行と同じでプール熱が児童の間で大流行しているそうだが、ウイルスの感染でないのに、ケガやお腹のトラブルが流行する。人はそれぞれが思い思いに行動しているようだが、実は同じ様な行動パターンをとっているようだ。そしてそれは、気候に左右している。気圧、温度、湿度、天気などだ。食事の内容や運動の時期や仕事の繁忙期、皆似たり寄ったりした時期が重なる。その結果、頭痛の患者の多い時期、ギックリ腰の多い時期、腸炎で腹痛の多い時期などなど不思議に重なる。さてそこで、賢い我々は流行を感じ取り少し気をつけるだけで予防すればよい。身近にお腹が調子悪い人をいれば、他人事と思わずに、お腹の冷えや手洗い、脂の多い消化の悪いものを避けるなど気を付ければよい。流行に敏感な事は、身を守ることになる。(2004年7月)

<お腹の調子いかがですか?>
 今の時期、お腹が緩くて下し気味という患者さんが増える。一般的に言うと雑菌やカビの増えた食べ物からなったり、冷たい物を取りすぎたり、気温の変化に身体が疲れていたりとこんなところだろうか。いずれにしても、お尻やお腹が痛くなったり、脱水症状を起こすほどの症状を除いて、身体が異物を外に出そうとする生理現象として、無理に止めずに様子を見ていいと思う。対処として、中途半端にかいた汗をしっかり流して、毛穴を掃除するつもりの半身浴で、時々身体を充分温め、暑い日は熱い飲み物、辛いもので汗をかいて冷やさないようにするとよい。最近患者さんに勧めている薄い腹巻もいい。男性も女性用の薄いものがある。目立たなくて便利です。また、歯ブラシやうがいを励行して、口腔を清潔にすると胃腸も調子よくなる。こんな季節だから、調子を崩さず乗り切りたいものである。(2004年6月)

<這是上上海的健康術>
 先日、上海に旅行した。中国の太極拳はあまりに有名で、確かにあちこちの公園で早朝から太極拳を見かける。また、儒教の影響か特に年長者を敬い大切にする習慣があって、見習いたいものは沢山あるが、健康を考える上でいい習慣がある。例えば、中国の人は冷たい物をあまり飲まない。夏でも氷や冷水を口にしない。冷やすと気持ちいいが身体によくないと知っている。そして、身体を太極的に考える。つまり全体を見る習慣がある。これは、確かに身体は、微妙なバランスの上に成り立っているのがわかる。腰痛が姿勢を崩し猫背になり、呼吸も浅く速くなり胃腸を悪くして、肩が凝り首が張ると頭痛の原因になる。姿勢から眼も疲れ悪くなり、ストレスを感じ不眠になる。誰もひとつやふたつあるだろうが、連鎖、関連がある。どこが大きくバランスを崩しているか探すところから、らくだの治療が始まる。(2004年5月)

<心の傷は・・・>
 最近多いリストカットした傷の残る患者を診た。小柄な明るい感じの20歳過ぎの女性。しかしどことなく笑顔に影があるのはリストカットした女性の共通したところだ。もちろん、話題は身体の調子のことだ。仕事の話や身体の具合は他の患者と変わりない。治療を終えて顔の表情をチェックすると治療前と変わっていない。しかし言葉は「楽になった、肩こりは取れた。」えっ?本当かな?その表情からは分かりづらい。下手だったかな?きっと感情を抑えているのかな?いろいろ巡らせながら終えた。理由ありのリストカットだが、真面目で自己表現が不器用な心の堅さを感じる。身体を治療してほぐすと堅い笑顔がほぐれるといいのだが・・・きっとココロをほぐすには、ココロのヨリドコロが必要なのではないか。不安定なココロは侵害刺激に対し、堅く閉ざして安定しようとする。身体も、歪んだ不安定さは堅くする。どちらも温かく包まれるとほぐれる。(2004年4月)

 久しぶりのハイキングに高尾山の奥へ行ってきた。以前から右膝に爆弾を抱えていて、山を下ると痛みが出る。普段は痛みはなく、水も貯まっていない状態で関節炎症状はなく自分なりに神経痛と思われる。まず体重が登山始めた頃よりだいぶ増えた。さらに、運動不足が追い討ちを掛ける。案の定、暫く下りていると痛みが出てきた。脚を引きずるようにして、やっとふもとに下り立った時はホッとした。こんな時、患者さんには「痛みを我慢して使っていると膝が変形してきますよ」と注意している。まさしく自分の膝が・・・なんとかせねば・・・ここ最近体重をジワリジワリ減らしている。年末から3kg、ピーク時から7kgは減っている。腰痛も格段に減ったのが実感できる。この調子でリバウンドを克服できれば、今年の抱負飛ぶ様に身軽に飛躍できる・・・はず?
(2004年2月)

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