楽健法セラピスト第8期講座レポート

楽健法セラピスト養成講座第8期の記録と報告です。

第11回 2月15日(2日目 その3)

2009-02-16 20:59:42 | 楽健法セラピスト養成講座第8期記録
夜明け前

暗いけど、先月よりは明るくなっています。季節の移り変わりを感じます。

朝のお勤め

願いが叶いました。ありがとうございます。(過去完了で)


宥厳先生のお手伝い。きゃ~飛んじゃった!


願いよ~届け~


後始末、後始末。


ご利益がありますように

朝の作務

プレーリードッグみたいでかわいい梅田さん


花壇のかわいいお花。


せっせ、せっせ。


ご来光★


枝の間からの、木漏れ日も素敵。


道場の前の花壇。


かわいい。宥厳先生が愛情込めて


すみずみまで丁寧に。

朝食

琴美ちゃんのケニア土産の紅茶で美味しいチャイを♪


お風呂もきれいにします。足が冷た~い

楽健法39(5)


大事件!!

地盤沈下で排水パイプが曲がって、噴き出てしまいました。


排水の養分で巨大化したタンポポの葉

昼食

田中さんの愛情いっぱい受けて育った美味しいヒヨシ豆(?)おいしゅうございました。 

磐余堂にて


ここへ時々来てお参りされるのは、カトリックのペテロ神父さんという人です。

(一同)へぇ~~~

僕もここに入って瞑想したら、もっと悟りが開けるかもしれん。これ以上開けん(笑)。

(石原さん)でも、全然痛んでないもんね。

そうそうそうそうそう。

(石原さん)昭和12年やって。

う~ん。そない書いたある?
まあ、お座りください、どうぞ。

(田辺さん)お祀りされている方はどなたですか?

 これはチベット密教の仏さんです。歓喜佛ですね。本初佛 法身普賢という名前です。合体佛ともいって、男女が交わりながら抱擁してる姿をしています。それで、こういう仏さんは瞑想したりするためにお祀りされる仏さんで、だから、磐余堂は瞑想のための道場としてしつらえました。昼間でもここのカーテン閉めたら薄暗いから瞑想にもってこいですね。

(石原さん)ここ、カーテンがあるんだ。
(幸子先生)だから、この隙間から見えてたでしょ。
(受講生)外から全然見えなかったんですよ。
(菊地さん)この部屋四畳半くらいかしら。

まあ、こっち側四畳半でしょうね。
この掛軸っていうか、タンカって言うんですけど、ネパールとかチベットの方ではタンカって言って、これは全部同じように見えますけれども、密教の五佛が描かれているんです。たまたま、ここのお堂が出来た直後に不思議なことにこの仏様もこの五佛もみんな寄進していただいたのです。偶然入ってきたの。何も頼んだわけでもないのに。

 この密壇も大阪の光明寺っていうお寺さんが、宥厳さんがここのお寺に入ったら、使えるんだったらこれ使わずに置いてあるからあげます、とか言ってくれたんですよ。何か一気にパッと揃ったんでお祀りしたんです。

ここは静かで落ち着くんですよ。瞑想するのに。

(受講生)このお堂は先生がいらしたときはまだ何も?

 このお堂はずいぶん荒れていましたからね。壁も全部塗り替えて、屋根も修理し、須弥壇の床もシロアリにやられていました。そこに大きな石像が二体並んでお祀りされていたのですが、白アリが入ってもう床も今にも落ちそうでしたから、石屋さんに頼んで外へ出してもらったのです。それで、僕が須弥壇の床を自分で張り替えてこういう風にお祀りしたんです。

(田中さん)その石仏がここにいらっしゃったとおっしゃいましたね?

そう、ここの床も張り替えたんです、だから。

(石原さん)この歓喜佛さんは昔から置いてあったわけではなく、宥厳先生がここに入らはったと同時に?

 そうです。何かいろいろとお寺に次々とあげましょうとか言うひとが現れて入ってくるんですね。不思議なもんですね。お寺が呼んでいるんですよ。別に僕が頼んだわけではないんですが、なんとなく形が整っていってね。ま、こうやってここは久しぶりに開扉しました。

 去年の暮れから妹が手伝いに来てくれて、そこらじゅうお参りできるようになってだんだん隅から隅まで整っていくから、まあいいことですよね。

(石原さん)でも、あの徳がある期だったんですね、私たち。8期が。

ああ(笑)。

(石原さん)こういう風にしはったんを見せていただける。

そうですね。何かもう山も荒れ放題では触る気もしないもんね。なかなか手が回らない。
まあ、時期が来た。そういう時期やったんですね。

(石原さん)ちょうどよい時期だったんですよね。

うん。最後の仕上げを御覧じろってな感じで。(一同笑)

ここで般若心経一巻唱えて、みんなで。お母さん、そこへ座って。

(幸子先生)あんたが座ってよ。

院主さんはここにおりますから(笑)。監督やから。

(幸子先生)助監督。(一同笑)

まだそろってないのかな?ちょっとその辺見てきたら?

(幸子先生)また、そんなんしたら余計に遅くなる。
(受講生)来た来た!堀内さん、働きものやから!(笑)
(受講生)堀内さん、ありがとうね~

心経あげましょ。
~~~般若心経~~~

どうもありがとうございました。
(受講生)どうもありがとうございました。

(幸子先生)うふっ。
(受講生数名)ふふふ。

何がおかしいん?

(幸子先生)いや、おめでとうって…。(一同笑)
(辻田さん)あの、お軸は?

これは密教の胎蔵界の五佛っていってね。5つの仏さんを描いたものを祀ってるんです。高野山でも拝みます。加行のときにね。これ、タンカって言うんですね。上にこうよくネパールで買ってきたら上にあんな布ついてないでしょ?あの布を降ろすと蓋もできるようになってて、ああいう風に絞って巻き込んでおくことで要するに荘厳になるわけですね、天蓋の。そういう使い方をするわけです。お土産に売っているのはみんなああいう布は付けてなくて、これはタンカとして丁寧に作ってあるものですよ。

(辻田さん)真中の仏さんはどなたですか?

 真中の仏様は歓喜佛で本初佛 法身普賢といいます。チベットで作られたものです。日本人が旅行に行って買うと言うようなレベルよりはうんと作りの良い仏様ですけれどもね。丁寧に作られているわけですね。何とかって言うチベットの名前。向こうの名前忘れちゃった。調べたらわかります。合体佛ですね。だから、前から后を抱いているんですね。本初佛はあらゆる佛の母体となった原初の佛を意味しています。

 チベット密教ではお坊さんが修行してくると、もう男女がこういう姿、陰と陽が一つになった姿が完全な悟りの世界だと考えるわけやね。そういう世界を象徴して作ったんです。陰陽の合一やね。で、円満になるんです。陰だけでは、独りものは独りもの。夫婦になって、プラスマイナスが一つになって、完全な形になると言う考え方で作られてるんですね。

 ま、河口慧海さんなんかはこういう仏像を見て、チベット旅行記ではボロクソに書いたわけよ。彼は密教というものをどういうものか知らなかったから。後に第二のチベット旅行記ではそういうことを反省してから、いろいろ批判もされて、それでそのことを訂正したいと言うようなことで、書いているわけだけれども。「続チベット旅行記」と言うのがあります。

 不思議な雰囲気でしょう。いつもペテロ神父さんがここを担当しとるんです。ペテロさんが来るたびにここに座って二時間くらい瞑想しているわ。ま、こういう空間があるのもええことやね。

 ここで、あのもう15年くらい前かな、イナムラさんとシャルマさんの、シャルマさんをなんとか飯が食えるように仕掛けをしようというので、それで僕が企画して、東光寺で2日間の講習会をやったんですよ。下の道場がない頃よ。近所に泊まったりして。それで、ここで一人一人に生年月日を聞いて、それでホロスコープをインドから送ってもらって、一人一人のホロスコープで運勢の判断をしてあげて、それであなたにはこういうマントラがいいって。それを一人一人に授けたんです。それは絶対に人に教えてはいけない。それで、この場所でシャルマさんが伝授したんです。ま、そんなようなこともここでやったりしたんですね。ま、いろいろ面白いことして、遊んで…遊んでるって言ったらいかんけど、

(辻田さん)アガステアの葉とかね。

そうそう。じゃあ、ま。
 
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