続きです。
山アプリ『YAMAP』に登録されているコゾノ マサイさんに連絡して
読図塾に参加することになりました。
10月18日(日)
朝7時に俵山(熊本)の萌の里に現地集合。
話が長くなるので、先に絵を。
俵山山頂(標高1,095m)から見た景色 ↓
山のツアーに参加して、行ったコトのない山に連れていってもらうのもいいですが
急に思い立って行きたくなることもあります。
そんな時の便利アイテム”山アプリ” ですが
単独でお山を楽しむのもいいけど、そこは電子機器。
万が一、バッテリー切れや不測の事態になった時に
アナログに勝るものはなし!
知ってるのと、知らないのじゃあ 目に見えてますって。
困るのは自分ですもんね。
連絡してすぐに、コンパスを買いました。
老眼に優しいルーペ付き。( ̄▽ ̄)
SILVAコンパス。初心者にも大きくて見やすい。
1日の保険にも入って(保険に単独で申し込むのもお初)
この時点ですでにテンションがあがる。単純である。
無料で、無料で教えてくれるありがたい塾講師は ← 2回言う
元高校の山岳部顧問の国語の先生でした。
事前に、簡単に予習するよう言われていたので、
ネットで拾い読みする。
(かなり前に図書館で山の本を読んだ時に眺めたが、あまり記憶に残らず。今は便利ですよね。ネットでいくつも読図の読み方は出てきますね)
駐車場で、
”国土地理院の地図”コピーをいただき、
1cm=100m / 10000分の1
1cm=250m / 25000分の1
から、教えてもらう。 なんにせよ超ド級の初心者である。
元高校の先生ということで
最初に「先生という職業柄、上から物を言う言い方をしますがすみません」と、断られる。
宣言通りにドS指導でビシバシ ( ̄▽ ̄)
でも、めちゃめちゃ褒めてくれるし
今までのナゾがどんどん溶けていくこの快感よ。
途中に見かけた花の名前も全部教えてくれますし
(途中でペンをなくしてしまった。(´;ω;`)ウゥゥ)
木の名前もしかり。
低木があるのは、ブッシュ。
葛のツタや木の実も立ち止まって、ゆっくり教えてくれる。
もうすっかり忘れた『地図記号』
目印になった小石が山のように積まれた「ケルン」や
等高線の間隔は10m
谷や尾根
緩やかな傾斜や土塁
なんだったかな、横切って行くのをなんとかー と、言ってた。 ←ダメじゃん
途中途中で、標高を確認するよう言われて
自分が地図のどの辺りを歩いているか。
これは目印のケルン ↑(足で蹴るん のケルン)
面白い。面白い。
コンパスやスマホ・スマートウォッチで確認しながら地図を見る。
これはハマりますわ ( ̄▽ ̄)
基本、私の行く所を後ろから付いてきてくれる見守りスタイルの講師のコゾノさん。
間違えたり、判断に迷ったら
「踏み固められた足場を注意深く観察する」とか
「ピンクのテープ」を探してみる
間違えたら、この判断で引き返す。
などなど 指導というよりアドバイスをくれるんですね。
いやぁ、これ 絶対大事でしょ。命がかかる必須事項ですよ。
↑ 教えていただいたコゾノさんがいる
最後は、『三角点』を一人で見つけるよう指示。
あっさり見つけて、
「コゾノさ~ん!ありました~!」 の三角点 ↓
草むらに隠れていた。
30分は見つけるのにかかると思われてたらしい。
地図見ながら、こんなちっこいのを探すのも、めちゃめちゃ面白い!
この教室は、ほぼ申し込む人がいないので 人気がないんだな。
そろそろ閉じようかと思っていたところでした。
そんな時にお一人でも参加希望を出していただいて
コンパスもキチンとした物を準備されて、スマホカバーも山専用だし
ホンキで読図を習おうとする姿勢が嬉しかったです。
ありがとうございました。 ・・・と、コゾノさん。
いやいや、無料ですよ。こんな無料で教えてくれる所なんて
ないですよ。ありませんって。
人気がないというよりも、知らない人が多いのではなかろうか。
また来月も参加させていただきます。こちらこそ本当にありがとうございました。
このブログに載せていいと了解を得たので
コゾノさんの【熊本、読図塾ベーシック参加者募集(無料)】
・目 的:読図自由自在。
・対 象:道に迷いたくない人。
・開催日:毎月第1日曜日と第3日曜日に実施。希望があれば、場所・日時を相談の上実施。
7時00分開始 14時終了予定 会場・その他の都合により変更があります。また、雨天の場合は延期または中止。
・会 場:脊梁山域・久重山域・祖母傾山域・阿蘇山域・その他、山域をかえながら実施。
・人 数:2~5人。
・参加条件:登山アプリ付スマホ・ベースプレートコンパス・雨具・昼食・行動食等登山装備食料を持参してください。地形図は当方で準備、持っている方はご持参ください。
・申 込:希望の方は、参加希望日・住所(市町村名のみ)・あだ名+氏名・年齢
・ 加入登山保険名・連絡先(携帯番号・メールアドレス)を記入し、 下記メールアドレスに送付してください。 yamakozono@gmail.com ※ 質問のある方はお問い合わせください。
地図も読める絵描きに近づいてしまった・・・
いつもありがとうざいます。