心の窓

この世に生を受けた瞬間から
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私の旅の思い出

サンタフェへの道のり・・・恐怖の不思議体験その1

2011-07-07 19:06:27 | 私 人生 旅 アリゾナ編

チャコを出る時、帰りのルートを確認。
しかし・・・
地図を眺めているとサンタフェが近い事に気づきSantaFeには
有名な女流画家『ジョージア・オキーフ』の美術館が有るので急遽行ってみることにした。
『ジョージア・アキーフ(Georgia O’Keeffe)1887年11月15日ー1986年3月6日)
ウィスコンシン州サプレーリー近くで生まれ20世紀のアメリカを代表する女性画家。』



  
地図上で近道を発見!!
砂漠の中を長時間走るので、ファーミントンでガソリン満タン、飲み物、食料を
買い込んで地図を片手にいざSanta Feへ出発!!!
暫くは相変わらず砂漠の中を走った。

すると山道になり木々も目に入ってきた。
地図上では真っ直ぐの道が有る筈が実際には突き当たってしまい
左右に分かれ道になっていて、らしき道が無い!?

仕方なく左に行ってみたが、突き当りにはキャンプ場が有って通り抜け出来ない。
Uターンして元の道に戻ると、一台の白いバンが右の道を走って行くので
あの車に付いていけばサンタフェに行かれる??

慌てて右折したが、今行った筈の白いバンが前方に見当たらない!?!?
今、目の前を走りぬけたのに???
とにかく走って追いつこうとしたが居ない??
どこかで曲がったのかも??
更に走り続けるも、細い1本道で右左折する道はない???
あの白いバンは何処へ消えたのかな???

それにしても、細くて長い道だが人も車も全く居ない。
戻るには、かなりの時間が経っているので時間がかかる。
果たしてガソリンは足りるだろうか?
途中故障しても、誰もいない!?!?
そんな思いがよぎりながらも
引き返しても真っ暗な山道で更に迷う危険が有るので、ただひたすら前進し続けた。

すると進行方向右側は田んぼ??が広がり・・・
左側は道に沿って木々が生い茂ってる。
そんな木々の間からランプだろうか??
炎が小さく見えた『良かった。誰か居る!!』
更に走っていると、その炎は同間隔で燃えている。
車を止めて炎の方へ近づいてみると・・・
ただ木々の中で燃えている炎が有るだけで誰も居ない


人影も無い山中で炎が小さくが燃えてるだけだった・・・
それも、5m間隔位で燃えているのに火事にならないのが変!!!

それまではお互いに恐怖感を吹き飛ばす様に冗談を言って励まし合っていたが
いつの間にか無口になり車内はシーンとしてしまった。

すると・・・・・