いつか どこかで~

日々のできごとを徒然なるままに…

美味しいお店

2009年09月30日 | 日々の暮らし
raの住んでいる小さい街には、小さいくせにたくさんのレストランがある。
フレンチ・イタリアン・和食・カレー・ラーメン…あっ、タイ・ロシアってのもあったっけ。

ここは日本だけど、伝統的な和食を食べさせるお店よりは、種々雑多なお店で溢れかえっている。

まあ、世界各国何処へ行ってもそんな状態なのかと言うと、
raの知っている限りヨーロッパではそのお国のお料理屋さんが多いのでは?(あっ、田舎だったからか?)
車窓の旅に行ったドイツではドイツビールにドイツワイン、ヴルストにザワークラフト
何処行ってもこれが基準でしょ!的な物があったような…

まあ、中華は何処行ってもあったな。困った時の中華頼み~。
raはいいが、ドイツ料理が何故か身体に合わなかったオット。(ヴルスト大好きなはずなのに…)
中華料理屋では生き返ったように、意気揚々としてお料理をパクついていましたっけ。

そんなこの地で、何でも好きに食べられるランチと言えども、いつでも満足できるご飯が食べられるかと言えば然に非ず。
時々、ネットでは高評価だったのに「ありゃ~!?」と思うお店もあったりして

一生の内でお外ご飯を食べられる機会は何回あるか知らないが、貴重な一回である事には間違いない!
raが「ありゃ~。」と思うお店の第一は狭い所。

まったくを持って、狭いテーブルの間を通り奥の椅子に座らなければいけなくなった時なんて、

すでに座ってお料理を頂いている先客さんにお顔を向けて通った方がいいのか
(これは何だか見られているようで嫌だろう…)
お尻を向けて通った方がいいのだろうか
(これはこれでデッカイお尻が横を通る図っていうのも…)

はあ、食べる前から疲れる~。

しかも、狭いテーブルにゴチャゴチャとお皿が並び、ってもう並ばないんですけど~、の図にもなりかねません。
まあ、こんな狭いテーブルで色々頼むのが間違いといえないこともありませんか

まあ、raの居住地では満足できるお店は(かなり高評価に)2軒しかありませんな。
大体が、平日のランチは主婦の声がうるさ過ぎるのよ
って、raのことでしょうか…  まことに申し訳ありません

               


そんなことを思ったのも、秋のお彼岸のお墓参りの帰りに寄ったイタリアンがと~っても良かったから。
お店の前を、釣りもできる川が流れていてロケーション抜群!
武蔵五日市っていう地価を考えりゃ、そんな田舎に都心のお店が対抗できませんわ、と言う意見もありそうだが、
まあ、良かったものは良かったのよ。

ここはバリに一緒に行ったKさんに教えて頂きました。
前回はらんまちゃんと立ち寄ったのだけど、気力がない時期で記事にできず…


でも、今回はあまりのうっとりさ加減にパスタとピッツァのお写真を撮り忘れたので、
前回のパスタ写真を使っちゃおうと。
(今回は温度も湿度も調度いいテラスでランチを頂いたので、うっとりさ加減倍増でした)








別の意味でうっとりと言えば…

同じマンションで、guがず~~と同じ学校だったH君がみごと東大にお入りになりまして、
東大内に一般人でも入れるレストランがあると聞きつけ、お友達4人で興味津々行って参りました

1年生なのでまだ教養課程の駒場キャンパス。

本格的なフレンチを1FLever Son Verre(ルヴェ ソン ヴェール)ではカジュアルに・・・。
2F橄欖(かんらん)は、クラシカルな雰囲気でゆったりと・・・。お召し上がり頂けます。

とのことです。

raも無事東大に入ることができました!  入ってみたら、お散歩に来ている人もたくさんいらっしゃいましたわ。

ここは現役東大生君がウェーターをしているのです。
偏差値の異常に高いしかもイケメン君にサービスを受けるって言うのも
何だか申し訳ないような気がしたり、変な充足感がある気がしたり…


大変いいお店でした



ここはお店にあってお店にあらず、店内広~い。
 
                           密談用かしら?

東北旅行

2009年09月16日 | イベント
オットがやっと休みを取ることができました。
あれ?日光旅行はどうしたの?と疑問をお持ちのお方、オットにとって土日を挟んだ小旅行等、
休みの内に入らない!という事だそうです。ハイ。

で、またもや直前の計画作成
しかも肝心のオットは忙しくて、なかなか考えている暇もないという状態…
元々オットは旅行の計画をたてる事がとても好きで、
旅行よりも計画たてる方が好きなんじゃないかと思われます。
raはいつも任せっぱなし…

でもいつまでたっても、何処へ行くかも決まらずじまい。
raは山陰に行って、宍道湖の夕焼けとか出雲大社を見学してみたい!と訴えてみたのですが、
なにやら台風が来たら困るとかであっさり却下。

じゃあ、台風が来そうな間は北海道だろうな~。と思っていたのですが、
何故だか参考にしているのは東北地方のHP。東北も台風来るんですが…

あまりにも気まらなすぎ!その内飛行機や列車の空席はどんどん埋まりだすし、
お宿もこれは!と思う所は空室がどんどん無くなっていく


それでは…という事でraが考え出したのが「旗持ち旅行」!!

これなら日にちと行き先を入力すれば、どんどこツアー情報が出てくるって仕掛け。素晴らしい!

問題は、ra達が旗持ち旅行を毛嫌いしていると言う事だけ…
ご幼少の砌からマイカーでご旅行をなさっていたオットは、
旗持ち旅行なんて信じられない!という感覚の持ち主だし、
raは父の会社の保養所しか、行った事が無かったからなぁ。
(父!もう少し子供に視野を広める教育をして欲しかったわ!)

大丈夫なのか「旗持ち旅行」…
ツアーの途中で「は~い、〇〇ツアーの皆さんはこちらですよ~。」
のお姉さんの声に、こっ恥ずかしくなって逃げ帰ってくる羽目にはならないだろうか?


更に考えたra。オットが行きたがっているのは白神山地。
ならば、白神山地の専門ガイドに案内してもらう、というツアーが確か何本も出ているはず…
これなら色々説明されても、旅行会社の旗より恥ずかしくないし、
何よりraの大好きなウンチクがたくさん聞けるだろう

          

専門ガイドと歩く「奥入瀬渓流・白神山地・八幡平3日間」どうだ~~。

一日目 奥入瀬



個人で歩いているとつい見逃してしまいそうな①溶岩が冷えて出来た柱状節理だの
②カワガラスだの ③何やらの滝だの ④銚子大滝の名前のいわれだの
⑤お綺麗な青色なのに猛毒のトリカブトだの を教えていただくことが出来ました。

お泊りは「奥入瀬渓流ホテル」
ラウンジでは岡本太郎作の巨大暖炉「森の神話」別ラウンジで「河神」を鑑賞する事ができます。
しっかし、岡本先生…河神…そうですか…こんなイメージですのね…

          


上の真ん中コロンとしたのがアピオス。インディアンの戦闘食と言われたほど栄養価が高いのだそう。
これ以上、栄養つけてどうするのよ~、現代人!絶対太るの覚悟です

二日目 白神山地



この日はあいにくのお天気…もしや雨具の必要があるのでは?と思われました。
バスで移動の間も降ったりやんだり…
ところが!!ここの専門ガイドさん、「これぐらいの薄い雲なら森の中では大丈夫ですよ。」
の何とも心強いお言葉。言われたとおり、雨具の出番はありませんでした

まあ、この日は歩いた歩いた!前日に戦闘食を食べていて本当に良かったわ~。

最初はの様なブナ林の中をのような上り坂をひたすら歩きます。
やがて、渓流沿いのなだらかな山道を、水の透明さに心を癒されながら進み、
ほっとしたのもつかの間の様な建築工事の足場のような所を、一列渋滞になって歩く歩く。

最後はこの日の目的地、暗門第3の滝に到着全工程約5.4km程のトレッキングを満喫いたしました。

今日のお泊りは「湯瀬温泉 湯瀬ホテル(瑞祥殿)」

ここが、本当に良かったのよ!!とにかくお部屋からお風呂から、凄く清潔感が漂っていて、
温泉の脱衣場なんか、水滴・髪の毛一つ落ちてないし(多分床の材質が適当なんだと思う)
従業員の皆さんも東北ベン丸出しのアットホームな感じだし。
情報ではボーリング場はじめ、室内プールも完備とあったので、どんな慌しいホテルかと思いましたが、
瑞祥殿については落ち着いた良いホテルでした。宿はどんなランクでも、とにかく清潔感が一番重要なra。

満足しました~~。また機会があったらゆっくり滞在したいものです


お食事も、落ち着いた食事所で各グループごとに仕切ってあったので、まるで個人旅行のようです。
秋田の名物きりたんぽ鍋、いぶりがっこ(燻したお漬物)等たらふく頂きました。

お土産を見ていたら昔からあった「ユゼ黒糖洗粉」を発見。これが湯瀬温泉発祥の品だったことを知ったraでした。

3日目 八幡平

へ行く途中で勝手に(個人個人で)八幡平大沼自然探勝路散策を散策し、オプショナルの秘湯・ふけの湯温泉へ!



これがあなた、野趣溢れるって言うか、どこもそこも丸見えよ!(一応女性専用は頑張らないと見られない



ああ、こうして見ると八幡平頂上はもはや秋の模様ね。雪に全てが覆われる季節もすぐそこまで。
ガイドさんに、冬の八幡平の写真を見せていただいたけど、そりゃあもう豪雪だわ。
第一、ここに来るまでのアスピーテラインだって閉鎖になるって言うんだから、
よっぽどの根性を持ち合わせていたとしても、冬の八幡平の風景を拝む事は、素人には無理ってものですね。


秋の花々にもたくさん出会うことが出来ました。





旗持ち旅行は、集合も新幹線の中でしたし、すぐにバスに乗って移動。
そして専門ガイドとトレッキング、バスでお宿に運んでもらう。
という、何とも楽々な旅でした。オットも次に何処行くか、何するかを考えなくてよろしい!とご満悦。

メンバーもどうせ中年夫婦の集まりよ…思っていましたが、案外若いカップルや女性グループも参加していて、
「今回は、平均年齢低いですねぇ~。」とガイドの方も、そっとおっしゃっていたほど。
いやいや別にra達が若いという意味ではありません。調度平均ぐらいでしたか…


                              さあ、次は何処に行こうかなって、行き過ぎです!

日光・けっこう凄いじゃない!

2009年09月09日 | イベント
それもまた、一ヶ月も前のこと、日光にオットと旅行に行ってまいりました。
一人海外旅行で遊んできてしまったので、気持ち的には「ど~でも」良かったのだけど、
一人不満を抱えているオットを無視するわけにもいかず、一緒に行ってあげる優しいra

で、オットが選んだのは安・近・短と三拍子揃った「日光」
関東近隣の小学生なら移動教室もしくは林間学校と呼ばれるもので日光に一度は行くはずなのに、
何故か伝統的に日光を外す調布市(未だにそうらしいの)
raはそれから30うん年、東照宮とはご縁がございませんでしたのよ。

なので、密かに楽しみにしておりました

拝観券の仕組みは色々あって、どの組み合わせにしようかと悩みましたが、
初心者向けに一番お得な二社一寺共通拝観権1,000円と、何故か有名なのに東照宮と一緒になっていない眠り猫が見られる東回廊・奥社券520円を購入する事に。



東照宮への入り口石鳥居「東照大権現」と書いてあります。灯篭は大名からの寄進によるもの。



狩野探幽作の象なのだけど、実際の象を知らなかったので「想像の象」と呼ばれている。
右は日本で初めて作られた青銅製の鳥居。
                

超有名なこれが「陽明門」これが見たかったのです~~!!
彫刻は508あるとの事ですが、どういう数え方なのかな?
とにかく一個一個ゆっくり見たい。日がな一日見ても飽きないというので「日暮門」とも呼ばれているそう。





陽明門に隠されているウンチクがけっこう楽しいのだけど、その中でもraが気に入ったのは
「形ある物は、完成した瞬間から崩壊が始まる」と言われている事から、一箇所完成しない部分を作ったと言う「魔よけの逆柱」模様が他とは逆さま!



以外と小さかった「眠り猫」。raはウンチク大好きなのだけど、眠り猫の裏には雀の彫刻があって、
それは猫の側でも安心して雀が遊べるような、平和な世の中が来るようにと言う願いがこめられているとか。

右は、その後頑張って10分ほど登ったところにある「徳川家康のお墓」=「宝塔」

東照宮はその他にもウンチクがいっぱい!raはガイドブック片手にだったけど、ガイドさんに教えてもらったら楽でもっと楽しめると思うの。



輪王寺大猷院の唐門。小ぶりだけどセンス良くまとめられていて気に入りました。
やっぱり彫刻が凄いわ!右は夜叉門の牡丹唐草。

お昼は「日光翠園」の中華。お薦めです!

くねくねと、いろは坂を登って中禅寺湖畔へ

ホテルに入る前に立ち寄った竜頭の滝

今日のお泊りは「四季彩」ギリギリにとったので連泊できませんでした。
お料理もお部屋もお風呂(温泉)も良く、お薦めです。

              
 




夜は偶然開催されていた中禅寺湖の花火を見ることが出来ました!
ホテルの人は一瞬芸的なことを言っていましたが、近くで見られる花火には特別の物があります。
何しろ音と光がほぼ一緒。花火はこれでなくっちゃね。

日頃の疲れも癒され、翌日は戦場ヶ原を歩くことにしました。


戦場ヶ原がこんなに起伏と素敵な渓流を持った場所だとは知らなんだ!
だって、戦場ヶ原を突っ切る道路の両側には、ただの原っぱが続くばかり…
こんなつまらないところ、サンダルで充分だわ。と思ったra。
まあ、踵が比較的低かったのと、しっかりホールドされていたのが幸いして大事には至りませんでしたが、
スニーカー程度で歩くのをお薦めいたします

時間が余ったので、車では入れない赤沼から千手が浜までのんびり低公害バスに乗ったりもしました。

で、今日のお宿は「花庵」こちらは奥日光・湯元温泉の硫黄泉と、日光和の代温泉のアルカリ単純泉、二種類の天然温泉を持つことが売りのお宿です。

まあ、空いていたお部屋はビジネスホテルのような作りではありましたが、
温泉はどんな部屋でも同じよ!部屋数も少ないので、一人でのんびりいで湯に浸かる事ができて満足・満足。




中禅寺湖畔に近いので、お部屋から花火を見ることが出来て、これもまた良かったですね。

次の日はずっと霧の中に隠れてみる事ができなかった「華厳の滝」に早朝リベンジ。
見る事が出来ないと、ますます見たい感が高まるってものです。
まあ、それがギリギリセーフでしたのよ。10分もたたない間に山の方から黙々と霧が下りてきて、見事な滝は姿を消したのでありました。



しかし、東照宮、思ったよりずっと良かったわ!小学生もわんさか見に来ていたけど、寺院は年とってからじゃないと、なかなか感動は出来ない物だとraは思いました。

帰りに寄った佐野プレミアムアウトレットで購入した餃子でお夕飯。
                                再び飯炊き婆の生活始まる…